白餡を炊いて、黄身餡、バターミルク餡を作ってみたので
それを使って『黄身時雨(きみしぐれ)』を作ってみました。

左のお皿のがバターミルク餡入り。
餡が柔らか過ぎて、蒸してる間に形が崩れてしまった^^;
右のはつぶ餡入り。

ひび割れから中の餡が覗くような感じになれば成功なんだけど
なかなか難しいですな。



今まで白餡を使ったお菓子作りをするときは
白餡は出来上がったものをクオカなどで購入してたのだけど
もっとこう、作りたい時に思い付きで作ったりとかしたいなぁ。
と思ったので、自分で炊いてみる事にしました。

今回使ったのは白花豆。

近所のスーパーで普通に売ってた。

一晩水に浸けて皮を剥いて


2回ほど茹でこぼしてから炊きます。(灰汁がすごいからね。)

すりこ木で簡単に潰れる位柔らかくなったら
お湯の中である程度潰して
お玉でお湯ごと掬って裏ごし器に。

ゴムべラで簡単に裏ごし出来る位柔らかく炊きます。

こんな感じに。

ここに水をザーッと入れて30分位静かに置いといたら
上澄みの水を棄てる...
というのを2、3回ほどやります。

で、それに砂糖と少量の塩を加えて
水分を飛ばしながら煮詰めてゆくのですが
お鍋が焦げ付くのが嫌なので、
テフロン加工のフライパンを使用。

ちょっとホワイトソースを作っているような錯覚に陥りますが(笑)
間違って塩コショウとかしないように注意しつつ(笑)

お好みの固さになるまで混ぜ続けます。

これで白餡の出来上がり。


半分に分けて、ひとつは黄身餡に。


残り半分はバターミルク餡に。

牛乳、練乳、バターに...隠し味としてクリープ混ぜてみたり(笑)

この作業をする時も、焦げ付きに気を付けながら
お好みの固さになるまでガシガシ混ぜるのですが
ちょっとバターミルク餡が柔らか過ぎた...

味はめちゃめちゃ美味しく出来ました。


で、ひよ子とか、ままどおるっぽいお菓子を作りたかったのだけど...

皮作りに失敗...●| ̄|_

焼いてる間にどんどんひび割れてきちゃって
見映えが可哀想な感じに...
(味は、ホロッとシットリしてて美味しかったんだけどねぇ...
練乳、溶かしバターに薄力粉を混ぜて作った皮。
配合や焼き方の研究をしてみよう...)

で、次に黄身餡に米粉を混ぜて皮を作って
バターミルク餡とつぶ餡を包んで
黄身時雨を作ったのでした。

包んだら蒸し器で蒸し上げるのだけど
この、餡を包む作業がすごく楽しい。

平たく丸くした皮の真ん中に、丸めた餡を乗せて
手のひらで回すようにしながら軽く握るようにしていくと
にゅにゅにゅ...と包まれてゆく。
最後の閉じ目を指先でチョンチョンと軽く押さえればOK。

で、蒸し上がってみたら
バターミルク餡のやつが崩れていたワケですが(笑)

でも楽し美味しかったので
またやってみたいと思います。