皆様コンニチハ('ω')ノ
お盆休み明けで皆さん普段通りの
生活に戻られましたか?
まだお盆休みという方もいるらしいですね。
オイラはお盆休みは家族と買い物行った
くらいでしたが外出する所、全てが
混み混みでした。
流石お盆休みって感じでした。
本当は映画でも見たかったんだけど
すんごい混んでて断念したオイラです(´・ω・`)
次回、休みが合えばリベンジしたいですね。
今回はJZX100の
切れ角アップ作業です。
今の時代、偏にJZX100の切れ角アップと
いっても色々なナックルがあります。
所謂ショートナックルなのですが
アッカーマンアングルとか転がりとか
色々な特性のあるので
オーナーのスタイルに合ったナックルが
選べます。
今回はJZX100そもそもの特性を変えたいって
目的のナックル。
JZX100系乗りなら知ってると思いますが
ドリフト時のセルフってありますよね?
セルフステアってやつです。
そのセルフステアがシルビア系に比べ
ツアラー系は弱いのです。
よくあるパターンで小さめなS字が連続している
コースを振りっかえしで抜けてる時。
ちょうど大きなマンジみたいな動きの時ですね。
振りっかえしの時にアクセルのタイミングと
ステアを投げるタイミングですけど、コーナーの
大きさによっては人力でステアを回すタイミングでは
間に合わない時があります。
セルフステアならシュルシュル~って感じで
いけるのですが(文字だど表現しずらいっス;;)
それがツアラーだどキツイ。
特にシルビアからツアラーに乗り換えた方は
違和感しかないと思います。
今回の目的もセルフ向上と切れ角なので
それにピッタリのナックルを導入します。
ナックルは挟み込みタイプです。
詳しくはコチラを参照してください。
https://www.taniguchi-automotive.com/taniguchi-knuckles
ちょっと正確には違うんだけど
このナックルだけでは効果がでません。
シルビアで言うキャスター角を変えるので
セットで延長できるテンションロッドやタイロッド
エンドなども必要になります。
※必ずしも必要って事ではありません。狙ってる仕様や
装着パーツにより変化します。
画像にのってる純正ナックル(ボールジョイント)は
タイロッドエンド取り付け部が装着時干渉しますので
画像の様にカットします。
今回は安パイとって新品のナックルを使用しています。
ここのボールジョイントはガタでやすいっスからね(-_-;)
後はナット&割りピン、スペーサー、取り付けボルトは
付属されてきます。
スペーサーはタイロッドに入れるスペーサーです。
チエノワみたいに使う感じのスペーサーです。
テンションロッドはD-MAXのピロで調整式です。
予算の都合です。
早速交換していきましょう。
現状はカザマ製延長ロアアーム、カザマ製タイロッドエンドが
装着されています。
作業的には純正ナックル(ボールジョイント)と縦ナックルを
切り離して間にナックルを挟み込む感じです。
ナックル装着
こんな感じに装着です。
付属されてくる取り付けボルトを使い装着します。
装着('◇')ゞ
スピードマスターナックルと純正ナックル(ボールジョイント)を
繋ぐボルトは必ず純正を使いましょう。
スピードマスターナックルも内側にステッカーが来るように
します。取り付けちゃうとわからないけど左右の明記も
ありました。
お次はスペーサーを取り付けます。
スぺーサー
前記した通りタイロッドとラックの間に入れます。
こんな感じです。
ついでにタイロッドの可動部にグリスを塗布しておきます。
これを左右に入れます。
このスペーサーって厚みどれくらいって気になりますよね?
参考までに厚み4.5mmです。
ちなみに…
純正ロックプレートの厚みは1.0mmです。
なので差し引きプラス3.5mmって事になりますね。
続いて切れ角が上がるので
逃げの為のタイロッドエンドに交換します。
切れ角アップに従いタイロッド延長はタイロッドエンドを
長い物と交換で対応します。
とりま、この段階での感じ。
スピードマスターナックルの取り付け位置が純正に
比べオフセットされてるのがわかりますね。
タイロッドエンドも、ちゃんと逃げてくれました。
見た感じだけでもけっこう切れてる感じです。
お次はテンションロッドを交換していきます。
パパっと純正を取り外しました。
純正と比べて流石に逃げ形状が違いますね。
って事らしいです。
今回は予算の都合でD-MAX製を使いました。
ネット上ではD-MAXすぐダメになるとか折れるとか
言われてますけど実際はどうなんでしょうかね?
当店に来るお客様のツアラーにも装着されている方も
数人います。もちろん調整や交換もした事あります。
当店のデータとしては折れるといったケースは
ありません。ただ取り付けボルトが折れたといった
ケースはありました。
これも後に説明します。
テンションロッド構成
当店では社外ロッドは装着前に必ず1度全バラにします。
ネジの回り方やバリなどのチェックを行います。
さらに装着してから調整時とかに気になるところ。
どれだけ調整できるのか?
そんなのも事前にバラして計測しておけば無問題(*^^)v
こういうデータって貴重ですよ。
こういうの残しておくと月日があいて
調整しようかな~なんて思ってもすっかり忘れて
しまうので自分的記録で撮っておくといいです。
取り付け前には一応純正と同じ長さにしてから
組みます。
んで
先ほど書いた折れるといった件について。
テンションロッド取り付けボルト
左の黒いボルトが付属されてくるボルト。
右が純正。
付属のボルトはいかにも弱そう。ワッシャも無い。
ここのボルトが折れたというケースは過去あった。
取り付けトルクや方法もあるけどオイラがつけた
テンションロッドでここのボルトが折れたってケースが
無いのでなんとも言えない。
確かにワッシャなども無いから緩んでしまって
ガタ出て折れたって事も考えられなくもない。
こっちのゴツイのを使います。
当店だけかも知れませんがD-MAXのテンションロッドは
本体が折れたとかはありません。
(事故とかサーキットでクラッシュとかではあります)
普通にドリフトしてて折れたと言うのは取り付けボルトですね。
ピロに関しては正直使い方によって変わるので
一概には言えませんが以前のD-MAX製品より
ピロも大きくなっているので耐久性は上がってると
思います。
まぁ予算があれば
とても素晴らしく高耐久なテンションロッドが他にあります。
その際にはご相談ください。
全バラしたテンションロッドを組み上げます。
その際にネジ部全てにスレッドを塗布してあります。
さて車両に組んでいきましょう。
早速トラブル・・・('Д')
テンションロッドとショックブラケットが干渉しまくります。
干渉して奥までロッドが入りきらないのでボルトも装着
できません。
色々なパターンで装着を試みましたが無理(;´・ω・)
削って対応します。
トラブル②
ショックブラケット加工して
やっとテンションロッドついた~って思ってたら
今度はスタビリンクとショックブラケットが干渉…( ゚Д゚)
そらオフセットさせてるから、こういうところも全て
動く訳で…
加工
こっちもブラケット加工で逃がしを作りました。
色々調べましたが干渉するしないは個体差あるみたい
です。
でも当店では作業した車両ほぼ干渉したんだけどね…w
干渉部分も僅かなのでサンダーとかベルサンあれば
ちょいちょいって削ればオッケー(*^^)v
加工後はサビ防止のため必ず塗装しましょうね。
装着完了('◇')ゞ
部品の取り付け交換はこれで完了しました。
あとはアライメントを取り完成。
左右にステアをすえ切りし干渉部分をチェックします。
サイドステップにガッツリ干渉します~
当たってしまってこれ以上切れない(切ったらサイドステップ
破壊されちゃう)ので逃げ加工しました。
Fバンパーにも当たっちゃう~
Fバンパーは僅かにカットで逃げそうですね。
こういう時FRPバンパーは加工が楽でいいやね。
粉だらけで真っ白になっちゃうけどw
カット加工後(左右違うけど勘弁w)
切れ角上がると言うか
切れ角上がると干渉を避けるためにホイールも
変更する事もあります。ってか大体オフセットを変えますね。
そうするとスクラブ半径が大きくなりこういった干渉部分が
出てくるんです。
インナーにもガッツリ当たります~
インナーは外しですね。
全切りするとタイヤとブレーキホースブラケットと干渉。
ここもカット加工で対処します。
インナー外しても全然当たってしまうので
ハンマリングで逃げ作ります。
何回もチェックして
何回もインナーしばき倒しました。
最後に塗装して逃げ加工完了(*^^)v
完成( *´艸`)
切れ角度はこんな感じです。
元々ロアアーム延長でキャンバーをつけているのですが
今回ナックルを入れたことによりフロントの接地感が
増した様な感じがします。
それは軽く試乗しただけで感じましたね。
なんか安定感があるっていうか
まっすぐ走るっていうか。
キャンバーをつけてると、どうしても接地感が
フワフワ・フラフラになってくるけど、それがかなり改善させてる
感じがします。
あくまで個人的主観です。
んで気になるセルフステアですが
街乗りレベルでは少し良くなったかな?って感じです。
オイラは普段シルビアに乗る機会が多いのですが
街乗りレベルならそう大差ないレベルですね。
まぁ街乗りならツアラーのノーマルでもそんなに
セルフステア気にならんけどね。
サーキット走行はオーナー様にお任せします。
この後、実際にサーキット走行(ドリフト)した結果、
正直シルビア同等といったら、そこまでのセルフステアは
なかったけど以前(純正)に比べかなりのセルフステアは
あると言う事でした。
かなり乗りやすくなってフロントのレスポンスが増したそうです。
ドリフト走行では、かなりの武器になりそうですね。
ハンドリングは好みが出るところではありますが
シルビアに慣れれるオイラなんかはセルフステア強めが
好みなんで個人的は全然有りなナックルですね( *´艸`)
作業は大変でしたが
それに見合った以上の効果が出て
良かったです('◇')ゞ
それでは
マタネー('ω')ノ
皆様コンニチハ('ω')ノ
多忙の毎日でございます。
あれよあれよのうちに時間が
過ぎていってしまい
予定がたったのが直前となってしまいました。
言い訳になってしまいますが
今年は例年より忙しくなってしまい
このお盆前の部品発注やらも多く
ゴールデンウィークから休み無しで
やっております。
かなりしんどい…(´・ω・`)
って事で
ようやくお盆休みの予定ができましたので
ご報告です。
【2023お盆休業予定】
8月13日(日)のみ
※毎週水曜日は定休日になります。
※あくまで予定なので変更になる場合もあります。
例によってお盆休み近辺の仕事の依頼などは
お手数ですがお電話などでお問い合わせください。
ちなみに画像は仕事が少し早めに終わって
会社を閉めて音がするな~っと見たら
地元のお祭りの花火でした。
コロナで開催されなかったお祭りやイベントが
ちらほら復活してきましたね。
個人的にはまだ怖いところもありますが
少しずつ日常が戻ってきてる実感がしますね。
って事で今日も少し忙しいんで
仕事片付けてきます( *´艸`)
それでは
マタネー('ω')ノ