「遙かなる時空の中で3」 キャラソン

誰もいない夜の浜辺 砂で舟を作るお前
どこへゆく? オレのそばから遠くへ
・・・行かないで・・・

幾千もの星の中で 月はたったひとつだった
沢山の恋をして 愛に気づいた

この広い 海の全てはオレのもの
でも一粒のお前の涙に溺れそう

あぁ右手に愛しさ 左手には切なさ
両手を広げ 風に吹かれる 天秤だね

あぁ背中を抱いても ねぇ心をさがすよ
海鳴り? そうじゃない お前の甘い吐息

羽衣がもし濡れたら 天女は帰れないね
戯れの言の葉で 耳をくすぐる

蒼ざめた 海に突然 飛び込んで
手招きしてる お前の瞳に溺れそう

あぁ右手に願いと左手には苦悩が
ふたつを 満たすことが素敵な 結末だね

あぁ逢えなくなるのに ねぇお前を送るよ
強がり? そうじゃない お前が幸せなら

あぁ右手にお前を(だきしめ)
左手にあの日々を(だきしめ)
両手を広げ 夢を叶える どんなときも

・・・風に揺れる天秤(さみしい)
月を愛す天秤(こいしい)
おいでよ 濡れた髪でオレに 落書きして・・・