俺のゲームレビュー -2ページ目

【考察】趣味と金

趣味には月いくらかけられる? ブログネタ:趣味には月いくらかけられる? 参加中

金に糸目をつけないのが趣味ってもんだろう。と、粋がってみたところでゲームにかかる金なんかたかが知れてるわけで。

社会人になってから、「おいおい、こんなに面白いゲームが沢山出るなんて、今月もう金ないよ。。」って状況にはならないもんな。むしろ時間がない。

参考までに去年の俺のゲーム購入費をざっくり計算してみた。2008年『とろ吉・オブ・ザ・イヤー』 によると、去年1年間に購入した新作ソフトは37本。月平均約3本だな。1本平均5000円(適当)だとして月15000円がゲームにかかった金ってわけだ。実際は旧作も買っているので、もう少しプラスってトコか。

あとハードを買うときに何万かかかるが、5年で償却と考えると、初期型PS3でさえ月1000円程度のコストでしかないので、やはり安上がりな趣味といえるだろう。

何はともあれ、メーカーは俺の懐が悲鳴を上げるくらい頑張ってほしいもんだよ。

ところで、もっとも金のかからない趣味はなんだろうか。まぁ「貯金」だろうな。趣味貯金。なんか支離滅裂な話のような気がするが実際いるからな。健康のためなら死んでもいいっていう健康マニアだっている。趣味も色々だ。

無趣味のすすめ


【考察】趣味=ゲーム

できるとかっこいい趣味 ブログネタ:できるとかっこいい趣味 参加中

「趣味はゲームです。」

うん。かっこよくはないよな。むしろ上手ければ上手いほど、冷ややかな目で見られそうな気がするほど。履歴書の趣味欄なんかにもちょっと書けないし、趣味に貴賤はないハズだが不当に貶められているという気もする。

韓国ではゲームのプロリーグなんかもあり、トッププロともなると年収約2000万という花形職業らしいが、これも文化の違いなんだろう。

ところで、「もし日本にゲームのプロリーグがあったらプロになりたいか」と聞かれたら、俺はまったく興味がないな。やりたいときにやり、やりたくないときはやらない。それが趣味ってもんだろう・・と、思ったが、ゲームをやりたくないときってあるっけ?

まぁプロ化は無くていいが、堂々と「趣味はゲームです。」と言える世間、風潮になってくれたらいいよな。


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ネトゲ廃人

最近面白かった本は? ブログネタ:最近面白かった本は? 参加中

ネトゲ廃人

この本を読んだが、中々面白かったな。筆者が大勢の元ネトゲ中毒者に対してインタビューした内容を纏めた本なんだが、ネトゲをやらない人には信じ難いような話が沢山書かれている。

─86時間ぶっ通しでプレイし死亡
─アイテム課金に数百万円
─ネットとリアルが逆転し、たまにリアルにログインという感覚
─ネトゲ恋愛依存症の女性
─妻子が中毒になり、鬱病で休職
─ネトゲ三昧の生活をするためだけに60代男性と結婚した20代女性
─ゲーム恋愛のときめきを告白する妻

俺がFF11をやっていた頃、仕事や学校を辞めた人間は何人もみてきたが、そんなレベルじゃねーぞって話が沢山。かくいう俺も、ハマっていた頃は休日に20時間ぶっ通しプレイとかした事もあるが、上には上がいるもんだ。

ネトゲは人生を棒に振りかねないほどの魔力があると俺は思う。俺はまたやってみたいと思う反面、怖くて手が出せないという状況。

モンハンのようなクエスト型MOならある程度安全だが、危険なのはFF11のような止め時の存在しないMMO。その中毒性はモンハン=タバコ、FF11=覚醒剤くらいの差があると思う。

みんな自分はそこまでハマらないよって思うだろうが、誰だってやる前はそう思うもんだ。まぁこの本読んで他人事を楽しむくらいが健全だろうな。

SaGa 生誕20周年

突然だが、俺はサガ信者だ。


そのわりにサガの事、あんまり書いてないよねって思うかもしれないが、俺ごときの文章力ではサガの良さを伝えきれないので、あえて書かないようにしているだけ。実際のところこんな感じだから俺の心酔っぷりは。


サガ>>>>>>FF=DQ>>女神転生>>>>>その他のRPG


そんなサガも今年で20周年という事で、20周年の公式サイト まで立ち上げられたんだよ。感涙。で、サガの歴史を綴ったムービーを見ていて思ったんだが、DSのサガ2リメイクが20周年記念作品って位置付けなんだな。


ついでに、今年の秋に発売となるサガ2の公式もオープンしていたので、プロモーションムービーを見ていたらこんな一文が。


─『サガ』はゲームであり続ける。


結局のところ、俺がサガを好きな理由はそこなんだろうと思う。映画を意識した作品、萌えを意識した作品、流行を意識した作品、色んな方向性の作品があるし、それはそれで良い事だとは思うが、ゲームはゲームである事を忘れちゃいけない。ただただゲームである事。それがサガの魅力なんだよな。



サ・ガ2 秘宝伝説

サ・ガ2 秘宝伝説

THE ATLAS

先月、「THE ATLAS レジェンドパック」のダウンロード販売がひっそりとリリースされたという事で、オリジナルのPC98版の思い出でもしっとりと語ってみようと思う。


THE ATLASってなに?って人も多いと思うので簡単に説明。


舞台は15世紀のポルトガル。王様から正確な世界地図の作成を命じられるってゲーム。ゲームの流れはこんな感じ。


■地図の空白部分に線を引いて、探索ルートを決定
俺のゲームレビュー

■ポルトガルのリスボン港から船が出港

■航海の報告を受ける
俺のゲームレビュー

■報告を信じるか否かを選択する

■最初に戻る


おおまかにこんな感じ。報告を信じるか否かの選択がこのゲームの肝だろうな。信じれば、航海結果は現実となり、空白地図に地形が書き込まれる。信じなければ地図は空白のままって寸法だ。その結果、世界地図は俺たちみんなが知っている形とはかけ離れた形になったりもするんだよ。


これが面白い。15世紀の人たちとは違い、俺たちはアメリカの存在や位置を知っているし、ヨーロッパからインドまでの航路や途中にある寄港地の場所まで知っているが、光栄の大航海時代とは違い、そういった知識や常識はこのゲームではクソの役にも立たない。なので、冒険感が非常に強いんだよ。


大航海時代との大きな違いがもうひとつ。プレイヤー自身は航海をしないという点。プレイヤーは航海士たちに指示を出すだけなので、遭難して死んだりはしない。じゃあゲームオーバーはないのかというと、そんなことはなく、決められた期間である程度の実績を示さないと国からの援助金が打ち切られゲームオーバーだ。


こんな感じで、行動範囲を拡大しつつイベントなどをこなしていく。


で、俺が15年くらい前にプレイしたときは、嘘臭い報告を蹴りまくって、現実の世界地図に近くなりそうな報告だけを信じ、現実の世界地図を目指したものの、進捗が思わしくなく、スポンサーである王様からのプレッシャーを感じ、中間管理職のようなストレスに苛まれて結局妥協し、変な形の世界地図になり大いに笑った記憶がある。


アートディンクらしく、非常にアイデアに満ちた素晴らしいゲームなんだが、コンシューマへの移殖版などはイマイチな出来で、続編となる「NEO ATLAS」もイマイチという残念な歴史を辿ってしまったゲームだ。復活して欲しいよな。


蟹工船 (まんがで読破)

蟹工船 (まんがで読破)