今年も元気に生まれた5羽のヒナたち



去年は最初に生まれたヒナのうち一羽が巣から落ち

餌を与えて大きくなったが飛び立つ前に天国へ・・・



その後2回目に生まれたヒナも一羽が巣から落ち

またもや餌を与えて大きくなるまで育てたところ

ある朝元気に大空へと飛び立って行った




今年もまた5羽のうち落とされる子がいるのではと

心配していたがみんな揃って元気に飛び立って行った




毎年のことながらもう少し巣を大きく作れないものかと

思うのだがツバメにはツバメの事情があるのだろう




毎日フンの掃除やらで大変だがまあ何かの縁だと思い
この時期に空を飛び回る元気なツバメたちに少しは

癒される日がもうしばらく続きそうだ・・・

4月12日JR京終駅前広場とふれあい会館で一箱古本市+あるふぁが開催されました。


このイベントは地域の活性とイベントを通じて人との交流を目的としたものです。

当日はお天気もよくみなさんのおかげで楽しく過ごすことができました。



のぞきからくり節風の紙芝居や



馬頭琴の演奏も行われ賑やかな一日でした。



山田太一さんの新作

「空也上人がいた」

村長のブログ

特別養護老人ホームで認知症のおばあさんを

死なせてしまったかもしれないヘルパーのソウスケ


彼を支える女性のケアマネージャー、シゲミツさん


特養を辞め、ソウスケが新しく介護をすることになった

ヨシザキさんの三人の物語


ソウスケの心の葛藤、シゲミツさんの女性の心理、

ヨシザキさんの人間の欲望と本能


読者を不思議な世界へと引き込む山田さん特有の

小説に惹かれながらあっという間に読み終えた


その物語の中にソウスケが「空也上人」の木像に

会いに行く場面が出てくる


「空也上人」は平安時代の人で、皇室の出とも言われて

いるが、当時疫病が流行った京都で多くの死者が出た時

善人、悪人を問わず死者を供養したと言われている


鎌倉時代に作られた彫像は六体の阿弥陀仏の小象を

針金で繋ぎ、口元から吐き出すように作られている


ソウスケが「空也上人」の彫像を見たとき、上人の目が

光って、その光にソウスケが呆然と立ちすくむ場面が

あるのだが、本当に「空也上人」の目が光るのかどうしても

確かめたくなり、彫像のある京都の六波羅蜜寺に行った


お寺には国宝の十一面観音像の他、平安時代、鎌倉時代に

作られた多くの像があったが、その中に「空也上人」の立像

があり、本当に目が光って見えるのかと思いよく見ると・・・


確かに角度によって光を放っている

その目は見る人に何かを語りかけているような、そんな気がした


何故光って見えるのか?


ご存知の人もいると思うが

やっぱり不思議な彫像だった