どうも、ねへほもんです。
この度、ディーセレの止め界隈に新入生が入ってきましたのでご紹介します。
前へ。
ずっとバニラルリグしか使ってこなかった僕ですが、
【祝】効果持ちルリグ
ディーセレでは爾転以来の効果持ちルリグです。
やったぜ。
リメンバに効果消されちゃいますね。困ったなぁ///
とまぁ、冗談はさておき、重要なのは色です。
2色持ちなので、チーム編成だとピース構成の幅が広がります。
要は、
こういう編成にできるということです。
1.止めAPEXについて考える会
という訳で、今回の主役はこちらですが、この記事では止めAPEXと呼ぶことにします。
厳密にはAPEXはLv3ルリグで、下級とは関係ないのですが、青黒ピルルクよりはAPEXの方がカッコいいので。ただそれだけ。
止めAPEXの多色という強みを活かすならピース採用で、中でもナウいピースとしてGONGと組み合わせるのは確定的でしょう。
GONG採用を前提として、既存のママ・あーやと比べてどこが優れていて、どこが欠点かを挙げつつ、どういう構築と合うかを考えてみましょう。
①ピース編成の自由度が増す
やはりコレが一番でしょう。
GONGの相方ピースが弱い弱いと言われ続けてきた中で、UNKNOWNが採用できるのはアツいです。
まぁ、個人的には脱法ドリームチームピースも好きだったので複雑な気持ちですが。
特攻型の止めデッキだと、終盤は汚い色のエナが余るので、無2はタダみたいなもんです。
後はアシストが赤+赤に限定されますが、
熱線も有力です。赤1無2で盾1枚焼却は現実的に払えるコストでしょう。
メインフェイズの盾割りならLBは気にならないようでも、LBサーバント回収で負けた試合も多くあるので、焼却できるのは強いです。
UNKNOWN or 熱線 + GONGが標準的な構成かなと思います。
後は構築を寄せる必要がありますが、こういう選択肢もあります。
APEXが青黒なので、ここにLv1アルフォウ(8枚落とし)を添えれば黒ルリグ2体を揃えて18枚落としができます。
デッキ40枚のうち、初期手札5枚と盾7枚で残りは28枚で、18枚落とせば残りは10枚。
先攻3ターン目なら相手はドローフェイズに4枚引いており、残りを相手のデッキ掘りとこちらからの山落としで補えればリフレッシュに入れられます。
熱線と同じ3エナコストながら、Lv1アシストがただ山を落とすだけのアルフォウになるのは弱いですが、代わりにDEATH DECKの方は12000マイナスと2枚回収が付いてきます。
リフレッシュしてから盾を割れば、LBでサーバントを拾われることも無いので熱線より強いと言えるかもしれません。
後は相手の山を削るギミックをどう組み込むかですが、僕が知ってる黒いカードはハイティしか無いのでこれから研究します。
自分のトラッシュを20枚にする必要もありますしね。
②アシストルリグの色が縛られる
APEXさいきょー!と言いたいところですが、いざ構築を考えてみると、アシストルリグの色が縛られることが厄介です。
僕が過去GONGのお供に使用したアシストルリグは以下の3種です。
・レイラ
・ミカエラ
・メル(Lv1はエナ設置、Lv2はバーサク)
みんな色違うねぇ???
例えば、先週のバーサクあーやのように、APEX(青黒)+レイラ(赤)+メル(緑)のような構成にすると、同色2体が揃わずUNKNOWNや熱線が強く使えません。
ピースは強くなったが、アシストが弱体化したとなっては意味がない。
なにせ、APEXにはもう1つデメリットがありますからね。
③コイン無し
今までの止めデッキを支えてくれたこちら2種が使えなくなります。
以上をまとめると、メリット・デメリット双方が存在するため、「APEXさいきょー!ママやあーやは用無し・・・とはならない」ということです。
上記の特徴を踏まえ、APEXと合う構築の条件は以下の通りです。
・止め速攻というコンセプトと噛み合うか、メインデッキと相性の良いアシストルリグを採用できる
・元々コインの必要性が低いメインギミックと組み合わせる
これだけだと分かりづらいと思うため、例を示しましょう。
ディソナ
です。
・アシストルリグ
レイラ+ミカエラで、ピースにUNKNOWNを採用すると、3色揃えつつ青2体を用意できます。
GPで優勝した1止めママのように、盾をバリバリ割りつつミカエラで鯖をピーピングするプランなら、ゲームプランとアシストがバッチリ噛み合います。
・メインギミック
ディソナ勢はディソナで固めてこそ強みを発揮するので、元々ハイテイや仮面を採用する価値は低かったです。
後は何よりコイツがヤバイです。
盾0枚の相手に出せば、0エナ8000以下バニッシュという破格のコスパ。
下級除去ならバクチク、上級除去なら見得の戦術があるため、ハイティや仮面の穴は十分に埋められるでしょう。
そしてもう1つ、それが今回ご紹介する青単フルハンデス型です。
2.先週のセレモニー→5色構築、今日の記事→単色
まずはリストから。
1つお断りですが、
合成写真
です。
すみません。。。
本当は、今日おうちでカードを仕入れてから秋葉原のウパで試運転する予定だったのですが、
思考盗聴されて先にマドカを買い占められました
4枚要るねん、1枚じゃ足らんねん。
僕よりも先に1止めAPEXを組んだ人が居ます。間違いない。
やむなく遊々亭で購入しましたが、即日では届かないので発売当日試運転は断念しました。
この記事のせいで、カイジの限定じゃんけんバリに買い占められて遊々亭の在庫も枯れるかもしれないので、早めに仕入れておくことをお勧めします(そんなことはない)。
冗談はさておき、デッキの解説に移りますが、まずはこのデッキが先ほど述べた下記の条件を満たすか確認しましょう。
・止め速攻というコンセプトと噛み合うか、メインデッキと相性の良いアシストルリグを採用できる
・元々コインの必要性が低いメインギミックと組み合わせる
・アシストルリグ
レイラの相方にアザエラを採用しました。
5000以下バニッシュと1エナチャージ。
普通に使っても優秀ですが、このデッキだと両方の効果ともに非常に相性が良いです。
このデッキの原形は、1止めママがGP優勝した翌日にいちゃもんを付けるという不敬罪を犯した記事でご紹介した1止めあーやです。
こちらでは、レイラの相方にLv1のサンガを採用しました。(当時メルを持ってなかったので代用)
このデッキは青のハンデススペルを連打して、速攻でフルハンデスを狙う構築のため、序盤に青エナを補給する手段が必要でした。
そのため、2エナ設置できるアシストルリグが必要という訳ですね。
今回はエナチャージの手段をアザエラに変更しました。
まず、先攻は2ターン目しかフルハンデスしない(1ターン目はルリパンしないのでハンデスするだけ無駄)ので、5000以下バニッシュ効果は有効に使えます。
次に、1エナしか増えないのは問題ありません。
スペルの使用回数が1回減りますが、相手の盤面を1面分除去する必要がなくなるので、余裕が出来た盤面にSヨクセンキやマノミンを立てればハンデス枚数は同じです。
むしろ、元々のあーやでは盤面除去手段を素引きする必要があったのが、ルリグデッキから確実に除去できるようになったので安定感が増したと評価できます。
が、アザエラに代えるにあたり、1点注意点があります。
エナチャージ1≠青1エナ追加
要はこういうことです。
止めあーやのフルハン構築を何度か使ったことがありますが、エナチャージでハイティが落ちないかビクビクし続けていました。
アシストメルならトラッシュから確実に青エナを置けるので問題ないですが、ランダムエナチャージだとリスクを負います。
今回は、青以外のエナが落ちるリスクをゼロにしました。要は、
青単
です。
アーツの都合上、2色シグニを入れているので厳密に青単というのか怪しいですが、絶対青エナが落ちるようにしたということです。アザエラ1チャージだけなら問題ないですが、UNKNOWNの2エナチャージでも青チャージお祈りをするのはさすがにリスクが高いです。
エナ色問題は青単構築で解決しましたが、青単構築、要は「赤要素少な目で盤面除去が足りるのか?」という問題が残ります。
続いて、APEX構築のもう1つの条件である、
・元々コインの必要性が低いメインギミックと組み合わせる
の話に移りましょう。
ハイティも仮面も青じゃないからフルハン構築では使いづらい、コイン無しの青だけでもやれるんじゃあという所をお示しします。
3.青の除去力ってスゲー
まず、そもそもこのデッキは何面除去する必要があるかを整理しましょう。
いつも通り、先攻4ターン目、後攻3ターン目に勝利するデッキで、必要な除去面数は同じです。
先2 or 後1:Lv1を1面除去
先3 or 後2:Lv2とLv1を1面ずつ除去
先4 or 後3:Lv3とLv2を1面ずつ除去
たった5体除去すれば終わりです。これが1で止める効果です。
フルハン+盾割りに全振りした上で、3面要求を継続するのはかなり厳しいです。
手札やエナが不足する以前に、除去手段をデッキに積み込む枠がねぇ。
2までグロウするのは論外として、1止めで計5体除去するのも実は大変です。
フルハンってやられる側は堪ったもんじゃないでしょうが、1:1交換なのでやる側も負担が重いんですよ。。。
そこで、ルリグデッキの助けを借ります。
アザエラでLv1、UNKNOWNでLv2を除去できます。すると、どうなるでしょう?
先2 or 後1:アザエラで除去するので不要
先3 or 後2:UNKNOWNで1面、残りのLv1を除去すればOK
先4 or 後3:Lv3とLv2を1面ずつ除去
計3体まで減らせます。
しかも、手札が整わず不安定になりがちな序盤の除去をルリグデッキに任せられるので、終盤用の除去手段を温存しつつゲームを進められます。
相手に手札を大量にガメられると、UNKNOWNは2ドロー+2エナチャージを使わざるを得ませんが、先に手札をガメるためにドロソを使い果たしてくれるので、フルハン後は盤面が弱くなるはずです。
で、計3体を除去する手段ですが、パワー3000以下のシグニはカツオで除去します。
問題はLv2以降のデカブツの除去ですが、青の除去手段も舐めたもんじゃないですね。
どちらもフルハンの過程で条件を満たせます。
UPDATEは電機縛りですが、Sヨクセンキと赤青バニラが共に4投ずつされています。
4.フルハン(フルハンできてなかった)
構築面では最後に1枚だけご紹介します。
はい、思考盗聴された奴です。
以前の1止めあーやは、フルハンを謳いつつ実はフルハンできていなかったため、反省として採用しました。
除去が必要な盤面が減るのが1止めの長所ですが、1面放置されてしまうのが問題でした。
形式上フルハンしても、次の相手のターンでは、元々存在する1体に加えて残り2面を埋めれば済むため、フルハンの威力が削がれてしまっていました。
とはいえ、わざわざ3面除去するなら1止めにする意味がありません。
除去する必要は無く、無力化すれば十分ということで、「凍結」させることにしました。
こちらの空いている盤面の前のシグニなので、相手が殴りたければエナに送った上で3面埋める必要があります。手札6枚の相手にが2面埋めるのも3面埋めるのも大差無いですが、フルハンされた状況だと2面と3面の差は大違いで、場合によっては盤面が埋まらない可能性もあります。
特に先攻だと、防御アーツ0枚(竜花回復はなるべく使いたくない)で4ターン目を迎える必要があるので、相手の攻めを妨害する効果が大きいです。
先攻2ターン目と3ターン目にそれぞれ立て、実質2ハンデスが決まると相手としては相当不快でしょう。一方、後攻だと1ターン目は相手のシグニが起きていて意味が無く、2ターン目しか使えず優先順位は落ちるのでエナコストにして問題ありません。
後攻を考えると4枚は要らないかもしれないので、適宜調整してください。
ちなみに、凍結手段を色々探しましたが、以下の理由からマドカが優秀と判断しました。
・非LB(LBは青スペルでカツカツ)
・凍結対象を自由に選べる
・手札交換がある(不要になったハンデス手段を捨てて、UPDATEやFAILUREを引きに行く)
5.回し方
最後に、簡単に回し方を解説します。
基本は以前の1止めあーやと同様ですが、最大のポイントは色エナの確保です。
青単に寄せて山をガンガン掘るとはいえ、青単に寄せた分、赤や緑エナが不足しがちになります。
先攻→マリガンで多色シグニをキープ
後攻→ガードする必要は無いので、サーバントはエナチャージ
を意識しましょう。
(先攻)
・マリガン:LBは全部戻す。2色バニラとヘケトを優先的に残す。
→1ターン目に手札を全部ぶん投げるので、後攻1ターン目以降で使いたいカードは戻します。
・1ターン目:鯖や2色バニラをエナチャージ。レイラで手札を3枚投げ捨て、2色バニラとヘケトを盤面に優先的に立ててエンド。
TOO BADLYのように、先攻1ターン目に踏みたいLBがある相手なら轢断も使いましょう。
→まだハンデス前なので簡単に除去されますが、除去にコストを使わせるのも実質ハンデスなので、きっちり2面並べましょう。
後、手札がぴったり0枚になるので、
5ドロォォォォォォォォ
ができます。
先1からハンデスしない分動きは静かに見えますが、ここで色エナを確保することで、轢断&竜花が撃ちやすくなるので、意識して動きましょう。
いや、ハンド3枚ぶん投げて5ドローしてる時点で静かじゃないか。
・2ターン目:青スペル連打でフルハン。相手の手札が多いなら、アザエラで1面除去しつつ、Sヨクセンキ+マドカという感じの盤面で。相手の手札が少ないなら、アザエラを温存してカツオ+マドカとなる場合もあり。
アークライトを使ってアタック。
・3ターン目:相手の手札の限りフルハンして、UNKNOWNで1面除去して、カツオやFAILUREでもう1面除去。可能ならUNKNOWNを次に温存するのもあり。
→相手の盾が少なそうなら、竜花+GONGで特攻を仕掛ける。相手が盾をキープしており、こちらが後攻3ターン目を耐えきれるなら4ターン目までステイもあり。
・4ターン目:UPDATE+FAILUREで2面要求し、フルハンした上でアタック。
(後攻)
・1ターン目:相手の手札枚数次第で分岐。アザエラで2エナまで確保できるので、以下の流れでフルハンし、アークライトを使ってアタック。
3枚→青スペル2枚+Sヨクセンキ
4枚→青スペル2枚+Sヨクセンキ2枚 or UNKNOWNを使って青スペルの回数を増やす
5枚→UNKNOWNで青エナを増やして青スペル4枚+Sヨクセンキ or 青スペル3枚+Sヨクセンキ2枚
→相手の手札が4枚の場合は特にそうだが、UNKNOWNを使うかの判断が難しい。
温存できるのが理想的だが、UNKNOWNを温存するためにSヨクセンキのコストでFAILURE等の除去手段を捨てるなら意味が無い。
UNKNOWNを2ドロー2エナチャージで使うとエナが余分になる場合もあるが、多色エナを残すために使うのもアリ。
あと、相手の手札が3枚の場合は、フルハン後のこちらの手札が3枚になる(初手7枚のうち、エナフェイズ1枚、盤面2枚、Sヨクセンキコスト1枚消費)ので、レイラを投げると手札がちょうど0枚になるので5ドロォォォができます。
・2ターン目:カツオ+FAILUREで2面要求。手札が3枚になるように調整してからレイラを投げ、返しに5ドロー。手札が足りない場合はレイラを使わず5ドローし、次のターンにレイラを投げる。
→盾割りアーツを全部使ってGONGで特攻するのが理想だが、エナの色的に厳しそう。3ターン目に盾を割って特攻するのが現実的か。
・3ターン目:UPDATE+FAILUREで2面要求し、盾割りアーツを総動員してGONGでGO
ウパで使えなかったので一人回しした感想ですが、先攻の方が動きが安定し、後攻は対面に合わせて動きを変えるので難しい印象です。
なにせ先攻は1ターン目にハンドを全部投げる→5ドロォォォォするだけですからね。
マリガンの時点から多色シグニを抱えられるのも大きく、1ターン目からハンデスでエナを使う分、多色エナを抱えづらい後攻とは差があります。
ルリパンで〆るデッキは基本的に苦手にしがちですが、後攻2ターン目で特攻しづらいとなると、対ひとえはかなり苦戦しそうです。
相手がLv3だとGONGの攻撃が全部通らんのが痛すぎる。。。
改めてですが、このデッキの一番の不安定要素は轢断竜花のエナ確保なので、そこを意識して回すのが重要です。
緑エナまで確保したくはないので、本当は竜花→鏡花としたいのですが、今度は手札3枚コストが重いです・・・
鏡花を1点クラッシュ+アサシンに使おうにも、相手の盾を早く割りたいのと、アサシンは相手のLv3シグニに対し使いたいという狙いが噛み合わんのがイマイチですね。
おわりに
1止めルリグがGPで連覇できるよう、皆さん使ってください!!!と言いたいところですが、GPで使いづらい事情があります。
ルリグ賞を獲りづらい
ここまで読み進めると、センタールリグを青と黒の何かとしか視認しなくなったかもしれませんが、実はピルルクなんですよ。
人気ルリグですし、新弾でLv3のAPEXが登場しており、予選7-1で突破しないとルリグ賞を獲れないでしょう。
APEX1強ではなく、前弾のママやあーやもまだまだ現役だと思うので、好きなGONGを使ってGP会場を荒らしてやってください!
僕はいつも通りプレマハンターしているので、場外から応援してます!
では(^^)/
















