なかのたいとう×ベイラカン

なかのたいとう×ベイラカン

2012年9月下旬開催 THE TOKYO ART BOOK FAIR 2012 に共同出展する童話作家なかのたいとうと、福士蔦十による個人プロジェクト、ベイラカンの共同運営プログです

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THE TOKYO ART BOOK FAIRの存在を知ったのは5月のことだ。

知り合いのイラストレーター、ささはらけいこと話しをしているときに、たまたま「トーキョーアートブックフェアって知ってます?」という話題になって、それで家に帰って検索して調べてみたのがはじまり。

それがいったいどういうフェアなのか、ぼくにはまったくわからなかったわけだけど、ちょうど受付期間に入っていて、締め切りの前だったことが幸いだったのかもしれない。

ぼくは昨今のZINEのムーブメントは知っていたし、ぼく自身、ハンドメイドの自家製本本を何冊か作っている。

そのどれもが販売を目的とせず、誰か(主に行きつけのアキバのメイド喫茶の女の子)へのプレゼントだったりしたわけだけど、そうした行為そのものが、ぼくの物書きとしてのスキルを急速に引き上げたことは間違いない事実だと思っている。

そこには信じられないくらい一途な純粋さがあったのだ。

童話的な生活からしか童話は生まれない。

ぼくはそう思っている。

今回、ぼくは、まもなく2年になるぼくの童話作家としての活動の成果をTHE TOKYO ART BOOK FAIRに提示できれば良いと思っている。

そのためにぼくは、過去作と新作をあわせて8冊の本を用意することにした。

そのどれもが他の作家とのコラボレーションの成果であり、今回新たに作り直したものだ。

本に絵は欠かせない。

特に子ども向けの本となればなおさらだ。

ぼくはそうした絵を、それぞれ別の作家に描いてもらうことにしている。

8人の作家と8冊の本。

どうか楽しみにしていてほしい。

8冊の本



2012.9.1
童話作家なかのたいとう