もう何ヶ月か前の話だけど…
仲良しのありさちゃんに誘ってもらって
長船のゆめトピアで上映された『うまれる』を観ました。
ドキュメンタリー映画です。
私は人前で泣くのが苦手で
できるだけ涙を流さないように我慢します。
でも『うまれる』は無理でした。
家で一人で見てたら中断してわんわん泣いたと思います。
私は結婚して一年くらいは仕事を続けてました。
子供は結婚してしばらくはいらないと思ってた。
仕事を辞めて、新婚旅行に行って
それから子供がほしいと思い始めた。
でもすぐには授からなくて…
いっぱい悩んでいっぱい勉強して
赤ちゃんがほしいけどできない友達が増えて
いろんな体験談を自分が経験したかのように感じ、
いろんなことを考えた。
1年2ヶ月後、妊娠しました。
5年前の結婚記念日に
ダンナちゃんと一緒に不妊専門の病院に行って
一通りの検査を受け終わる前に
1周期目にタイミング指導で授かりました。
(超音波で排卵のタイミングを見るの。)
初めて検査薬にくっきり陽性反応を見た日のことは忘れません。
待ち望んでた赤ちゃんが来てくれた![]()
幸せすぎる順調なマタニティライフを満喫して
3日間の陣痛に耐え
2時間半いきみ続けて出産
正直、感動より疲れた
赤ちゃんのなおと過ごす日々は
かわいいと思う余裕もないくらい
責任を重く感じて必死だったな…
でも直央はよく寝てよく飲んで夜泣きもしないし
病気もしない、本当に手のかからない子でした。
だけど成長して歩くようになった頃から
大変になってきた
そしてダンナが全然育児に参加せず
子供が生まれる前…結婚する前と変わらないような
自由な生活をしていることが不満だったり…
私は引越しして慣れない土地でひとりぼっちで
引きこもりの家事と育児のみの日々。
育児ストレスが溜まりまくってた頃。
そんな私を救ってくれたのは
胎内記憶の話がたくさん書かれた本でした。
私は、赤ちゃんが空から母親を選んで来るっていう話を信じています。
そう思うことで頑張れるから、違ったとしても信じます。
赤ちゃんを待つ日々はつらかったから
私を選んでくれたなおには本当に感謝
『うまれる』は胎内記憶の話からスタートしました。
私はなおがしゃべれるようになったら
絶対胎内記憶を聞いてみたいと思っていて
それまでに何度も聞いてみてたんだけど…
全然しゃべってくれなかった![]()
3歳くらいまでに忘れてしまうっていうから
もうダメかなって諦めてたんだけどね、
『うまれる』を観てから改めて聞いてみたの。
そしたら…
お腹の中にいる時の話ではなくて
空にいる時の話をしてくれました
なおが急に泣き出してね…
空にいる時ひとりぼっちで寂しかったんだって。
みんなは空を飛べるのになおは飛べなくて…
だから歩いてきたんだって。
なんか…
歩いてきたから妊娠するまで時間がかかったのか~って思って。
この話が本当なのかどうかはわからないけど
私は信じてます。
信じることで愛しくてたまらないと思えるんだからいいよね
今まで聞くたびに表情が曇る気がしてたんだ…
なんかすごい納得。
そして、私は運転が苦手だから歩くことが多いんだけど
なんかすごい気持ちがわかって![]()
かわいくて仕方なくなりました。
どんなに不器用な子でも
私を選んでくれたと思うとかわいくて愛しくてたまらない
こんな私を選んでくれた。
私を母親にしてくれた。
空にいる時はひとりぼっちで寂しかった直央に
寂しい思いをさせちゃいけない。
頑張ろうって思う。
ちなみに…私を選んだのは『かわいかったから』だって
ごめんね、別人のように太ってしまって
(オチありでした
)
でもでも、なおはいつも『ママかわいい』って言ってくれるょ
『服が』かもしれないけどね
