早速読みました、哀川翔さんのエッセイ。いわゆるタレント本のジャンルなのかもしれませんが、思いの外(と言っては失礼?)良い本だと思います。いまや離婚は、誰にでも起こり得る身近なモノ。子供を連れての再婚もあることなのだと思います。

俺んち、ヤバい!? ~家庭ではなく“族”を目指して~/哀川 翔

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▼この本を読む前のブログ
親の再婚により義父や実の母親の虐待に遭う人もいるけれども、愛情を受けて育つ人もいる。』

~読書メーターに書いたレビューより~

哀川翔さんの家族、子への考え方を漫画と共に読みやすいエッセイとしてまとめた本です。

哀川さんのご家族は、前の配偶者との子供を連れて再婚して出来た家族であるステップファミリー。前半は、哀川さんの面白くも愛情のある家族への接し方、後半は親も自然体であること、親中心ではなく子供中心である事の大切さが描かれています。

哀川さんがパパで奥様の前の配偶者はお父さん。前の配偶者の子供だけではなく哀川さんの子もお父さんと一緒に食事をしたり預かって貰う。子供を分けるからおかしいというごく自然な発想なのだけれども、目から鱗。

ステップファミリーだけではないご家庭でも、親が子供にどう接すべきなのか、哀川さんならではのシンプルな思考で分かりやすい口調でまとめられているので、親として迷う時などにも読むと良いかとも思います。