【未踏サークル行事】王羲之と双鈎填墨講座
王羲之と双鈎填墨講座
山中 佳華
未踏サークルの行事の一環として、鈴木掃石先生を講師にお迎えして、去る6月2日(日)に実施しました。
会場の都合で定員50名で募集しましたところ、凄い人気で早い時期に満席となり、企画担当者としては嬉しい悲鳴でした。
今年1月に、東京上野の国立博物館に於いて、羲之の名品を集めた特別展が開催され、その関連でテレビで双鈎填墨(そうこう てんぼく)が取り上げられました。 書道を勉強する者として、大変興味深い内容であることは、言うまでもありません。
王羲之に関しては膨大な資料があり、とても一日の講座で語りつくせるものではありませんが、特に著名な「蘭亭序」にまつわる講義と、実技では、晩年の作である「喪乱帖」の双鈎填墨を実施いたしました。
王羲之については、まだまだほんの一部しか触れられておりませんが、機会があれば第二段を考えたいと思います。
今回の行事を終えて、ご参加頂いた皆様には、古典への興味がより増幅された事と、満足気な様子が伺い知る事ができました。