matsu塾


腕を上げ下げする際には必ず肩甲骨と鎖骨も動きますし、

肩関節が動くとき、こんなにもたくさんの筋肉が働いてくれてます。
背骨にもつながっている筋肉もあるので、腕が動くときは背骨にも影響をあたえます。
肩甲骨が動くと背骨が丸まったり反ったり。

脊柱が柔軟になると生理的な部分でも機能が整いやすいと思います。
体と脳で体の状態がどうなのか?、いろいろな情報を送ったりもらったりしている通り道にもなってるので。

背骨や肩甲骨が動くって重要です。
また、そこにはたくさん筋肉がいるのでポカポカしてきます。血行も促されます。
暑さもようやく和らいで、ずいぶんと朝晩は涼しくなってきてますね。
肩甲骨しっかり動かして背中ポカポカにしていきましょう。

参加ありがとうございました。
ハコヨガ


ハコヨガも、本日は脊柱整える


ニュートラル。
仙骨頷きつづけると骨盤前傾する。
仙骨のけぞり続けると骨盤前傾する。
腰椎の湾曲チェック
ハコヨガの参加者さんにもチェックしてもらいました。
結構、自分が反ってると思ってるところ、実際に沿っているところ、機能解剖学的に反るところあってないかもしれません。

エクササイズを始める前のスタートポジションで姿勢の認識がズレてたら?
ズレたままの感覚で動くのでなかなか改善が難しい。
開始肢位に時間はかけてあげよう。

ズレてるも然り、実際に動かないといけないところじゃなくて違うところが動いてるとかも気づきにくいです。

自分の体なのだけど思っている以上に知らない、わからないとこだらけです。


こちらの記事がわかりやすいです。

脊柱の形
頸→反る
背中→まるまる
腰→反る
仙骨→まるまる

体の軸となる脊柱は正面から見ると真っ直ぐのように見えますが横から見ると反るとまるまるを繰り返して真っ直ぐではないです。

では姿勢不良で反り腰とか猫背はどうなんだ?!

となりますが、腰のどこが反ってるのか、背中のどこが丸まってるのか。

この「どこが」が非常に重要で、
本来腰の一番反ってるとこと実際に反ってるところが一致していない場合が多い。

私も、腰椎の一番そってるとことと、自分のそってると思ってるところはちょっとズレてました。
皆さんにもやってもらいましたが結構ズレてました。
逆に背中は反らなくていいところが反ってる。そういうのの組み合わせで猫背や反り腰ということになってしまう。

今日はきちんとした、脊柱の位置がに整える動きと肩甲骨アレコレ。
脊柱これどっちが正解でしょうか?
肩甲骨整え
ほぐれると腕の上げ下げが楽に。

ずいぶんと涼しくなりましたが、皆さん動いていくとアッツと言って冷房つけてました。
その調子冬に向けて血行も代謝もよくしていきましょう。

参加ありがとうございました。

KINARI


舌の構造
さらに下へと見てみると心臓や肺、横隔膜を経て胃といった具合にいろんなものがぶら下がってます。

舌の位置でこんなにも変わる
見た目が変わる。
相手に与える印象も変わる。
自分に対する気分も変わる。

どうすればいいかはこれ。
舌も筋肉。
舌を上顎に貼り付けるようにしてみましょう。
どれくらいキープできるかな?
最初はきついかもだけど、ずっとやってるとなれて来るしお顔がスッキリするから。

本日も参加ありがとうございました。





10月の日曜日レッスン開催日は
・10/20 18:45〜 ピラティス
・10/27 18:45〜 ピラティス

オープンして7ヶ月目。身体の動き方や姿勢を知るとちょっとずつですが身体は変化してくれます。
よくも悪くもどのような姿勢になるかは、日常での所作や気分が大半をしめるとおもいます。
KINARIでは、ヨガやピラティスといった運動をできる限り日常に活かせるようにお伝えいたします。


なぜ膝や腰、肩が痛いのか?
なぜ体がかたいのか?
なぜ不安になるのか?
などなど。

そのあらゆる疑問は身体の仕組みがわかってくるとそうだったのかーいろいろと納得のいくことも。
人はわからないもの、理解できないもの、知らないことに遭遇すると不安という感覚がむくむく湧いてきます。

これはヒトとして生き抜くための正常な反応で、悪いことではなくて生き抜くため、危険な事に首を突っ込まないようにと自分を守るという選択をしただけのこと。
なので、一つ一つそういう要素が解消されると警戒する必要もないと脳が認知すれば不安も和らぎ、体も余計な力みが抜けやすいです。

動くことはもちろん、身体の仕組みについて楽しく学べる、体感できる、お話できるスタジオ目指してます。

モンステラちゃん。新しい葉が成長してきてる。
私も含め参加者さんと一緒に植物も成長していきます。

はじめての方、全く動けないけど変わりたいと思ってる方、KINARIで一緒に成長しませんか?
そんな方々、大歓迎です。
■体験レッスン随時受付中。
グループレッスン体験 1500円
パーソナル(リフォーマー)体験 3300円

10月もどうぞよろしくお願いいたします。

安部塾


今日はお勉強。

「脊柱を整える」

ためにアレコレ。

呼吸と胸郭の動きとタイミング。
呼吸と仙骨の動きとタイミング。
仙骨と胸郭の動きとタイミング。

いろいろ感覚研ぎ澄まさないと。

脳内と機能解剖学的イメージが噛み合うように。それがさらに呼吸とタイミングが合うように。

自分の体に集中する。
身体の中はむちゃくちゃ忙しい。




■仙腸関節
仙腸関節は腸骨の耳状面と仙骨の耳状面の間の関節である(図11)。多くの靭帯が存在するた めに関節の運動は制限されており、仙腸関節のみ を単独で動かすことは難しい。そのため脊柱や下肢といった他の身体部位の運動によって、仙腸関節には腸骨に対する仙骨の前傾、後傾、並進運動がわずかに生じる。このように仙腸関節の運動量は小さいが、身体に加わる加重力を軽減する役割を有する。仙腸関節の可動域として、矢方面で前・後傾が1〜4°、並進が1〜2㎜である。

〈身体運動学〉より

上記されてるように、
仙腸関節の運動量は小さいが、身体に加わる加重力を軽減する役割を有する。

ここ最近、

「仙骨にのる」

がいまいちしっくり来てなかったけどなんとなく感覚を掴めたような。。
左右差もある。
まだまだぼやっとした感覚だけど、感覚なくならないようコツコツ練習しよう。

今回も久しぶりに合う方いていろいろお話聞けたのも楽しかった。
ありがとうございました。

ハコヨガ


トリガーポイントの定義


TravellとSimonsは、トリガーポイントを“骨格筋内の 触知できる索状部位の中にある硬結で、過敏で痛みの強い限局した部位”と定義している (1992)。過敏な限局し た部位の大きさはさまざまで、“小さな塊”、“小さい豆”、 “やや大きな塊”などと表現される。筋線維の中にあり、 皮膚の下に感じる。圧痛がある部位をトリガーポイント と呼ぶこともある。トリガーポイントの硬結の大きさは、 筋肉の大きさ、形状、タイプにより変化する。これらが 一致していることは、圧痛があるということである。圧 迫した際の強い痛み(痛覚過敏)で患者が顔をしかめる こともあるため、ジャンプサインと呼ばれている。



自律神経系の影響


トリガーポイントの活動に影響する重要なもう1つの因子は、局所の自律神経系の変化である。様々な炎症物質が自律神経系に影響する。 Hubberd (1996)は、自律神経が筋紡錘の機能的変化を 起こすと述べている。また、Gerwin & Dommerholt (2006)は、アドレナリンの受容体と受容体は運動終 板に影響すると述べている。

前述した活動性トリガーポイント周囲における化学的 環境の変化も、交感神経の亢進や機械的な感作の要因となる。これらの化学物質が過剰な血管収縮やノルアドレナリンの放出を促進させる。さらに、 IL-8は過剰な痛みを引き起こすとされていて(アドレナリン受容体の拮抗薬によって抑制)、自律神経系に影響を及ぼす」。


 報告のある自律神経症状 

 ・過流涎-唾液の増加 

 ・流涙症-涙の過剰流出 

 ・結膜炎-眼の充血 

 ・眼瞼下垂 - まぶたが下がる 

 ・かすみ眼 

 ・鼻水の増加 

 ・鳥肌


エネルギー危機説


持続的な機能障害と筋節の収縮が下記のような局所の 内外の化学物質の変化を起こす。


・局所の虚血

・代謝要求の増加

・持続する収縮に必要なエネルギーの増加

・筋小胞体へのカルシウムイオンの再取り込み阻害

・局所の炎症(修復の促進のため)

・局所血管の圧迫あるいは局所血管の圧迫に伴う末梢の血流障害

・エネルギー危機

・局所の自律神経や侵害受容神経を過敏にする炎症性 物質の産生


以上のような状況が長期間継続されると、上記の変化が悪循環を引き起こす。



〈トリガーポイント治療〉より

今日はこの辺のお話。

レッスンは、こんな感じ。

はたからみたら、ゴロッゴロしているようにしか見えないけど。
とにかく、脱力すること。
グリグリする必要はなくて、
ポール、テニスボール、ボルスターに、
身をあずけてあげる。

結構ほぐれます。


やり方忘れそうです。

とのことだったので、これ見て参考にしてください。😊



10月のスケジュールです。



土曜日パーソナル空き残2枠です。

■10/5 14:00~15:15

■10/26 14:00~15:15


パーソナルではより詳しく快適に過ごせる身体作りや仕組みをお伝えしてます。

機能解剖学、結構みんな楽しそうに聞いてくれるのありがたいです。

身体の不思議、一緒に学びたい方、興味ある方もwelcomeです。


本日も参加ありがとうございました。




matsu塾


肩甲骨動かすアレコレ。
①、②、③全部ちょっとずつ違う。
関節のハマり具合とか、伸び具合、腰や背中の細かな骨の並びや位置などこのちょっとしたズレで整い方が違ってきます。

感覚に意識が向けれること大事。
感じれるから修正できるし違いも分かる。

ポイントはターゲットの起始と停止を遠ざける。
うまくできたらと頸も整う。

お腹が抜けるのと腹筋がきちんと使えてるかわからないということだったので、足首の底屈と背屈の練習。

チェックもして、

足首底屈意識してのレッグスライド。

足首ゆるゆるでするのときちんと足首意識してするので感覚の違いを感じてもらう。

足首きちんと使えると、自然と必要なところの腹筋にスイッチ入る。

難しいと言いつつも、違いはわかったようです。

また確認しましょうね。
参加ありがとうございました。


前回の復習から。


そして足首
前からみると。

後ろからみると。
どちらも脛骨と腓骨で距骨をUFOキャッチャーのようにはさんでます。
挟まれてるので足首(距腿関節)は底屈と背屈ができます。
底屈(足首のばす)

背屈(足首曲げる)

足首曲げると少し足首が太くなるし、伸ばすと細くなる。
きちんと動かすと足首が安定してくれます。
ゆっくり丁寧に動かすことで血行も促される。
これから秋〜冬になっていきます。
血行不良にならないためにも足首はきちんと動かして、生理的にも機能的にも整えておきたいですね。

足首は、棒をあてて隙間がない(◯の部分)くらいまで伸ばせます。
踵と趾の方向も意識して。

皆さん隙間だらけでした。
まだまだ足首締めれそうですね。
伸びしろありです。
整ってくると足首細くなるので続けてほしい。
ふくらはぎの筋肉をよく使うのでむくみにも良いと思います。

それに加え、アレコレやって前回の肩甲骨周りも動かしてもらい、これで感覚チェック。
ヤシの木のポーズ。
足首も肩甲骨もしっかり使うし、足首締めれると腹横筋や骨盤底筋群にもスイッチが入るので安定してポーズキープできます。
そしてお尻も引き締まる。

皆さんピタッととまってキープできてました。
きちんと体の使い方通りに動けば楽。
どんどん楽に動ける体にしていきましょう。
本日も参加ありがとうございました😊




ハコヨガ


小胸筋を整える。

開始肢位 ・姿勢を正し、後ろで手を組む
バージョン①
肩先を後ろへ引いて腕全体を下げる。
バージョン②
手のひら返して下げつつ遠ざける。

僧帽筋を整える。
ヴィラバドラーサナⅡではしっかりと頸を回旋し中指をみる。
後ろ側の指先を遠くへ遠ざけ続ける。

そうすると僧帽筋上部がきちんとストレッチかかる。

肩甲骨は正中線に向けて引き寄せる。
普段意識されない僧帽筋下部を働かせる。
僧帽筋は結構範囲が広い。
上部と下部では真反対と動きとなるので上部が収縮したら下部は伸びるといった具合になる。



■肩甲骨の運動制御
肩甲骨に付着しているのは僧帽筋中部,下部, 前鋸筋,小胸筋、肩甲挙筋,小菱形筋,大菱形 筋,三角筋中部、後部、肩甲舌骨筋,大円筋,広 背筋、棘上筋、棘下筋,小円筋,肩甲下筋,上腕二頭筋,烏口腕筋,上腕三頭筋(長頭)の19種に も及ぶ筋であり、これらの筋が連動し、鎖骨、そ して胸郭上で浮遊した存在の肩甲骨を支持・安定 させるとともに動かしている。
小胸筋短縮による肩甲骨運動への影響
肩関節疾患患者では小胸筋の筋スパズムにより、上肢下垂位において肩甲骨が前傾していることがよくみられる。 Borstadらによる研究では、小胸筋短縮群は小胸筋正常群と比べ、矢状面・肩甲骨面・前額面挙上のいずれに おいても、挙上角度90°以上で肩甲骨内旋角度の増加と後傾角度の減少が認められた。こうした肩甲骨運動の変化は、上肢挙上時の肩峰下スペースの減少をもたらし、肩峰と上腕骨頭によるインピンジメントのリスクを増大 させる。
〈身体運動学〉より

そして僧帽筋下部とセットでみたい小胸筋。


小胸筋と鎖骨胸筋筋膜は、上を覆う大胸筋と分離して 伸張させるのは難しい、鎖骨胸筋筋膜の過剰な短縮は、 呼吸パターン変化や頭頸部の異常姿勢とともに、上向き に手を伸ばす際の肩と上肢の機能に悪影響を及ぼす可能性がある。

〈アナトミー・トレイン〉より

肩甲骨を動かす筋肉は上記してるようにかなりたくさんありましたね。
腕を上げるのが痛いと言うかたの症状聞くとほんと上記してある通りにです。

その中でも小胸筋触ると結構ガッチガチな方が多い。
そして、小胸筋とセットで使う僧帽筋下部はあまり感覚がないようです。

地味〜な僧帽筋下部のエクササイズもしましたが、これは難しい〜と言ってました。
やはり機能低下してる部分は感覚もにぶい。それに加え、背中自体が感覚センサーがそもそも他と比べて低いってのもある。
だからこそ、よっぽど痛みを感じたりするまではおかしなことになってるとなかなか気づきにくいですね。

動かしていくことで感覚も筋バランスも取り戻せるのでまた練習していきましょう。
参加ありがとうございました。