ネパール悲喜こもごも
当ブログの管理人こっちーは新しいブログ「オロクばかりの恵み!!!」 を始めました。この「ネパール悲喜こもごも」にはもう新しい書き込みをいたしませんが、しばらくそのまま置かせていただきます。長い間おつきあいくださり心から感謝いたします。引き続き新しいブログにも目を通していただけると嬉しいです。

星宣教師としてカトマンズに単身赴任中!(→退任しました。)ネパールや日本で起きている出来事を、キリスト教信仰の立場で斬る!

星カトマンズで関わっている環境プロジェクト、★エデンプロジェクト★ がNPO法人になりました!(=⌒▽⌒=)  




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長い間ありがとうございました・・・

みなさま、長い間ブログを放置していて申し訳ありませんでした。
ネパールでのお仕事が終わってすでに日本に帰ってきたいることと、ブログに向かう気力が湧いてこなかったことで、ほっとらかしてしまいました。

現在、那覇市にある小禄バプテスト教会で4月から心機一転牧師をさせていただいています。
もちろん元気です。
お陰様で家族も親が誇らしく思うくらい、皆たくましく成長しています。
応援いただいたお一人お一人に感謝します。
何より、私の愛する神様に感謝します。

ネパールとの繋がりはまだまだ終わりそうにありませんが、とりあえず「ネパール悲喜こもごも」というタイトルの下では現状としてブロぐるのが難しいことをご理解ください。
ということで、新しいブログをやっとスタートさせました。
ついでにウェブサイトも始めました。
これからもお暇があれば遊びに来て、足跡でも残してくださると感謝です。

長い間ほんとにほんとにありがとうございました。

また沖縄へ・・・

台湾からじゃ!
あっという間のネパール滞在。
子どもたちは会いたかったお友達に会えて、行きたかったところに行けて、大満足!
私はすべての荷物を片付けて、皆にお別れを言って、最後のメッセージに、エデンプロジェクトへの提言など・・・。

とにかく駆け足で走り回った10日間でした。
後半はアップルする時間もままならず、完全にブログ放置。
改めて後半戦の様子を写真入りで紹介したいと思うのでお楽しみに。

ではでは。

ネパールにまた来るっ

今日でまっくんとけんちゃんはKISCでの体験授業を終えた。(火曜日の午後にもう一度さよならを言いに来るけど)
けんちゃんは今日は小学科全体のピクニック、まっくんは放課後にサッカーと、最高の形で締めくくった。

で、学校を出たところでまっくんはこんなことを言った。
「俺やっぱ、毎年必ず一回はネパールに来よう!絶対来る!(きっぱり)」

よっぽど楽しかったと見えるが、親としては嬉しい反面、素直に首を縦に振れない部分も当然ある。

私「あのさあ、いったい誰がお金出すわけ?」
ま「それは俺が出すさ。俺奨学金もらえるし。」
私「・・・・・・・・・」
(あのなあ、奨学金ってそんなことのために使うもんじゃないんだけど・・・)
私「それにな、今回は短い期間だったからただで受け入れてもらったけど、そんなしょっちゅう来てたらKISCも困るだろう。」
ま「いや、もちろん授業にしょっちゅうでないよ。友達に会いたいだけ。」
私「ふーん・・・」

まあ、それ以上突っ込まなかったが、まっくんにとってはやっぱりネパールは居心地がいいんだな。

けんちゃんはといえば、まっくんほどネパールに対する愛着はないみたい。
ただ、たった4日間だったけど、友達との会話は最初の日に比べたら随分とスムーズになったみたい。
授業についていけなかったり、途中で「もーいやだー」って投げ出したりしないか心配だったが、そんなこともなく、日に日に明るさが増して、親としても嬉しい限り。
二日間、仲良しだったレイデン君のところに泊まれたことがとくに良かったみたい。

さて、今日はMさしを含めた3人はクス君という補習校で同級生だった友達のところに泊まっている。
同級生ということと日本語での会話ができるということで、Mさしにとってもこれまでよりリラックスできるのではないかと思う。
明日は、その補習校の卒業式。
そしてクス君は中三でただ一人の卒業生だ。
もちろんみんなでお祝いに行く予定。
楽しみだ。

午後は補習校の謝恩会の後、カトマンズ日本語聖書集会、通称「カフェU集会」が行われ私がメッセージをすることになっている。
気仙沼での被災地支援活動の報告も兼ね、ルカによる福音書10章の良きサマリヤ人の譬えについて語る予定。
ここでも久しぶりにお会いできる方々がいらっしゃるので、楽しみだ。

それにしても、ここへ来てからというもの、歩くこと歩くこと。
1日普通に5km以上は歩いていると思う。
今日なんか8kmくらい歩いたんじゃないか。
忘れ物を取りに行ったりとか無駄骨も多いんだけど、車がないっていうのは大変なんだな。
随分健康的に思えるかもしれないが、カトマンズの空気って大気汚染が進んでいて、砂埃もひどい。
鼻くそほじると真っ黒!(きたなっ!)
なので、この中を長時間歩くのが健康的かどうかは疑わしい。
痩せる分にはいいことは間違いない。

あと、今日はこんなこともあった。
夕方道路を横断しようとしたら、危うくバイクにはねられそうになったのだ。
持っていたカバンがわずかにぶつかった。
もちろんバイクはそのまま何事もなかったかのように走り去った。
昨日もレンタカーが事故った話をしたばかりなのに・・・。
そのバイクというのが、なんと対向車線を逆走しているバイクだった。
右側から走ってくる車やバイクだけを見ていたので、まったく注意していなかった。(ってか普通しないし。)
やはりネパールは侮りがたい。
その意味でも、ネパールにおいては歩きは健康的とは必ずしも言えないということ。
下手すると命を縮めることになる。

それでもみんな無事でみんな守られていることは感謝だ。

「マジで感謝!
シャラララ シャララララ シャラララ ララララン・・・♪」
(イナズマイレブンの主題歌より)

明日も守られ、たくさん祝福されますように。



レンタカー事故る・・

今日はタクシーで動くには不便そうだったのでレンタカーを手配してもらった。
だが、朝8時に待ち合わせしていたのに、待ち合わせ場所に車もドライバーも来てない。
しっかりした会社なので「おかしいなあ」と思ってたら、7分遅れでやってきた。

実は、KISCでMさしをピックアップする時間が8時なので、この日は特に遅れたくなかったのだが、こんな時に限ってうまくいかない。
やってきた運転手に、「なんで遅れたの?」とやんわり聞いたら、こともなげに
「遅れた?時間通りでしょ?」
と抜けぬけと申された。

私「いや、8時に会う約束だったよね。今8時8分だけど・・」
「8時も8時8分も一緒でしょ。カトマンズは道が混むんだからこれくらい当たり前。」

うーん、ここまでずうずうしく開き直るか?
まあ、ここで突っ込むと話がこじれるし今日一日不快な思いをするのは目に見えてるし、この話はここで終わった。

が、しかーし、もっと大きな出来事がその後に待っていた。

・・・とその前に

ドライバーが「カトマンズは道が混む」とか言ってたが、実はこの日は公休日で官公庁や学校もお休み。
当然道はスーイスイ!
私は彼が道を走らせている間中、先ほどの言葉に突っ込みを入れたいのを我慢するのに必死だった。

で、もっと大きな出来事のこと・・・

今日はまずはブッダジョティに行き、Mさしやスニータたちが昨日までに仕上げた再生紙の封筒を取りに行った。
その後印刷会社に立ち寄るために、プルチョークまで来た時のこと。
このドライバー、よく確認しないで右折したもんだから、反対車線を直進していたマイクロバスの影を走っていたバイクにぶつかってしまったのだ。

「おりゃああ、貴様どんな運転の仕方しとるんじゃいっ!前見て走ってんのか、おりゃあ!」
日本語で言うとこんな感じの勢いで、顔色を変えて飛び出したうちのドライバー。
つばをぶっかける勢いで、幸いにけがをしなかったバイクの兄ちゃんと口論を始めた。

・・・・・・・・・・

あのなあ、はっきり言うけどさ。
100%あんたが悪い。
俺、あんた支持しないし。

とにかく、野次馬も増えてきて、交通渋滞になりかかってたので、レンタカーの会社に連絡。
すぐに代わりの車とドライバーをよこすようにお願いした。
交通警察がやってきて取り調べも始まった。
状況の説明を求められたら、正直に、「うちのドライバーが悪いですっ!」ときっぱり言うつもりだったが、結局その機会はなかった。

幸いにすぐに代わりがやってきてくれたので、あとはお巡りさんと野次馬に任せて私とMさしは現場を後にした。

ちなみにこの日公休日だったため、予定していた郵便局と印刷会社での仕事は両方ともキャンセル。
ちゃんと調べなかった私も悪いけど、ハプニングって重なるときは重なるんだなあ。

昨日まではスケジュールが順調すぎて、なんとなく不安を覚えたが、まさにその不安が的中。
ハプニングなしのネパールの旅はあり得ないってことか・・・。

まあ、事故も大きな事故ではなく、車のバンパーとバイクの横が少しへっこんだくらいで済んだのでよしとしなければ。
また明日仕切り直しと行こう。

守られたことに感謝です。

今日もいろいろです・・・

今日も忙しかったなあ。
子どもたちは宿泊先のサンワン君の家からKISCに登校。
私はMさしだけを連れて、旧エデンプロジェクト活動地であるバラジューのブッダジョティへ。
先日お願いしていた再生紙の封筒作りの経過の視察と、アドバイスをするため。
スニータを始め、女の子たちに「Mさしにもボランティアをやってもらうから、仲良くして頂戴ね。」と言い残して、私はとんぼ返りでサトバトに戻り、MCDSとの会議。

ネパール語も英語も不自由なMさしを一人だけあとに残すのは気が引けたが、旅行に来る前から「なんでも手伝いますっ!」と彼自身が力強く言ってくれてたので、「男ならやってみろ!」と私も突き放した。

でもそういえば、「できるだけ一人にはしないでくださいね。」と旅行前に不安そうに言ってたなあ。
もう遅いわ。(笑)

Mさしもそうだが、彼を受け入れたスニータたちも戸惑ったろうなあ。
ま、決まった大きさに切った紙を折って糊付けするだけの作業だし、言葉そんなにいらないし、こっちが心配しても始まらん。

そんなこんなでMCDSの会議。
これは結構シリアスな内容。
実は、エデンプロジェクトは今年度、活動費が足りてない。
その影響が結構出ているので、今後どうするかという議題。
何がどう問題なのか、ここで説明することはできないが、資金繰りが厳しいのはエデンプロジェクトだけでなく、実はMCDS全体である。
活動の縮小、人件費の削減、スタッフのリストラ、そしてMCDSからの独立(エデンだけ)も含めてあらゆる可能性を模索した。

MCDSとしてはエデンプロジェクトの活動内容を最大限に評価していて、その評価はカトマンズ市の環境課でも高いので、できるだけ活動を縮小しない方向でやっていってほしいとのこと。
しかし、現実的な困難さも考慮しながら、締めるところを締めていこうということになった。
私もそれをよく知っているので、やはり沖縄側でもっと多くの方々にこの活動を認知していただいて参加していただくことが必要だと感じた。

もちろん辛口の意見もいっぱい出した。
そもそもネパールバプテスト教会協議会の元にあるNGOであるのに、地域教会からのサポートが全然拡大されてないのは大いに不満である。
外にばかり頼らないで、内側でもサポートを増やすべきではないか、というのがその一つ。
ずうっと前から言っていることだけどさ。

とにかくこれからも主に委ねて信仰を持っていきましょうと祈って会議を終えた。

3時間後にブッダジョティに戻ったら、小さな部屋で3人の女の子たち(16~22歳くらい)と一緒に作業を続けているMさしの姿が・・・。
あまりに微笑ましいのでビデオと写真を撮りまくった。(笑)
「これって、職場体験だよな。」
「・・・そうですね。」
などという会話をしているうちに、子どもたちの授業が終わる時間になったので、Mさしの仕事もおしまい。
スニータたちにさよならを言って、またタクシーでKISCへ。

KISCではけんちゃんが笑顔で他の子どもたちと仲良く遊んでいた。
昨日と比べて随分打ち解けたようだ。

さて、この日からけんちゃんはサンワン君の家を出て同級生のレイデン君の家に移った。
お父さんがけんちゃんが家に泊まるのをとても歓迎してくれていて本当に感謝なことだ。
「今でも自分の一番の友達はけんちゃんだって言うんですよ。」とおっしゃってくれた。

けんちゃんをレイデン君の家族に委ねた後、まっくんのリクエストでエンジニアリングキャンパスでサッカーをすることになった。
このキャンパスにあるサッカー場は、かつてまっくんがフレンズクラブというサッカークラブで利用したこともあるところ。
同じクラブの友達だったアランバ君のお父さんに電話を掛けたら、ここで今日サッカーの練習があるということだったので、放課後早速練習に加わることにしたのである。

キャンパスは以前よりきちんと整えられていた。
顔なじみの女の子たち(女子サッカーチームの子たち)がいたが、みんな大きくなっていた。(あたりまえか・・・)
こちらに気付いてにっこり笑顔を見せてくれた。
新顔がほとんどという中で、まっくんは男子も含めて一番背が高かった。
昔はあんなにちびだったのに・・・。
お世話になったプラカースコーチもまっくんが来てくれたことをとても喜んでくれた。

練習は男女入り乱れての紅白戦。
しかも小さい子は8歳くらいか。
来ている服もバラバラでビブスなし、ボールは空気が抜けていてグラウンドはでこぼこ。
ゴールは、地面に置いた二つのバッグの間。
この無秩序さ、いい加減さがまさにネパールサッカーの真骨頂!
しかし、まっくんのサッカーの原点である。

小さい子がいる中では本気を出すわけにはいかないので、まっくんは適当に手抜きしながらやっていたが、それでも締めるところはきちっと締めていた。
このあたりも成長が感じられる。
昔は手抜きするほどの技術なんてなかったけどなあ。

コーチにも褒められ、「何年かしたら5人くらい日本人連れてきて、リーグを戦ってくれ。」とか言われていた。

この無茶振り、相変わらず変わってない・・・・

まあ、アランバ君とお父さんにも会えてお土産も渡せたし今日も満足な一日だった。

夜帰宅後けんちゃんの様子を知りたくて電話したら、ディナーは外食だった模様。
とても楽しいようで、こちらのほうも満足じゃ。

それにしても朝から晩までよく動いた。
タクシー代は結構かかったけど、予想通りレンタカーを借りるよりまだ安い。

明日(日本時間の今日)は一段と忙しい。
リビングバプテスト教会青年会のピクニックに行くのだ。
一日中参加する時間がないので、午前中はいろんな作業をし、午後から子どもたち&Mさしと一緒に参加する予定。

明日も楽しく有意義な一日になりますように。
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