前回のあらすじ「荒野にて改造されたかつての仲間に出会ったナノクロコンボイとアケミ、そして徐々に明らかになるデストロンの計画…さらにホワールから謎の怪物が誕生し、さらにさらに帰還したトモエはかなりの重体であった!はたして彼らの運命は…!!」
~ナノクティコンズ基地~
作業用ザク「一体どうしたらこんな傷が…通常じゃこんな風な傷は出来ない!ありえないというのに・・・」
トモエ「うぅ…ゲートに居たのはとても強くて敵わなかったわ…ゴホッゴホッ…」
作業用ザク「あまり喋らないでくださいね!体を酷使しないでください」
ベータン「オヤ?基地ニ誰カヲオブッタTFラシキモノガ接近中、オブラレテイルノハ・・・サクラサンデス!!」
ナノクロコンボイ「何!?サクラが・・・?ホワールは居ないのか!?」
ベータン「ソレガ・・・イマセン・・・」
ナノクロコンボイ「・・・・・・とりあえず二人を入れてやれ」
ベータン「了解!」
サイキル「ハァ・・・ハァ・・・疲れたわい・・・」
アケミ「サクラッ!?」
ナノクロコンボイ「ベッドを用意してやれ!見る限る相当ダーメジを受けてるみたいだ!」
ナノクロコンボイ「・・・・・・そうか・・・」
サクラ「・・・・・・・・・」
~セイバートロンデストロンエリア9中枢~
スタースクリーム「着いたぞ、ここがディーナインのいるエリアだ、ところでコンドルは?」
スィンドル「中に収納したけど?」
スタースクリーム「そうか・・・じゃあ呼ぶか」
スタースクリーム「ディーナインー!!俺だー!スタースクリームだー!!」
スィンドル「犬みたいだな」
スタースクリーム「おわ!?飛びつくなバカ!!」
ディーナン「だって900年振りですから・・・嬉しくてつい・・・」
スタースクリーム「分かった分かった!!良いから離れなさい!!」
~数分後~
スタースクリーム「改めて紹介する、この子がデストロン本隊に参入する特殊攻撃兵ディーナインだ」
ディーナイン「精一杯頑張りますのでよろしくお願いしますね!!」
スィンドル「彼女を戦場に連れてくるたぁ羨ましいね」
スタースクリーム「馬鹿野郎!!こいつは俺の部下でしかも男だ!!」
ボルター&スィンドル「(なんだ男か・・・)」
ディーナイン「久しぶりだなぁ地球♪」
~ナノクティコンズ基地~
作業用ザク「そうですか・・・しかしホワールさんが何故・・・」
サクラ「『スパークビースト』・・・?確かそれってかつてゲルメタル星人のごく一部から生まれる怪物だったっけ・・・?」
ベータン「過去ノ文献ニヨレバ何万年オキニゲルメタル星デ生マレル怪物・・・最新ノ資料デハナントカスパークビーストカラ元ニ戻シタトイウノガアリマスガ・・・」
アケミ「しかし全員が戻ったわけではないわ、やむを得ず倒すしか無いこともあるのよ」
サクラ「じゃあどうしろっていうんだよ!!あのままホワールをほっとっけいうのかよ!!アイツは・・・アイツは・・・」
ナノクロコンボイ「落ち着けサクラ!!お前らしくもないぞ!俺と二人でホワールを助けにいこう!!」
サクラ「ナノクロン・・・」
ナノクロコンボイ「ホワールは俺の妹・・・そしてお前の恋人・・・アイツだって助けて欲しいと思ってるはずだ、全力でいくぞ!!作業用ザク、ベータン、アケミ、トモエのことは任せたぞ・・・」
~調査に向かった古代遺跡~
ナノクロコンボイ「ここなんだな?ホワールが向かった場所は」
サクラ「あぁ、分かる・・・あいつの反応だ・・・」
サクラ「まさかアンタと二人組なるなんてな・・・こんな時に・・・」
サクラ「じゃあ・・・行くか・・・」
ゴォ・・・
http://www.youtube.com/watch?v=J8Ljv4PSKUE
(イメージ曲)
サクラ「ホワール・・・」
ホワールSB(スパークビース、略してSB)「ヴォオオオオオオ・・・」
ナノクロコンボイ「!?早い・・・」
ズシャアッ!!
サクラ「グゥッ・・・パワーも凄まじい・・・」
ナノクロコンボイ「ぐあああああああ!!」
ドスンッ!!
サクラ「ガハッ・・・」
サクラ「ホ・・・ワール・・・」
サクラ「思い出せよ・・・ホワール・・・」
ホワールSP「ヴォオ?」
ナノクロコンボイ「ハァ・・・ハァ・・・俺の妹なら・・・俺の妹らしく生きろ!!」
ズシン
スコルビースト「ピギャアアアアアアアア!!!」
ホワールSB「ヴァア!?」
ビシュン!!
ギュンッ
サクラ「これは・・・マトリクス!?まさかナノクロン!?」
ナノクロコンボイ「最終手段は・・・それ・・・だけ・・・だ・・・」
ホワールSB「ヴァアアアアアアアアオオオオオオオオオ!!!」
ゴォォォォッ!!
ホワールSB「サクラ・・・」
ホワールSB「ヴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」
サクラ「ホワール!?どうしたんだホワール!!」
サァ・・・
ズシャン
バサッ
ズシン
ゴシャアッ
ホワール「うぅ・・・」
サクラ「ホワ・・・ール?ホワール!?ホワール!!」
サクラ「ホワールゥ!!」ガシッ
ホワール「うにゃ!?サ・・・サクラ!?あたし一体・・・」
サクラ「心配したんだぞぉ・・・馬鹿野郎ぉ・・」
サクラ「ナノクロンも居たけど・・・敵に・・・」
ホワール「そんな・・・!?」
ナレーション「かくしてホワールは自我を取り戻し己自身に勝ち、救われた・・・そしてナノクロコンボイは思った、奇跡は自然に起こるものではなく自ら起こすものだと・・・」