低音型感音性難聴の記録:診察(発症後18日)
9月27日(火)石垣島から帰った翌日、目覚め時の耳の調子は良くない。ボーという耳鳴り、閉塞感、聞こえにくさ。これまでかかっている大病院は、完治までは見てくれず、それはその病院の性質上いたしかたないところ。この日は、長期戦に備えるため、耳鼻科専門の病院を受診した。患者が待合室にごった返しており、衛生面からやや不快だったが、聴力検査は、さすが耳鼻科専門病院とあって、丁寧だ。結果は、添付のとおり、右耳の低音部分の聴力は良くない。発症当日から検査から徐々に改善していたが、この日の検査では悪化がみられる。長期戦と高をくくっていたため、不安感は和らいでいたが、難聴は矢張り治っていない。そして、女性の先生に診察してもらう。この先生は、自分の好きな医者のタイプだ。めまいの件も話したが、恐らくメニエールではなく、低音型感音性難聴とのこと。この先生は、1)不安だろうが、これは必ず治る。改善と悪化を繰り返すものだから、心配する必要はない。2)しかし、特に気圧の変化に対して弱い体質の様だから、今後も繰り返すことは覚悟すべき。その場合、その都度対応すればよい。3)長期戦なので、薬は漢方を取り入れるべき。4)薬は調子が良くなってきたら減らしてよい。というお話を頂いた。処方された薬は、ツムラの39番、苓桂朮甘湯。それにイソバイドも症状が悪化した時の対処として処方してもらった。ツムラの39番は、逆流性食道炎の症状が出るといつもお世話になる薬でなじみが深い。先生は、基本自然に治っていくと思うが、心配だったり、症状が悪化すればいつでも来てください、と言ってくれた。上から目線でもだめだし、自信のないのもだめ。この先生は、コミュニケーション能力が高く、非常に中庸を身に着けている名医と感じた。午後、実家で療養するため、飛行機に搭乗。相変わらず右耳は高度の昇降に反応しない。