ラルフ:・・・・・・。
     おいら、ラルフでし。
     暗くてよくわからない、ですが。


ラルフ45

ラルフ:おいら、ただいまキャリーの中でし。
     母ちゃんに入れられた、でし。
     ご飯の時間じゃなかったでしか?

・・・・・・・・・・・・・・・。
ラルフ?そうなった事情を説明して。

ラルフ:・・。あい。
    猫部屋に違い棚があるんだな。
     マーキング禁止
    そこに貼ってあるペットシーツの上に誰かがちっこしたんだな。
    (多分むさし。もしかしたら、かんな)
    だからおいらも別のペットシーツでマーキングしようと思ったんだな。
    ちょうどもよおしたところだったから、うん○なんてしてみたんだ。

ほやほやのところを母ちゃんが発見したわけですよ。
猫たちの夕飯前のトイレ掃除タイムに。
そうなると夕ご飯なんて後回しにして片付けないと、
他猫が踏まないとも限りません。
で、片付けているとラルフはずだずだ走り回るわけで。

ラルフ:・・・・。おいら、うん○ハイだったんだな。うん、うん。

走り回るだけならいざ知らず、
水入れに足を突っ込んでびしょぬれになるわ、
その足でカリカリ皿につまずくわ、蹴飛ばすわ。
でっかい音がして、他猫もびっくり。
一緒になって走り回るのもいる・・・。
母ちゃんが片付け終わって、リビングを見に行くと
すでにぐっちゃぐちゃ。
超・超びびりのゆかりちゃんなんか、
ソファー裏の一番奥に頭からもぐって尻尾ぶわんぶわんだし。
 人慣れ?

ラルフ:おいら、まだ走りたかったんだが、母ちゃんにつかまっただよ。
     で、キャリーバックに押し込まれた、と。

とにかく落ち着いてもらわないことにはどうしようもありません。
そのままバックの中で缶詰ご飯は食べていただきました。
ぺろっと完食。
ゆかりはしばらくご飯に気づきませんでしたが、
やっとこさ食べられて。

カリカリを支給するころには、猫たちも平静を取り戻しました。

ラルフ:・・・・・・・。母ちゃん。


ラルフ46

ラルフ:そろそろ、おいらも出してください。