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ハコヨガも、本日は脊柱整える
トリガーポイントの定義
TravellとSimonsは、トリガーポイントを“骨格筋内の 触知できる索状部位の中にある硬結で、過敏で痛みの強い限局した部位”と定義している (1992)。過敏な限局し た部位の大きさはさまざまで、“小さな塊”、“小さい豆”、 “やや大きな塊”などと表現される。筋線維の中にあり、 皮膚の下に感じる。圧痛がある部位をトリガーポイント と呼ぶこともある。トリガーポイントの硬結の大きさは、 筋肉の大きさ、形状、タイプにより変化する。これらが 一致していることは、圧痛があるということである。圧 迫した際の強い痛み(痛覚過敏)で患者が顔をしかめる こともあるため、ジャンプサインと呼ばれている。
自律神経系の影響
トリガーポイントの活動に影響する重要なもう1つの因子は、局所の自律神経系の変化である。様々な炎症物質が自律神経系に影響する。 Hubberd (1996)は、自律神経が筋紡錘の機能的変化を 起こすと述べている。また、Gerwin & Dommerholt (2006)は、アドレナリンの受容体と受容体は運動終 板に影響すると述べている。
前述した活動性トリガーポイント周囲における化学的 環境の変化も、交感神経の亢進や機械的な感作の要因となる。これらの化学物質が過剰な血管収縮やノルアドレナリンの放出を促進させる。さらに、 IL-8は過剰な痛みを引き起こすとされていて(アドレナリン受容体の拮抗薬によって抑制)、自律神経系に影響を及ぼす」。
報告のある自律神経症状
・過流涎-唾液の増加
・流涙症-涙の過剰流出
・結膜炎-眼の充血
・眼瞼下垂 - まぶたが下がる
・かすみ眼
・鼻水の増加
・鳥肌
エネルギー危機説
持続的な機能障害と筋節の収縮が下記のような局所の 内外の化学物質の変化を起こす。
・局所の虚血
・代謝要求の増加
・持続する収縮に必要なエネルギーの増加
・筋小胞体へのカルシウムイオンの再取り込み阻害
・局所の炎症(修復の促進のため)
・局所血管の圧迫あるいは局所血管の圧迫に伴う末梢の血流障害
・エネルギー危機
・局所の自律神経や侵害受容神経を過敏にする炎症性 物質の産生
以上のような状況が長期間継続されると、上記の変化が悪循環を引き起こす。
今日はこの辺のお話。
レッスンは、こんな感じ。
結構ほぐれます。
やり方忘れそうです。
とのことだったので、これ見て参考にしてください。😊
10月のスケジュールです。
■10/5 14:00~15:15
■10/26 14:00~15:15
パーソナルではより詳しく快適に過ごせる身体作りや仕組みをお伝えしてます。
機能解剖学、結構みんな楽しそうに聞いてくれるのありがたいです。
身体の不思議、一緒に学びたい方、興味ある方もwelcomeです。
本日も参加ありがとうございました。
小胸筋を整える。