湖産鮎でも鮎は鮎ニヤ





第44目

アユ

香魚、年魚、銀口魚、Plecoglossus altivelis


キュウリウオ目に分類される、などを回遊する魚である。「清流の女王」とも呼ばれている
なお、漢字の「鮎」は、中国ではナマズを指し、アユという意味は日本での国訓である
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形態編集

成魚の全長は30センチメートルに達するが、地域差や個体差があり、10センチメートルほどで性成熟するものもいる。若魚は全身が灰緑色で背鰭が黒、胸びれの後方に大きな黄色の楕円形斑が一つある。秋に性成熟すると橙色と黒の婚姻色が発現する。体型や脂鰭を持つなどの特徴がサケ科に類似する。口は大きく目の下まで裂けるが、唇は柔らかい。は丸く、(くし)のような構造(櫛状歯)である。

分布編集

北海道朝鮮半島からベトナム北部まで東アジア一帯に分布する。石についた藻類を食べるという習性から、そのような環境のある河川生息し、長大な下流域をもつ大陸の大河川よりも、日本の川に適応した魚である[9]天塩川が日本の分布北限。遺伝的に日本産海産アユは南北2つの群に分けられる[10]中国では、河川環境の悪化でその数は減少しているが、2004年に長江下流域でも稚魚が発見された報告があるなど、現在も鴨緑江はじめ、遼東半島以南の一帯に生息している。また、中国では浙江省などで放流養殖実験が行われている。台湾でも中部(西岸では濁水渓以北、東岸では三桟渓以北)で生息していたが、現在は絶滅が危惧されている。

コアユ

30センチメートルほどに成長する両側回遊型の海産系アユに対して、陸封型である琵琶湖産アユは10センチメートルほどにしか成長せずコアユとも呼ばれる。

コアユは生態的にも特殊で、仔稚魚期に海には下らず、琵琶湖を海の代わりとして利用している。琵琶湖の流入河川へ遡上し、他地域のアユのように大きく成長するもの(オオアユ)と、湖内にとどまり大きく成長しないもの(コアユ)が存在する。

国内外来魚として編集

アユは河川漁業・遊漁にとって重要な魚種として日本各地で種苗放流が行われていて、琵琶湖では各地に出荷する種苗としてアユが採捕されている[11]。海産アユが海の環境によって資源量が大きく変動するのに対し、琵琶湖のアユは豊富であるだけでなく、低水温でも活性を保つ、成長が早い、なわばり意識が強く友釣りに反応しやすいなどの特徴があり種苗は重用され、とくに1990年代ごろは重量ベースで90パーセントを占めるなど、日本のアユ種苗を寡占していた。

ウィキペディアから

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捕獲日

捕獲場所
琵琶湖 浜大津



タックル
小柄 硬調27(シマノ)

道糸 バニッシュウルトラ14ポンド(バークレイ)

仕掛け 瞬貫わかさぎ1.5号 ハリス0.2幹糸0.3全長50㎝(ハヤブサ)

アイショット 1.8g(ザップ)