一般社団法人日洋会『第30回記念日洋展』にて | Artist jun~☆夢追い日記☆

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一般社団法人日洋会会友
似顔絵の受注制作もしています。カエルさんの絵を描いたり。ファインアートはいつまでも勉強中。
5月に日洋会展覧会 、9月に個展します。(こちらイラスト中心の展示)
焦らず急がず、夢を持って生きて行こう!

すごくすごーく久しぶりのアメブロ更新です


皆さまお元気でしょうか


もう五月も終わりますね~~


大好きな季節。


五月晴れが広がり、暑くもなく寒くもなく。


本当~に良い季節


そして、またやってきますね。


ジメジメ梅雨が


湿気・ジメジメ・暑い


梅雨時期が苦手な私です



皆様の梅雨の素敵な過ごし方、是非聞かせて下さい






今年も日洋会の展覧会に出展させていただきました。


今まで、私は作品の中に人物を入れて表現してきたのですが、


今年は、人物を入れない構図にしました。


具象・抽象で分けるならば、抽象画に近い作品です。


この日洋会は「魅力ある具象絵画をめざす」としている会。


しかし、日洋会のWebサイトにはこんな言葉が綴られています。


『今、そして未来に、我々は現代の絵画を発信し続けたい。わたしたちが今生きる世界はもはや現実と仮想空間が不可分の状態にあります、その混沌とした世界に何を想い、何を感じ、それを絵画の言葉を使っていかに創造的に表現するかが求められています。そして、それを表現するにはこれまでの固定観念を変革する新たな発想やアイディアが不可欠何だと思います。一度、具象・抽象という垣根を取り払い自由な発想から生まれる表現こそ、今、そしてこれからの未来に求められる絵画表現なのではないでしょうか。』

上記の文章を読んで、すごく共感しました。


今見えている景色をもっと自分なりの表現で表してみたい。


そう感じました。


まぁ、今までもどちらかというと抽象絵画に近い作品だったと思うですが・・。



(カエルさんの絵は別ですよw)



今年の作品のコンセプトは、、



第30回日洋展

「木の記憶」
P80
ミクストメディア

ここ数年「時(過去の記憶・未来への想い)」をテーマに作品制作をしてきました。
その中には必ず「人」を描き、その人(己・他者)が見てきた記憶や未来への想いを伝えてきましたが、今回の作品は「人」を描きませんでした。

私の家の周りには自然が溢れています。
綺麗な野川が流れ、野鳥たちの鳴き声、蛍が飛び交う。四季折々の花々。

そしてそこにずっしりと根を張った「大きな木」。
その木は、一体どんな景色を見てきたのだろう、これからどんな未来を見ていくのだろうか。

人ではないものが見てきた過去・現在・そして未来を自分の心が感ずるままに描いてみました。

(この木は、裏にある桑の木。実は、大きな道路が建設される計画ができた。
回りの景色も変わってしまうだろう。そしてその木は何を想うのだろう・・。)


ちなみに去年は・・


第29回日洋展

「祈り」

P80
ミクストメディア

「これは現実に起きている出来事なのか?
いや、きっと虚像であるに違いない・・。
誰しもが・・きっとそう願いたくなるような映像がメディアから流れくる昨今。
何故、穏やかに只生きていく、他者を認め許し合い、慈しみあって生きていくことが出来ないのか・・。
そして日本はまた過ちの方向に向かっていくのか。
だが、自分が出来ることなんて何もない。


私には幼子がいる。
子どもたちがこの先どのような世界をいきていくのだろうか。
只々心配でならない。

この不穏な世の中が温かい光に満ち溢れ、これからを生きていかなければならない子どもたちの日々が、優しさに包まれた光あふれる世界になるように・・。

祈りを捧げます。
私が出来るたった一つのもの。」


出展申し込み用紙には、作品のコンセプトも書いて提出します。
※コンセプト(作品解説)


そしてその作品、以前にも載せましたが、改めて。


昨年は理事の岡田先生からすごく良い評価をいただきとても嬉しかったです。



そして、今年は・・・



何と会友推挙をいただきました



25日は国立新美術館の講堂にて授賞式があり、名前を呼んでいただきました。


まさか壇上に上がると思わず・・・。


もう少しきちんとした服装で行けばよかったなぁ~~と


描き続けることは大変ですが、自分の想いを表現できる場があるのは本当ありがたいことです。


とにかくコツコツと続けていくこと。


上手くいかないと思っても続けていくこと。


その後には必ず結果がついてくる。


まだまだですが、そんなことを感じることができました



展覧会は5月25日~6月6日まで

国立新美術館にて開催されてます。

お時間ありましたら、どうぞよろしくお願いいたします



とりあえず、今年の日洋展のご報告でした


それではまた