すっかり春めいてきましたが、皆さんお変わりありませんか?(菅原はスキーシーズンが終了し、しょんぼりしています。早く来年の冬が来ないかな。)

 

春は芽吹きのシーズンでもあり、細胞がなんだか活性化してくるような気がしますよね。私たちの体の約60兆個の細胞は絶えず生まれ変わっていますが、その生まれ変わりが加齢によりスムースに行かなくなると老化として変化が現れてきます。

この細胞の生まれ変わりに、アミノ酸の一種であるポリアミンという成分が必要であることがわかっています。ポリアミンはアルギニンから細胞内で合成されますが、加齢によりポリアミンを合成する能力が低下するため、40歳以降では20歳のころの半分程度に減少してしまいます。このポリアミンを与えたマウスは通常のマウスに比べ長寿になり、外見もつやつやと美しくなるという実験データもあります。

ポリアミンは大豆製品、チーズやヨーグルトなどの発酵食品に多く含まれていて、特に納豆に沢山含まれています。高ポリアミン食品を毎日食べていると、老化が遅くなり、動脈硬化の予防や免疫機能が高まるなどのうれしい効果が沢山ありす。

もちろん肌や髪など外見の若返りにも期待大です。



とっても手軽にできるアンチエイジング方法なので皆さんもぜひ今日から始めてくださいね。

今度の、9月25日(金曜日)にダイエットセミナーを開催します。

当日は、私が講演をさせていただきます。

場所は、ひろしま国際ホテル、時間は、13時から16時迄です。


参加者全員に、メディカルスパチケットや、豪華ダイエットフードや、脂肪吸引の割引チケットなど特典は

とても豪華です。


ひとりひとりお応えするご相談会もしますので、ふるってご参加ください。

参加は無料です。


ご予約は下記まで…


082-249-5171


数に限りがございますので、お早めにどうぞ。





皆さんこんにちは。

さて、今回のテーマは『ホルモン』。ホルモンは、私たちの体の様々な機能の調節や制御を行ない、体の成長や生殖、健康を保つ、など色々な働きをしています。ところがこのホルモンのうちの多くが加齢により分泌が減っていき、身体・精神双方に様々な影響が出てきます。加齢により減少したホルモン量を安全な形で補うことで老化に伴う身体・精神の不具合を和らげることができ、
QOL(生活の質)の向上が実現できるのです。


アンチエイジングに特に重要なホルモンは、DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)、メラトニン、エストロゲン・プロゲステロン、テストステロン、甲状腺ホルモンです。  


DHEAは免疫システム、性欲、代謝、精神の安定に深くかかわります。メラトニンは体内時計の調整をする他、強力な抗酸化物質として抗癌作用も期待されています。エストロゲンは更年期症状の改善・肌や毛髪の若さを保ちます。プロゲステロンは骨密度を保つ、コレステロールを正常の保ち動脈硬化を防ぎます。テストステロンは骨密度を高め、体脂肪を減らし筋肉の増強を促し、精神の若さにもかかわります。甲状腺ホルモンは体温、エネルギー、代謝、大脳機能を調節しています。


これらのホルモンを至適レベルに保つことで老化に伴う様々な良くない現象が改善されることがわかっています。しかし、用いるホルモンの種類によっては、副作用の心配が出てきます。必ず安全性の高いホルモンを用いることが大切です。


もし現在何か身体や精神に気になる症状がありましたら、もしかするとホルモン量の減少が原因かもしれません。そういった方は一度ご自分のホルモン値を測定してみると良いかもしれませんね。正しいホルモン補充は決して恐いものではなく、QOLを高めてくれるすばらしい方法であることが徐々に認められてきています。気になる方はまずは検査からどうぞ。(紙面の関係から簡単な説明のみになっていますので興味を持たれた方はいつでも詳しくお話いたしますので菅原におっしゃってくださいね。)


皆さま、こんにちは。並木Sクリニックの菅原 です。

今回は、免疫についてです。


 私たちの体は常に免疫という生体の防御機構で守られています。免疫とは自己と非自己を見分けて異物を排除しようとする反応であり、外部から進入しようとするウイルスや細菌などの他、がん細胞や老化細胞などからだの内部に出現する自己にとって生存上不都合な異物も排除する働きです。つまり、免疫機能が正常であれば感染や癌から守られているが、免疫機能が働かなくなると感染症や癌を発症してしまうということになります。


 この免疫機能の主力を担うのは膨大な量の免疫細胞(白血球)です。人間の体を構成する約60兆個の細胞のうち約2兆個(3%強)が免疫細胞なのです。免疫細胞は毎日100億個以上が新しく生まれ変わっていますが、この新陳代謝は年齢差・個人差・食生活や運動・精神的要素によって影響されます。


 免疫細胞は骨髄で作られますが、その多くは胸腺という臓器で成熟します。しかし、この胸腺は思春期に最大となった後年齢とともに萎縮し、80歳代までには最大時の半分以下になってしまいます。また、ストレスにも非常に弱く、加齢やストレスにより免疫力は低下しやすくなるといえます。さらに、加齢に伴う胃腸の衰えによる消化吸収力の低下や誤った食生活の影響で、腸内細菌のバランスが乱れることも免疫機能低下の一因といえます。つまり、加齢やストレス、食生活など様々な要因で免疫力は低下してしまうのです。


 では、どういった生活が免疫力を高めるのでしょうか?月並みですがやはり、食事・運動・睡眠・ストレス対策が基本となります。忙しくて食事も間々ならず睡眠不足が続いた後に風で寝込んでしまった・・・、などという経験はどなたにも一度はあるのではないでしょうか?また、癌を発症した人の多くは12年以内に大きなあるいは持続したストレスを受けていたというデータもあり、ストレスは免疫力低下の最大の敵といえるでしょう。バランスの良い食事と充分な睡眠、自分なりのリラクゼーション方法が免疫力強化には最も重要です。


 食生活の面に注目しますと、免疫細胞を強化する攻めの食材と、外敵から体を守る粘膜を鍛えましょう。


ついつい食べ過ぎて後で後悔・・・。こんな思いをされている方いらっしゃいませんか?でも、同じように食べているはずなのにどうしてスリムなままの人と太りやすい人といるのかしら?こんな疑問を誰でも一度は持ったことがあるはずです。今回はこの疑問にずばり回答を!ということで肥満遺伝子(倹約遺伝子)についてのお話をしますね。




私たちは両親から様々な遺伝情報を受け継いでいますが、その中のひとつに倹約遺伝子というものがあります。人類は長い歴史の間、殆どの期間食糧難に悩まされてきました。そのため、飢餓に耐えやすい性質が獲得され、倹約遺伝子として子孫に受け継がれてきたのです。ところが、現代の飽食の時代ではこの倹約遺伝子は生活習慣病とも関わる厄介な肥満遺伝子として疎まれるようになったのです。





肥満遺伝子のうち現在一般に検査を行っているものにβ3アドレナリン受容体遺伝子・脱共役たんぱく質1遺伝子・β2アドレナリン受容体遺伝子の3種類が知られています。




β3アドレナリン受容体遺伝子に変異が認められる人は糖分の代謝が低くなり、お腹周りに脂肪の付きやすい(内臓脂肪型肥満)タイプになります。またこの遺伝子はインスリン感受性にも関与していて、このタイプの人では糖尿病の発症が早くなることがわかっています。





脱共役たんぱく質1遺伝子に変異が認められる人は脂肪の代謝が低くなり、下半身に脂肪が付きやすい(皮下脂肪型肥満)タイプになります。


β2アドレナリン受容体遺伝子に変異が認められる人は基礎代謝が高くなり太りにくいタイプとなります。しかし、筋肉も付きにくいため一度太りはじめると痩せにくいという特徴もあります。また、体重増加により血圧上昇を起こしやすいこともわかっています。


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