【考察】趣味と金
【考察】趣味=ゲーム
ネトゲ廃人
SaGa 生誕20周年
突然だが、俺はサガ信者だ。
そのわりにサガの事、あんまり書いてないよねって思うかもしれないが、俺ごときの文章力ではサガの良さを伝えきれないので、あえて書かないようにしているだけ。実際のところこんな感じだから俺の心酔っぷりは。
サガ>>>>>>FF=DQ>>女神転生>>>>>その他のRPG
そんなサガも今年で20周年という事で、20周年の公式サイト まで立ち上げられたんだよ。感涙。で、サガの歴史を綴ったムービーを見ていて思ったんだが、DSのサガ2リメイクが20周年記念作品って位置付けなんだな。
ついでに、今年の秋に発売となるサガ2の公式もオープンしていたので、プロモーションムービーを見ていたらこんな一文が。
─『サガ』はゲームであり続ける。
結局のところ、俺がサガを好きな理由はそこなんだろうと思う。映画を意識した作品、萌えを意識した作品、流行を意識した作品、色んな方向性の作品があるし、それはそれで良い事だとは思うが、ゲームはゲームである事を忘れちゃいけない。ただただゲームである事。それがサガの魅力なんだよな。
THE ATLAS
先月、「THE ATLAS レジェンドパック」のダウンロード販売がひっそりとリリースされたという事で、オリジナルのPC98版の思い出でもしっとりと語ってみようと思う。
THE ATLASってなに?って人も多いと思うので簡単に説明。
舞台は15世紀のポルトガル。王様から正確な世界地図の作成を命じられるってゲーム。ゲームの流れはこんな感じ。
■ポルトガルのリスボン港から船が出港
↓
■報告を信じるか否かを選択する
↓
■最初に戻る
おおまかにこんな感じ。報告を信じるか否かの選択がこのゲームの肝だろうな。信じれば、航海結果は現実となり、空白地図に地形が書き込まれる。信じなければ地図は空白のままって寸法だ。その結果、世界地図は俺たちみんなが知っている形とはかけ離れた形になったりもするんだよ。
これが面白い。15世紀の人たちとは違い、俺たちはアメリカの存在や位置を知っているし、ヨーロッパからインドまでの航路や途中にある寄港地の場所まで知っているが、光栄の大航海時代とは違い、そういった知識や常識はこのゲームではクソの役にも立たない。なので、冒険感が非常に強いんだよ。
大航海時代との大きな違いがもうひとつ。プレイヤー自身は航海をしないという点。プレイヤーは航海士たちに指示を出すだけなので、遭難して死んだりはしない。じゃあゲームオーバーはないのかというと、そんなことはなく、決められた期間である程度の実績を示さないと国からの援助金が打ち切られゲームオーバーだ。
こんな感じで、行動範囲を拡大しつつイベントなどをこなしていく。
で、俺が15年くらい前にプレイしたときは、嘘臭い報告を蹴りまくって、現実の世界地図に近くなりそうな報告だけを信じ、現実の世界地図を目指したものの、進捗が思わしくなく、スポンサーである王様からのプレッシャーを感じ、中間管理職のようなストレスに苛まれて結局妥協し、変な形の世界地図になり大いに笑った記憶がある。
アートディンクらしく、非常にアイデアに満ちた素晴らしいゲームなんだが、コンシューマへの移殖版などはイマイチな出来で、続編となる「NEO ATLAS」もイマイチという残念な歴史を辿ってしまったゲームだ。復活して欲しいよな。