またまたご無沙汰しています

お陰様で、6月初旬に元気な男の子を出産することができました[みんな:02]

想像以上に子供にかかりきりの毎日で
皆様へのご報告が遅れた事をお許しください[みんな:04]


出産までにかかった時間は安産と言われる域でしたが
出てくるまで、常に痛みがあり辛かった…[みんな:01]
産むこと、産まれることの偉大さ・尊さを痛感しました



陣痛の中で励みになったのは
この子も頑張っているのだということ
私が弱音を吐いたら、この子も不安だと思い、大丈夫だよと一生懸命話しかけていました
今思うと、自分への励ましにもなっていました

そして、
あともう少しでこの子に会えるのだという喜び
長かった治療の苦しみを考えたら
ゴールのある痛み
この陣痛の痛みも
待ちに待った喜びへの道程…
バースプランに“出産の過程のひとつひとつを楽しみたい”と書いていた事を思い出し、辛さでなく、喜びや楽しみに気持ちを向けるようにしました

…とはいっても、痛くて悶絶していましたけれどね💦



旦那と両母がそばについていてくれて
本当に心強かったです
旦那は何をしていいか分からず、いちばん側にいてくれたのは両母という、不思議な光景でしたが(笑)
それでも側にいて、辛いのを受けとめてくれる
それだけで本当に心強かった




子供が出てきた瞬間に
辛いこと全部忘れると言いますが
今までの辛かったこと全部洗い流された
そんな清々しい気持ちでいっぱいでした


長い長い道のり
やっとこの手に抱けた我が子は
温かくて
本当に愛おしくて

いつまでもこの瞬間の感動は忘れません


産まれて来てくれたことに日々感謝しながら
親子で歩いていきます




今があるのも
これまで支えて下さった皆様のお陰です
心から感謝致します

本当に有り難うございます[みんな:03]

長文で申し訳ありませんが
前記事からの続きです


この流産の後、卵の質を高めるためにできることをいろいろ模索しました

結果、たどり着いた答えは

1.栄養の改善
 ・卵の質を上げるために、たんぱく質をしっかり摂取すること
 ・RBC・Hbだけでは判らない貧血が日本人女性には多いため(フェリチンという特殊項目
  を測定する必要があります)、予備鉄をしっかり摂り、“かくれ貧血”の状態を回避
  する
2.肝・腎の力を高める
 ・整体の先生に言われた、肝・腎の力不足=肝腎欠虚の状態を改善すること
  人参鹿茸丸という漢方を服用しました
  また、黒豆茶を摂取するように
 ・閉じているといわれた骨盤を開くように、体操と整体の継続

これを地道に続けました


そして、
自分の気持ちへのケア=アンガーマネジメント

どうにもならないことに怒ったり悲しんだりしていた自分や
自分でも無意識に閉じ込めていた感情が
自分を苦しめていたのだということが今振り返ると分かります

カウンセリングを受ける中で、こうした感情を手放し、気持ちの整理ができたことは
治療だけでなく、日々を穏やかに過ごすことにも繋がりましたふたば




2013年4月
5度目の採卵に挑戦
9個採卵し、5個の胚盤胞を凍結保存できました(5AA2個、4AA2個、4BC1個)キラキラ*


その後、ホルモン補充療法での移植準備をしましたが、
クリニックで使用されるプロゲステロン薬が変更になり、
これが私の身体には合わず、思うようにホルモン調整ができず、2回移植延期…汗

9月
何とか元の薬に戻してもらい、胚盤胞2個移植(5AA,4AA)
移植の時は、AHAに加え(AHAはクリニックの方針で全例施行)、
SEETをお願いして行っていたのですが(今回は自己SEET)、
それに加え、
エンブリオグルーという、ヒアルロン酸の着床促進の生理的接着剤を併用してみました(43歳以下で妊娠率16%上昇、流産率13%低下の報告)


BT9
判定日のhCG=383.90キラキラ*

妊娠反応、出てるよと言われた瞬間
胸のドキドキが止まりませんでした

嬉しい反面、前回のこともあり、心から手放しで喜びきれず
ただ、なるようにしかならないし、
自分とこの子を信じよう
そんな心境でした


その後、前回同様、出血と腹痛が続き、
初期に切迫流産の診断を受け、しばらく休職も致しましたが、
胎嚢・胎芽・心拍確認とでき、

11週でホルモン補充中止
12週でクリニックを卒業

つわりも腹痛も続き、仕事も多忙な中、
何にも負けずにすくすく育ってくれた生命力の強いお腹の子は
もう間もなく、6月初旬に出産の予定ですママ


体調や時間的になかなか余裕がなく
こんな嬉しい報告さえも遅くなり、本当に申し訳ありません汗




ここまでの
本当に本当に長い道のり

諦めずに頑張れたのは
ここで知り合い、仲良くしてくださった皆様
見守ってくれた家族や周りの人達のお陰ですごあいさつ


時々、皆さんのブログを拝見しては
力を貰っておりました(コンタクトも取らず、本当にすみません)

本当に感謝でいっぱいですキラキラ*


臨月とともにおしるしがあり
あまり無理もできず少しずつしていた出産準備もようやく終わり、
ずっと心残りだった皆様へのご報告もでき、
心から出産に迎えそうです


出産しましたら、またご報告させて頂きたいと思います


重ね重ね、本当に有難うございます三つ指ごあいさつ
最終の記事から4年

大変ご無沙汰致しました


皆さんが気にかけて下さっていたにも関わらず
移植後の記事を最後に、結果もご報告せず、大変なご無礼を致しましたことをお許し下さいごめん

あの後、精神的にとても落ち込んだのと、
仕事が物凄く忙しくなってしまい、治療にもブログ向き合う時間が持てなくなってしまった数年がありました

職場の状況が変わり、毎日終電コースで仕事をしなければ患者さんを守ることもスタッフを守ることもできず
日付が変わってから夫婦並んで夕食の日々…
平均睡眠時間3-4時間
持ち帰りの仕事で、休日はあってないようなもの


今は特別、来年までの辛抱
状況が落ち着けばまた変わる…と
何度自分に言い聞かせながら、耐えた事でしょう

とにかく仕事が優先で、自分の生活を大切にする余裕がない
笑うことすらできず、何もしていないのに涙が流れることもありました


このままではいけない
自分は何をやっているんだろう
何がしたいんだろう

もちろん、
仕事も、自分も自分の願いも、どちらも大切にしたい

この状況に負けてはいけない

そう思い、仕事と仕事の隙間を縫って
2012年3月 再び採卵に臨みました

この時の採卵数は8個、胚盤胞での凍結は3個


この頃から月に1~2度ペースで中国整体+鍼灸に通っていました
きっかけは、子宝のためではなく、仕事でがちがちになり苦しくなってしまった身体を解すためだったのですが(笑)
この先生がこれまた凄い先生で、不妊のことも見抜き、
とにかく身体に余裕がないと
肝臓が怒っている、腎臓が弱い
だから子供ができないと
身体の疲労を取り除くことと併せ、骨盤ケアを念入りに行ってくださいました


この時の先生の言葉が、後に重要な意味を持つとは思いもよりませんでしたが


そして、
9月に一度1個移植をしましたが、この時の結果は陰性


その後、11月に残りの2個を移植しました
初めての2個移植(4AB,4BC)

今までずっと1個ずつの移植で結果が出ず、2個してみたら結果が出るかもと
インスピレーションに突き動かされ

結果、初の陽性判定キラキラ*
BT10 hCG=99.1

本当に嬉しかった

しかし、出血と腹痛が続き、
BT15 産婦人科受診をしたところ、胎嚢らしきものはあるが、はっきりしないと言われ、
翌日、クリニック受診で、初期流産の宣告


初期の流産は母体側というよりは卵の生命力の問題と言われ
頭では判ってはいるのですが
その卵を作ったのも自分なんだよな…と思うと
とても悲しく辛かった

だけど、
妊娠できたことはとても大きな前進

きっと何かを伝えたくて、この子は一瞬でも私のお腹に舞い降りて来てくれたのでしょう

泣いてばかりでなく、前に進もう

そう思い、
私にできることを探し始めました




続く