車の半年点検にて。
7年過ぎたあたりから点検に出すたびに新車乗り換えの案内をされるようになりました。
うちの車も8年と半年になり、当然今回の点検でもその話に。いつも言葉を濁していたけど、何となく今回は一度きちんと話しておこうと思い立ちました。
*この車は夫の形見のようなものである事
*夫が突然「車が欲しい」と言いだしてから購入までの経緯
*それは彼が亡くなる約2ヶ月前だった事
*実は最後の私へのプレゼントだった事
*その事を夫が亡くなった後に義姉から知らされた事
そして、このような経緯から最低でも十三回忌までは乗りたい。
そのために大切に乗っている。
担当も(それが仕事とはいえ)間で質問も挟みつつ静かに聞いてくれました。
最後に、
「ご主人はこの車に乗ることができましたか?」と聞かれ、そう、一度だけ乗れた。もちろん運転は私だけど、外出できるよう何日も前からドレナージとか色々準備をして外出できたんだ。あれが最後の外出だったんだ。
と、込み上げるものがありましたが、なんとか泣かずに話せました。
まあ要するに、最低13年は乗り換えはしないよ。今後その話はしないでね。儲からない客でごめんね。その代わり車検も点検も保険もここでするからね。問題なく乗れるよう整備お願いしますね。っていう話。
実際「儲からない客でごめんなさいねw」と言っちゃった。
でも、とにかく大切に乗っているんだというのは伝わったのか、「ちょっとした事でも全然構わないので何でも相談してくださいね」と神妙な面持ちで言ってくれた。
車の営業は大変だと思う(何の営業でもそうだけど)。
実際これまで担当営業が何人変わったか。前任の若い子は辞めてしまったらしい。私がこの話をするまでは、営業の難しさなどちょっと泣き落としに入ってないか?って感じだったけど、逆泣き落としという返り討ちに合わせてしまった。ごめんね。
いや、こんな事情がなくてもそうそう乗り換えできる経済的余裕もないけどね!残念ながら。
敷島珈琲店のモリライスランチ
右奥のタレは何にかかるんだろう?
と思ったら、コーヒーゼリーだった。
メニューちゃんと見てないし店員さんの説明も聞いていないw