拝啓
毎日、お外は蒸し暑かったり、雨が凄く降ったり、色々と天候が不安定のようですが、皆様お元気でいらっしゃいますか？
私の身体はみるみるよくなって来ています。毎日鏡を見たいくらいです。本当は、完全に治ってからお手紙を書こうと思っていましたが、途中経過をお知らせしたく、ついついお手紙を書いてしまいました。
前回のお手紙はこちら↓
私は、毎日暑くも寒くも無い、快適な環境で、毎日お姉さんから、「照美は可愛い」「照美は良い子」と可愛がられています。
今まで、辛い時間は沢山過ごして来ました。でも、今は幸せと感じる時間の方が多くなって、辛い記憶は薄れました。
何度も何度も、気の遠くなる痒み、餓え、大雨での湿気等に耐えながら生きて来たことを、忘れかけています。
私は、産まれて来て良かったと感じています。
そうそう、
この間は、お風呂に入れて貰いました。
お風呂の様子はねこけんさんのブログで見てくださいね。
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お姉さんが、優しく暖かいお湯を身体に掛けてくれました。そして、私の身体を洗ってくれました。
何て気持ちが良いのでしょう！体中の力が抜けてしまいそうです。私は寝てしまわないように、「とても、気持ちが良いです」ってお姉さんに話しかけました。
お風呂で充分にリラックスした後は、ドライヤーで乾かしてくれました。
私のボロボロで、ガビガビだった毛は、フワフワとして、昔の私の毛を取り戻して来ているのが分かりました。
私は、余りの気持ちよさに、すぐにベッドでウトウトしてしまいました。
「照美ちゃん、見違えるようだね～」お姉さんが、褒めてくれます。
私は、家の中で人間と一緒に生活する事が、こんなにも嬉しくて、安心感に満ちている事を、幸せに感じています。
何よりも、私が一番好きで、幸せな時間は、お姉さんが私を暖かい手で撫でながら「照美ちゃん、大好きだよ」と言ってくれる時です。
「大好き」この言葉は、魔法のように、私の身体に心に染み渡り、涙が出てくる程の幸福感を感じます。
ありがとう。助けてくれてありがとう。大好きって言ってくれてありがとう。
お姉さん、大好きです！見守って下さっている皆さん、大好きです！
また、完治したらお手紙を書きます。
皮膚病になる前の私に戻るまで、もう少し。待っていてくださいね。
照美より
敬具
保護時の照美ちゃん
