お久しぶりです。
6月が始まって、気が付くと今年も中間地点に近づきましたね。
今年の5月は、私のポートレート活動の中でとても大きな区切りの月となりました。
なまずのくじらがポートレート撮影を始めるきっかけとなった人が引退しました。
その人からもらったポートレート撮影の楽しさというDNAは、いまでもなまずのくじらの一番重要な原動力になっています。
そして、そのDNAを全部注ぎながら撮影してきた人からも、これまでとは違う活動となる自分を応援してくださいという旨のコメントが発せられました。
人はいろいろな経験を積んで、いろいろな事を考えて判断していきます。だから、その人の決断をなまずのくじらは支持します。
その人たちがこのブログを読んでくれるかわからないのですが、なまずのくじらはあなたに出会えたことを心から感謝しています。そして、これからも応援していますよ。
「頑張ってね」って月並みすぎているのですが、一番シンプルでストレートに気持ちを伝えられる言葉も「頑張ってね」だと思います。
だから、頑張ってね。応援しているよ。
そして、奇しくもこの5月。なまずのくじらは一つの決断をしていました。それは、
「写真展で、人を撮った写真を展示する。」
今までいろいろな写真展に参加してきましたが、自分以外の人を被写体として展示したことはありませんでした。
それは、他の人の写真を見て「こんな写真は自分には撮れない。」と思っていたからです。人の内面に深く切り込んだ写真とかを見ていると、そもそも自分にこの感覚がないのではないか?などと考えていました。
でも、ポートレート撮影を始めてこの3年間いろいろ考えてみたのですが、自分が一番撮りたい写真って何?と考えて出てきた答えは
「その写真を見た人が、笑顔になったり元気になったりする写真」
笑顔は正義なのです。私はそう思っています。笑顔は争いを鎮め、明るく穏やかな気持ちにしてくれます。怒っているより、笑っているほうがいいのです。
前述のような写真と比べると、直球すぎて、もしかしたら「写真」の芸術的な面から見たら評価されにくいのかもしれないけど、でも、自分が撮りたい写真はそうゆう写真なのです。
だから、そうゆう写真を展示することにしました。
直球です。しかも公式戦で投げる初めての直球です。いきなり打たれて敗戦投手になるかもしれません。でも、なまずのくじらは投げることにしました。
展示は今年の9月。
今月から撮影を開始します。協力してくれる人たちに心から感謝します。協力してくださる皆さんから頂戴する笑顔です。私が大切にしているDNAと皆さんの笑顔とで素敵な化学反応を起こせたらと思っています。
願わくば、この展示をきっかけに、協力してくださる人の未来がちょっとでも開けてくれたら、なまずのくじらが果たすべき役割も果たせたのかなと思います。
結果はどうなるか分かりませんが、なまずのくじらのプロジェクトが始まりました。