「野球からひろがる笑顔の輪~ネパール野球ラリグラスの会~」 -2ページ目

硬式野球チーム「Nine Force」と連携して活動します。





謹賀新年。ネパール野球。

時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。平素の皆様のご支援に感謝するとともに、一言ご挨拶を申し上げます。

さて、2015年は当会にとって波乱の年となりました。ご承知のとおり、2015年4月25日にネパールで発生した大地震の影響により、当会の活動も計画の大幅な変更を余儀なくされ、地震発生後は、震災復興支援活動が重要な部分を占めることとなりました。その中で、震災復興支援に対する義援金を募集したところ、多数の皆様からのご厚意を賜りました。義援金をお寄せくださった皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。

また、当会では震災復興支援活動の一環として、12月にネパールにおいて「ネパール復興支援野球大会」を開催すべく準備を進めてまいりました。しかしながら、別途ご説明しておりますとおり、9月から始まったネパールの新憲法公布に関する混乱の影響で、やむなく大会を延期することといたしました。新憲法に関する混乱に関しては、その他にも、当会が送付した野球道具がインドで足止めを受け、ネパールに届いていないという影響も出ております。関係者の皆様にはご迷惑をお掛けしておりますが、事情をご理解願えれば幸いです。

2016年は日本とネパールの国交樹立60周年にあたります。また、当会の活動も18年目を迎えます。支援者の皆様には、より一層のご支援を何卒お願い申しあげます。また、ネパールの震災復興には、これからも長い年月が掛ります。ネパールの震災復興へのご支援も引き続きよろしくお願い申し上げます。


2016年1月
NPO法人 ネパール野球ラリグラスの会 理事長

小林 洋平



2015年はきっと忘れられない1年です。

今年も1年間ありがとうございました。
多くの皆様に支えられ、自分自身もラリグラスの会の活動も何とか大晦日まで走り抜く?ことができました。

正直、今年は本当にきつかった。
振り返れば、今年の正月に初詣に行き、おみくじは人生で初めて「凶」をひきました。もちろん良いこともありましたが、「地獄」(表現の仕方は悪いですが…)のような1年でした。

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4月25日のネパール大地震以降は歯車が噛み合わなくなりました。色々と動き回っていたものの、当初予定していたことが実施できなくなり、時間が止まっているような感覚でした。大地震直後に現地に行き、被災された人々の様子を見て、何とかしたいその一心で動いていただけだったと思います。今年は講演や取材も覚えていないほどありましたが、活動や野球のことではなく、地震の話ばかりしていた気がします。

12月には現地で復興支援野球大会を開催する予定でいました。しかしながら、今度は地震ではなく新憲法公布の混乱により、大会延期(来年4月を目処に延期)を余儀なくされるなど、ここでも計画通りにいかず。
大会は開催できませんでしたが、12月19日に被災したチームを対象に野球の親善試合を行いました。グラウンドは以前のように「笑顔」で溢れていました。白球を追いかけ、盛り上がっている様子を見て、止っていた時間が再び動き出したと実感いたしました。また、皆様からお預かりした義援金をもとに、多くの支援をすることができました。現地は今も厳しい状況が続いておりますが、12月16日に復興庁の設立が可決され、復興に向けようやく少し前進しました。

ネパールではありませんが、今年は縁があってアブドラ・バラ投手(パキスタン)を支援していました。春先に細いので年内に体重を最低でもあと10キロは増やしなさいと言っていたのですが、アブドラではなく自分自身が10キロも体重が増えてしまいました。異常なぐらい自己管理がしっかりできなかった1年でもありました。(自分の弱さです…)

パキスタンといえば、パキスタン野球連盟に断っているにも関わらず、アジア野球選手権のパキスタン代表コーチに登録されるという出来事もありましたね。(その後、パキスタン代表の色川監督からも連盟に強くお願いしていただいてコーチからスタッフに変更していただきましたが…)

なんだかんだで色々な「野球」に触れている1年でもありました。

2015年は色々と勉強になりました。
来年もいろいろチャレンジしていきます。
今後ともご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願いいたします。

皆様、良い年をお迎えください( ◠‿◠ )



(写真:今年の象徴。ネパール・バクタプルにて)

Sports for Tomorrow!!Jリーグ様とイベントをします。

今年は4月25日(土)にネパールで発生した大地震および9月に公布されたネパールの新憲法に関するネパール国内の混乱が当会の活動にも大きな影響を与え、波乱の一年となりました。活動内容も当初想定していたものとは大きく異なるものとなり、震災復興支援の一環として12月に開催を予定していた「ネパール復興支援野球大会」も新憲法に関する混乱の影響から延期を余儀なくされました。


また、その一方で日本政府が進めるスポーツによる国際貢献活動である「スポーツ・フォー・トゥモロー」のコンソーシアム会員として当会の加入が認められ、野球のみならず、他の競技団体との連携も進むこととなりました。来年にはJリーグ様とFC東京様とネパールでスポーツ教室を行います。スポーツでネパールの子どもたちの笑顔がひろがることを期待しています。(写真は26日の読売新聞)

バクヤプル・チャングラナヤン地区学校訪問。

バクタプルのベースボールグラウンドから徒歩2分の学校と徒歩5分の学校を訪問。


ほとんどの子どもたちが地震で被災しました。


2校の全生徒に文房具やノートを支援いたしました。















皆様ありがとうございました☝( ◠‿◠ )☝