いいやー、弾いちゃいましたね。この変体曲。
それはもうかなり楽しかったですよ。相変わらず22fギターなので音域的に出ないところはありますが・・・・。
さらには、自分のギターは7弦ではないので色々とアレンジしたりごまかしたりして弾いてます。


この曲との出会いは・・・・・アレはまだ自分が高校生だった頃。

俺「もう日本の曲なんて簡単だぜ!時代は洋楽よ!」

なんて勝手に思い込み、楽器屋さんへ行き、とにかく速そうで音符が一杯ある難しそうなスコアを探しました。
それまではヒットチャートに出てくるような曲ばかりやっていたので世界が狭かったんですね・・・・。恥ずかしい。
まぁ、高校生なんてそんなもんです。


で、たまたま手に取ったDREAM THEATERのスコア。
見たらとにかく音符が沢山!それに拍も色々変わってるしこれは難しいに違いない!よし、これだ!

これがDREAM THEATERとの出会いです。

そこから色々世界が広がり、ジャズ、フュージョンまで辿り着きました。
あの思い上がった自分の行動がなければこんなにギター弾かなかっただろうなと思うとちょっとね。


で、そんなこんなで眠っていたスコアからThe Dance Of Eternityを弾きました。
この曲はとにかく難しいんですが、ゆっくり弾いたりフレーズを突き詰めていくとすごい基礎的な記述が元になっているんだなぁと感じました。
ただ単に変体曲なだけではなかったんですね。

えっと、フレーズなんかはいつかまたここで書きます。
とりあえず今回はこの曲との馴れ初めでした。

あ、あとこの曲はもっと沢山上げるつもりです。
ちょっとずつ速さを上げてやって、弾けたらアップします。

まー、無理でしょうが、気長にいきましょう。


今回は自分のギター練習についてだらだらやりたいと思います。
どこか一部手も盗んで参考にしてもらえたらと思います。

まず、曲の練習時間等についてですが、自分はそんなに練習量は多くありません。
コード等をとる時は複雑でなければ聞きながら取ります。それで、繰り返しの時等にフレーズや弾くポジションを研究したりしています。ただし、鍵盤をコピーする時はギターではありえない運指をしたりするのでそこはちょっと時間をかけてやります。

曲を聴きながらコートを取るというのですが、ある程度楽器を長く経験している方なら多くが出来ると思います。
何故なら一曲に使われてるコードは転調などしなければ大体6個だからです。

簡単に言うと

ド レ ミ ファ ソ ラ シ
C D E F  G A B


楽譜の一番最初に♯や♭等の記号が無ければ主に使う音はこの7つです。
この7つの音それぞれに和音があります。
ですが、シの和音はあまり使われない&使われ方が限られている&聞いたらすぐに分かるので実質はド~ラまでの6個を当てはめていけばほぼ見つかるはずです。


楽譜の一番最初に♯や♭等の記号が無ければ、と言いましたが、もちろん♯や♭のついた曲もあるわけです。
それが「キー」というやつですね。
何もついていなければキーがCメジャー。一つ#が付いていたらGメジャー。という風に変わっていきます。
キーについてはそのうちまたブログで書こうと思ってますので今はテキトーに流してください。
ただ、キーがGメジャーになっても主に使うコードは

G Am Bm C D Em

この6個です。もちろん例外も多々ありますがこれを知っているだけで耳コピも随分と楽になるのではないでしょうか?
で、慣れている人はこの6個から当てはめていく作業を曲を聴きながらやっているわけですね。
細かく言うとコード進行にもよくあるものやクセ、理論などもありますから選択肢も限られてきて、より早くコードが見つけられるわけです。
他にも、メジャーかマイナーかの響きの違いや、コードの役割(サブドミナントやドミナント等)を聞けば大体すぐに見つけられるのです。


ですので正直耳コピに時間はほぼかかりません。
ですが問題はソロや決まったフレーズの場合ですね。

まず、ギターソロ。これはまず聞き取りやすい所からやっていきます。
そうするとそのギタリストが何故こう弾いたか、という解釈が見えてくるからです。
それ以外にも使う音、スケールのクセや弾き易いポジションなども見えてきます。


速くてどうしても聞き取れないフレーズというのも出てきます。
ここは自分の持論なのですが、まずCDはちゃんと弾いているのに聞き取れないフレーズ、それは自分が弾くことが出来ないフレーズという事です。

なぜかというと、弾けるフレーズというのは過去に沢山練習したからで、それに伴い耳もその速さになれているんです。つまり聞き取れないフレーズ=自分の速さの限界を超えたフレーズになるのです。
音使いが変わったフレーズなどはこれには当てはまりませんが、自分が弾けないフレーズは聞き取ることも出来ないと思います。

そこで自分はスロー再生をします。
今はいろんな機材に練習用についてますね。

自分が上げた動画で耳コピでスロー再生を使ったのはEL MIRAGEだけです。
ギターではないフレーズで多様なスケールを使っていたので自分の限界を超えてましたので。

JAGUARでも練習にはスローは使いましたが、フレーズは分かりやすかったので耳コピには使ってません。


で、まわり道しましたがコピーができたら解決策です。
これは自分が昔「DONNA LEE[」をコピーしたときにも使った方法です。

まずとてーーーも遅くからフレーズを弾きます。
BMP60くらいでいいかも知れないですね。
それでひたすら弾き続けます。自分は15分くらいやりました。
そしたらクリックの速さを「1」上げます。
おそらく弾けるでしょう。で、また15分弾きます。
そしたらクリックの速さを「1」上げます。

という風にやっていって、最終的には・・・・DONNA LEEは220か240くらいまでやったかな?
こういう風にやっていけばおそらく弾けないフレーズはほとんど無いと思っています。

これが自分がコピーする時にやってる練習でしょうか。
参考までに今までの練習時間載せておきます。


サルーイン:バッキング20分ギターソロ30分キーボードソロ1時間 ソロ練習半日
ELMIRAGE:EWIコピー2日 EWIパート練習1週間
ケンゼン:バッキング40分ソロ1時間 ソロ練習半日
JAGUAR:メロディコピー1時間ソロ30分 ソロ練習半日

大体こんな感じでしょうか。
難しいソロも半日くらいひたすらやればなんとかなるもんです。
むかーしメタルとか聞いてたときにひたすら速弾きやってたので速さにはなんとか付いていけます。
でもその間隔を取り戻すのにどうしても時間がかかってしまうんですね。

ELMIRAGEがやたらと時間かかってますが、これは自分に不慣れなフレーズが多かったためです。
自分より沢山いろんな曲を弾いてる人はもっと速くできると思います。
逆にまだギターを始めて間もない人でも自分が弾きなれているフレーズを増やしていくことでコピーの時間はどんどん短く出来ます。

始めは一ヶ月コピーにかかったとしても次には20日、15日、とどんどん成長していきます。
ELMIRAGEのコピーを2日で出来るようになった時には間違いなく自分よりは上手くなっていると思います。
そしていろんなジャンルですばらしいギターを弾けるようになっていると思います。

目標を持ってそれまでの小さな1歩(BPM1づつ)をちゃんとやっていればいつかわかならず到達出来るというわけですね。

って、自分でエラソーな事書いてしまったのでこれからまた練習します。





えーっと、今回は最近投稿した春畑道哉さんのjaguarという曲のリフとか説明したいと思います。

自分的にはタブ譜なんて高校生以来見てないし、見ても自分の弾きやすいようにとか、サウンドが近くなるようにとかで勝手にポジション変えてしまうんでそのあたりはご了承下さいね。

ちなみに、サウンドが近くなるというのは使ってるギターやアンプ、弾き方や弾く人によって音が全く変わって来ます。
分かりやすく言うと1弦の開放(E)と2弦5f、3弦9f、4弦14f等、ギターには押さえる場所を変えると同じ音でも雰囲気が変わってきます。弦の太さの違いとでも言えばいいでしょうか。

実際やってみると結構音違いますよね?
高いフレットに行くほど音が太くなってきたり。
それによって歪具合やニュアンスの出し方も変わってくるのです。

春畑さんとは機材も違いますのでその違いをそのあたりで少しでも埋めているつもりです。
この辺を頑張ってちょっとサウンドが近くなるようにしています。


さて、本題。
音楽的な用語は頑張って勉強してください。
僕もあまり知りませんので。

まず大きく分けて2つのコードから成り立っています。
CmとCm/Aですね。
Cマイナーペンタのフレーズを繰り返してルートがCとAになるという感じです。
自分はこれをペダルと呼んでいますが最近はあんまり使われない用語なのかな?
一時期スティーブルカサーなんかがペダル多用していた記憶があります。
まぁ、ギターリフの定番パターンではないでしょうか。

まず2小節でルートが変わるのですが、CmとCm/Aではルートが変わるだけで上のフレーズは変化しません。
ですので2小節覚えてしまえばこの曲の1/4くらいは弾けてしまうわけです。


ようやくフレーズの説明に入ります。
まず、Cマイナーペンタを指板に浮かべてください。
そこに9thの音を足します。使う音はそれだけです。
9thはルートが3fだと2弦3f、ルートが8fだと3弦7fになります。

次に鳴らす音です。これは4種類しかありません。
Cmのm3とm7、5と8(ルートのオクターブ上)、8と11、9とm7。これだけです。
これを組み合わせていくとすぐ出来るんではないでしょうか。

それにルートのブリッジミュートを合わせれば完成です。

3fあたりでCマイナーペンタをイメージしても、8fあたりでもどちらでもいいと思います。
ですが、3fあたりだとCmの際のミュートがちょっとやりにくいのと、次のコードのAと音がかなり変わってしまうので自分は8fあたりで弾いてます。
こっちのほうが簡単ですし。


さてさて、解説はこんなもんなんですが、完全に自分が普段使ってる用語で説明したので分かりにくいところも多々あると思いますがその辺のツッコミは勘弁してください。実際スタジオなんかではこんなもんで通じるもんです。

分からない場合はコメントもらえれば頑張って返します!