悔しさを越えて
長女小2、宿題を始めるなりすすり泣く声が聞こえてきた。
なんで?なんで?と自問自答している。
しばらく様子を伺ってから、見に行ってみると、
書き取りをやっていた。
色
という漢字を書いては消し、書いては消し・・・を繰り返していた。
アタシから見ればちゃんとかけているのだが、
本人が納得できなくて悔し泣きをしていたらしい。
疲れも見受けられたので昼寝を勧めると、すぐに眠ってしまった。
数時間後、起きてきて、自ら書き取り再開。
やはり思い通りにならなかったようで悔し泣き。
学校で注意されたの?と、聞いてみると、
「ううん、うまくかけなくても、書き順は大事だって言われた」
だったら、まずは書き順を大切にして、いっぱい練習すれば、
きれいに書けるようになるんだよ・・・と励ますと、
納得したようで書き取りがすすんだ。
娘の悔し涙に、なんだかジーンとしてしまった。
たとえ小さな一歩であっても、成長している娘の心を感じた。
今日のその涙を、ずっと大切にしてほしい。
乗り越えた気持ちを大切にしてほしい。
がんばれた気持ちを大切にしてほしい。