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私の妹に抱っこされている昊太朗。
昊太朗の小さな手が、おばちゃんの背中をしっかりと触っていて、
その姿が可愛くて可愛くて、何枚も写真を撮りました。
妹はなぜか、旅立つ前日と前々日、2日続けて家に来て、昊太朗をたくさん抱っこしてくれました。
旅立つ日の朝、パパは一度仕事に出かけたあと、なぜか5分くらいしてから家に戻ってきて、「昊ちゃん、パパ仕事頑張ってくるからな」と昊太朗のほっぺにキスをして、再び仕事に出かけていきました。
パパは何しに戻ってきたんだ?と不思議に思ったのを今でも覚えています。
その2時間後に昊太朗は急変しました。
あとでパパに「なんであの時戻ってきたの?」って聞いたら、パパは「なんでか分かんない」って言ってました。
急変する直前には、大好きな訪看の所長さんと大好きな沐浴をしました。
前日に沐浴してたから、その日は沐浴の予定ではなかったけど、
調子も良いし、昊ちゃんお風呂大好きだからその日も沐浴しようってことになって、所長さんが昊太朗の体を支えてくれて、私が昊太朗の体や頭を洗いました。
今となっては最後の沐浴になってしまったけど、昊太朗は本当に気持ち良さそうな顔をしていました。
今思い返すと、いろんな偶然が重なっていて、
突然に思えた旅立ちも、実は昊太朗自身が最後の時を決めたのかなって思うこともある。
昊太朗は自分の運命を分かっていたのかもしれない。
一番長い時間関わってくれた人達にちゃんとお別れをして、
僕、いっぱい頑張ったでしょ?そろそろお空に帰るねって...
けれどママは、今も昊太朗がいない現実を受け入れることが出来なくて、泣いてばかりいる。
もう一度この手で抱っこしたい。
ぷにぷにのほっぺを触りたい。
もう一度沐浴もしたいなぁ。
ついこの間、ベビーバス買い替えたばかりだったんだよ。
とにかく昊太朗に会いたくて会いたくてたまりません。