『PATIENCE2011』 | 翻訳家の毎日

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明けましておめでとうございます門松


果たして読んでいる人がいるのか疑問ですが、今年も細々と続けるつもりです苦笑


さて、毎年恒例の<今年のテーマ>を発表します。


『PATIENCE2011』


Patienceというと、「忍耐」という言葉が浮かびますが、私の意図する意味はちょっと違います。


先日、ターシャ・テューダーの追悼番組を見ていて、彼女が「Patience」という言葉を頻繁に口にするのを耳にしました。


彼女がいうところのpatienceは、「慌てず、急がず、こつこつと」というニュアンスです。


"You can usually get what you want. You just need patience"と彼女はいいます。


たいていの場合、欲しいものは手に入る。でも、すぐに手に入れようと焦るから、結果がついてこなくて、挫折してしまう。こつこつと努力して、あとは気長に待つ。


子育てと仕事をしていると、自分だけの時間をなかなか持つことができません。でも、一日10分だけでも、自分だけに使える時間は必ずある。


そのちょっとした時間に、大きなことを成し遂げようとしてもできません。できないからといって、あきらめていては、なにも生まれません。


だから、PATIENCE。


慌てず、焦らず、こつこつと。


少しずつ、積み重ねていって、長い時間をかけても、なにかを完成できれば。


大げさなことではないんです。


読みたい本があれば、一日5ページだけでも読む。そうすれば、いつか1冊読み終わる。

編みたい服があれば、一日数段だけでも編む。そうすれば、いつか1着完成する。


そんなふうに心がけて、今年1年を過ごしたいと思いますWハート