先日、都内のあるところで。イタリア
のカロッツェリア
ザガート
のチーフデザイナーの
原田則彦 さんにお会いしました。
工場経営者にとって、特に下請け業の多い工場と言う特性の会社にとっては有名デザイナーさん
とお会い出来ることはまずありません。
イタリアの車事情、日本のアフターマーケットのデザインなどについてお話させて頂きました。
そして原田さんデザインBMW『ザガート ロードスター(コンセプト)』の写真にサインを頂いて
しまったのであります。ほんとありがとうございます。
昨年、下町ボブスレープロジェクトでどうしても長野まで行かなければならなくなり
台湾メーカーの「NANKANG」 製のスタッドレスタイヤを買いました。
まあ、長野往復だけとか使わないし出来れば買いたくなかったのですが止む負えず。
現地情報だとかなり積もっていて凍結路面もあると言うのです。
国産スタッドレスタイヤとの比較はしたことがないのでわかりませんが、不安なく日没後の
峠道を走行したりしてきました。ヒャっとすることもほぼ無かったですよ。
アジアンタイヤは結構バカにする人多いですが、コストパフォーマンスもよく
自分の技量と相談しながら乗ればそれなりの雪道でも大丈夫です。
帰りは大人3名乗車で長野(上信越道)→練馬(関越)を高速で帰ってきましたが
もっとヨレヨレして運転疲れるかなぁ~と心配してましたが全くそんなことありませんでした。
そして年末にもうドライ路面は危ないとスタッドレス脱いで、ラジアルに交換してしまったところ
で昨日関東を襲った雪。笑
と言うことで昨日は国産ラジアルタイヤでスタックしたりして
各所で押してもらいながらの走行でした。さすがに昨日はチェーン必要ですよね。
新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
本日7日より通常営業しておりのますのでお気軽にお問い合わせください。
雑誌のコラムにも書きましたがこの下町ボブスレープロジェクトの話は
去年の秋に大田区の産業振興を支援する団体の職員の提案が始まりでした。
地域のモノ作りを盛り上げるためのひとつの企画として「何か作ろう」だったのです。
一番最初に当社にきた職員が「ボブスレー作れませんか?」とA4紙2枚をもってきたのですが
なんでうち?と理由を聞いたら「乗り物のパーツやってるから」爆
と、そんなところからスタートしたのです。
そして12月12日、13日となんと完成にまで至ってしまった(残念じゃなくてね...)ボブスレーマシン
のシェイクダウンに長野スパイラルコースに行ってきました。
シャーシにあたる部分を大田区の町工場が約40社で無償協力。ボディにはあの童夢カーボンマジ
ックさんで空力解析や風洞実験を得てドライカーボンで作られました。国産初のボブスレーマシンです。
テストの前日に長野入りする私は迷子になって半べそかかないように
緊張して出かけたのでありました。中央道のトンネル崩落事故の影響があったので東京から御殿場
河口湖、諏訪で納品と打ち合わせをしてから長野入です。
とにかく寒い。20年前DJの仕事で白馬に行った以来の信州。
ホテルにチェックインしたら大田区の工場の大野さんと國廣さんが早々に到着。
そこに偶然今回のボブスレーに乗って頂くパイロットの吉村選手が...とりあえずご挨拶。
そして、その晩は近所の居酒屋でちょいと一杯やって就寝です。
あまり寝れなかったけど山の朝は早いっす。
とうとう来てしまいました。1998年冬季長野オリンピックのスパイラル会場。
休んでいる間もなくマシンのセットアップが格納庫と言う場所で行われます。今回、マシンに手を入れる
のは童夢カーボンマジックの片山さんと石井さんです。無駄なく、的確にパイロットやブレーカーの意見
を作業に変換していきます。
第1滑走では4度も冬季オリンピック出場経験のある伝説の男。脇田さんに乗って頂くこととなり
細かいセッティングを仕上げていきます。
そしてトップ(スタートライン)までマシンをトラックに乗せてついでに人も乗って上がります。
ずっと都会暮らしの人間が突然こういうところにくると脳が混乱します。夢なのか?現実なのか?爆
と言うことでトップに到着です。調子こいてブラシを拝借してその気になってます。
そして下町ボブスレープロジェクト初滑走の時が迫ってまいりました。
思い返せばいろいろなことがありました、いや、あり過ぎました。
私は第一滑走の脇田さんとマシンについての話を沢山させて頂きましたが
脇田さんのような理解者が居なければ私は早々にこのプロジェクトから降りていたかもしれません。
みんな思いを乗せて第一滑走スタートです。俺、真後ろにいるじゃん。正直、感動で泣きそうです。
車屋さんが作るちゃんと充電出来る「USB充電器を作ろう!」と約半年模索して出来上がった
「USBプラグ」と言う製品。
小型化したので上記写真のように純正のマスクホールパネルに穴開けすれば車内にすっきり
取付が出来ます。
そして長時間使っても充電スペックが衰えないようにパーツ1つ1つにも配慮して作りました。
スマホやipadにも対応します。 仕様は5V2.1Aです。
※コネクタ裏にはブルーのLEDを仕組んでありますので夜間抜き差しする時にコネクタ位置が
わかります。
そしてご家族や友人など後部座席(2列目、3列目シート)でも「充電したーい」との要望に答える
為に昨晩試作してみました。リア席用のUSB充電器です。
ヘッドレストに挟んで使うだけなので取付は簡単。そして見た目もシンプルです。
キレイに見せたい方は配線をシートの中に通してしまうのが良いと思います。
写真は試作品ですが、製品はブラックの樹脂で作る予定です。もちろん、コネクタ部はブルーに
光りますので夜間コネクタの抜き差しで手探りすることはありません。
詳細は近日アップします。