なかびとごころ -2ページ目

お久しぶりでございます・・・

( ゚Д゚)y―┛~~




・・・・・・・・・・・

















( ;゚Д゚)y―┛~~
















(つд⊂)



















ヽ(´Д`*≡*´Д`)丿







































(*゚Д゚)ノ 

ただいま帰りましたっっっ








いやぁ・・・

ご心配頂いたみなさまがた。


新しく読者さんになってくれはったみなさまがた。


ノーレスなのにコメント・メッセージくれたみなさまがた。









ほんまにほんまに、

おおきにぃ。







しばらく、バタバタしてへんと落ち着かない日々が続いててん。


でも、

もうクヨクヨせんことに決めた!!!



ばぁちゃんの死によって、ナナのほんまの身内いうのは、

おらんくなった。











それがなんじゃい??



ナナは幸せや。


ほんまにほんまに支えてくれる人たちがおる。




みんなみんなおおきにぃ。


ばぁちゃんの49日までもう少し。


このきったない部屋にお骨が置いてある。


お墓に入るまでは一緒におれる♪


お墓に入っても一緒におる♪




ぱぱさん、ままさんには会えたんやろかぁ??


みんなで見守っててやぁ・・・ 







ぬぉおおおおおおおおおお(屮゚Д゚)屮







ナナ、ここに復活いたしまっせ!!!








意味なくロゼッタストーンw

ばぁちゃんが

星になっちゃった


木曜日の夜

先生の電話を受けてかけつけた



今日 お通夜があって

明日は告別式がある



シヅの話、書きたさなきゃ



涙が出てこないんやけど……


また 一人なんやろうか?

また 置いてかれたんやろか?



ばぁちゃんの話も書かんと



でも…



信じたくないしぃ…


信じられへん……

今のばあちゃん

ついにばぁちゃんとの会話が難しくなった。


意識はあるけど、コミュニケーションはよぅできんくなった。


薬も効いてて、穏やかに眠ってる事が多くなった。








ばぁちゃんの声を…

聞かれへんよぅになった。



今中断してるシヅの物語は、
ちょうど先週末にばぁちゃんの話の中で、現代に追い付いた。


実は書き出すのが怖いねん。


ブログ終わったら、

ほんまのばぁちゃんも終わりそうな気がする…

気張りやぁ ばぁちゃん。



心の準備まで、

まだ時間かかんねんで…………

***祖母シヅ波乱万丈物語⑥***過酷な1年間

過酷な1年間




おとんと ”シヅさん” が二人とも口にした、


めっちゃ意味深な【1年】 ていう期間。



これからどうなるんやろ・・・ 


1年後に何があるんやろう・・・ 



シヅはあまりにも小さくて、


考えても考えてもわからへんかった。



そして、その次の日から、


兄弟・おかんの接し方が変わった。



ご飯。


シヅだけ半人前。おかずは京漬物の端きれ。


お吸い物は具無し。



お風呂。


もちろんシヅが誰よりも一番最後。



服。


もちろんお下がりのみ。


時にはお兄さんのお下がりまで着せられたんやて。




シヅには状況が全く把握できなくて、


どうしていきなり・・・ とにかく、悲しくて悲しくて毎日泣き暮らした。


ちなみに、シヅの寝床は・・・ みんなとは別室の板の間やった・・・




京都の冬はめっちゃ厳しい。


でもシヅは満足に服も靴も与えられんくて、布団も毛布のみ。



とてもとても5歳が乗り越えられる環境やない。







考えて考えて、1ヶ月。


どうしていきなりこうなったのか・・・



当たり前やねぇ。


本当の娘や無いんやもん。おかんは、ずっとガマンしとったんやなぁ。


うちのおかあはんは、”シヅさん” なんやもん。



その間のおとうはんは・・・


全く知らんふりをするかのように、家にあまりおらんようになった。


おかんとも、子供たちともあんまり会話せんようになった


ただ、2ヶ月に一回だけ、


シヅにとびっきり上等の着物を着せて、


また町へ出て、”シヅさん” のところへ連れて行く。




その次の日は、


決まっておかんのイジメがひどくなる。



おとんへの愛情とは裏腹に働く嫉妬、”シヅさん”への憎しみが、


全部シヅにぶつけられる。



他の兄弟も、誰も助けもせん。



『おまえは、汚い女の娘や。 あの女の顔、そっくりや。


見てみぃ、そうやって男の懐に入り込むんや。』



みたいな事を言われて、


毎日毎日、言葉、暴力でいじめられたシヅ。




そう、”シヅさん” は、芸妓さんやった・・・



おとんが結婚してるのを知って関係を持ってしまった、


ルール違反をした芸妓さん・・・




シヅはその1年間の栄養失調で、


永久歯が生えてこない状態だった。





そして、もうすぐ1年が経つ・・・




ゴホンゴホン ( -д-)

あんなぁー…………






















風邪ひいてんヾ(*´∀`*)ノ



ヾ(*´∀`*;)ノ



















(´Α`。)゜









けっこうツライので休みます♪

治ったら予告なしにバーッと更新しまっせ(ノ´∀`*)












ただいま38.8℃…………(ノ`Д´)ノ

***祖母シヅ波乱万丈物語⑤***あと1年。 

あと1年。




その帰り道、シヅとおとんの間に会話はなくて、


行きはぐいぐい引っ張ってくれたおとんは、


手もつなごうとせぇへんかった。




”シヅさん” とおとんと3人で見た大文字さんは、


めっちゃキレイやったて。


でも、それを目を細めて見てる”シヅさん”が、もっともっとキレイやったて。


帰り間際、”シヅさん”は、 シヅに言うた。




「あと1年・・・ あと1年たったら、迎えに行くからね・・・


シヅ・・・ お母はん、必ず迎えに行くから、 もう少しだけ待っててなぁ。


ごめんねぇ・・・ ほんま、堪忍しておくれやす・・・」



深々と頭を下げた”シヅさん”は、それこそめっちゃキレイに、


ハラハラ涙を流すんやて・・・





お父はんは、帰り際に、”シヅさん” としばらく見つめあったまま、


瞬きもせんで、別れを惜しむように、惜しむように、


手を離さなかったんやて。


ここでシヅ5歳は気づくわね。 



「あぁ、お父はんは、”シヅさん” とえぇ仲なんやなぁ。」




はい、ここでナナはばぁちゃんに突っ込んだ。


「5歳で、ここまで気づかんやろ??


ちょぉーーーっとリアリティ無いですやん?ばぁちゃん~ 笑」


そしたらばぁちゃんが言うねん。



「何言う? 


ばぁちゃん、おマセな子供やったかもしれないけど、5歳でも、感じるよぉ。


ほんまにねぇ、恋仲て、わかったんやぞぉ・・・」



あんまり遠い目で言うから、何にも言えんかった・・・






その後家についたシヅとおとん。


おかんは、すぐに玄関に飛び出てきて、


シヅを抱きしめた。



おとんが一言言うた。



「心配かけたな・・・。 あと1年や・・・。あと1年。


それまで、辛抱頼む。」




それから1年後、シヅの生活は、全く別のものになる。

***祖母シヅ波乱万丈物語④*** ”シヅさん”

”シヅさん”





「うちも シヅ 言います。 よろしゅうね。 シヅちゃん。」




コンペイトウをくれたその芸妓、”シヅさん”は、とってもキレイな人で、


シヅを横に座らせて、ずーーーーっと頭をなでてくれてたんやて。




ちょっと照れくさいシヅは、おとんにチラチラ目配せするんやけど、


おとんはずーーーっと”シヅさん”をまぶしそうに見てるから、


シヅも何だか落ち着かない時間やったらしいわぁ。




食事はめちゃくちゃ豪勢で、


シヅの家がいくらか裕福でも、


こんなん見た事無いわぁ!!ていう、立派な立派な京会席やったて。





ただ、おとんが 「シヅ」 って呼ぶたびに、


二人で 「はい?」 て言うもんやから、


だんだんその場は和んで、そのうち笑いが堪えないようになったらしい。






そこでシヅが聞いた。




「おねぇはんは、おとうはんのお客さんなんやろ?」




5歳でも感じたって。 その場が凍りつくのを。




「そう聞いてるん?シヅちゃん。 そう言ってるん?旦那はん。」




ちょっと怒った顔した”シヅさん”、 マズイ・・・ と思ってシヅ焦る・・・ 


でも、次の瞬間、おとんが信じられん事言いよった。




席を立って、シヅの肩をつかむおとん。





「シヅ、このおねぇはん、シヅさんが、おまえのほんまのお母はんや。


今日は、おまえに会わせるために連れて来た。


ほら、よう似とる・・・ お母はんて呼んでみるか?」






シクシク泣く”シヅさん” 改め、ホンマのおかん。


なんや興奮しとるおとん。


5歳のシヅ、きょとん・・・・・・




明らかに、「お母はん」 って呼んだ方がよさそうな雰囲気やけど、


それが声になるまで、何分かかったかわからへんて・・・



やっと口にしかかったとき、


明かり京の町が暗くなって、店の明かりも消された。




一生忘れられへん、大文字さんが始まった。


***祖母シヅ波乱万丈物語③***大文字さんの夜

大文字さんの夜。




シヅが5~6歳の頃の話。



その日は大文字の送り火の日。


おとんはお盆やのに、どうしても行かなあかん商談がある言うて、


どうしてもその日がえぇ言いはるお客さんがおる言うて、


毎年大文字さんの夜は、家におらんかったらしい。




大事な商談や言うて、毎年その日だけは、どの子も連れて行かんかったおとん。


それなのに、シヅに言うたんやて。



「シヅ、一緒に行くぞ。」



他の兄弟たちは、うらやましがった。


その日は未知の世界。


大文字さんの、お盆の真っ最中に会いたいお客さんなんて、


えらい上客さんやろ??


どんなおいしいモノ食べんねんやろ??



シヅは、よそ行きの着物を着せられて、おとんに手を引かれた。


ちょっと優越感やね。子供心や。




でも、シヅはその時見たんやね。





おかんが陰で泣いてたんを・・・





シヅが不思議に思っても、


先を歩くおとんがあまりにも急いでいて、


小さいシヅは追いつくのがやっと。


今まで見たことないくらい早足のおとん。






「おとうはん、子供みたいやねぇ。


そんなに急いでどこに行きはるの。」








「シヅは、ホンマによう似とるなぁ・・・」







おとんの言葉、意味深やなぁ・・・


なんて思いながらも、先を急ぐおとんにくっついて、


夜の京都に繰り出して行ったんやて・・・





待ち合わせたのは大文字さんがよく見える、


えぇとこのお料理屋さん。


個室に入って、そこにおったのは、キレイなキレイな芸妓さんやった・・・




このキレイな人、誰なんやろう?



「よろしゅうお願いします。シヅ言います。」



シヅが挨拶済ませるやいなや、おねぇさん泣き始める。



「シヅ・・・・・・・・」



いきなり抱きしめてきたその人の、おしろいの匂いでむせ返ったて。




その人の名前も、シヅ。





その日のことは、ばぁちゃん、今でももの凄くよぉく覚えてるって・・・


シヅさんとちっちゃいシヅの、初対面の夜、もうすぐ大文字さんが始まる。

***祖母シヅ波乱万丈物語②***シヅ生まれる。

シヅ生まれる。



シヅばぁちゃんが生誕したんは、大正から昭和に移り変わる激動の時代。



そこは京都。


6人兄弟の下から2番目。


上が3人のにぃちゃん、1人のねぇちゃん、下に1人の弟。


ま、正直めっちゃ中途半端な位置に生まれてしまったばぁちゃん、シヅ。



バリバリの商人のおとんと、奥ゆかしいステキなおかん。


生活もそこそこ裕福で、


その辺りでは有名な、模範的な家庭やったらしい。



京の町に、おとんが商売に繰り出すとき、


代わる代わる子供を連れていって、


ぎょうさんお菓子を買ってくれたんやて。



後で聞くと、商売相手の悪代官キャラのおっさんも、


子供がそばにおると、自然と顔がほころんで、商売がうまく行くんやてw 


そやから、大事な商談のときは、必ず誰かがくっついて行ってたんやて。



この頃は、シヅ3-4歳の時代。


だんだん大人になるにつれて、シヅが感じ始めた違和感・・・




何やようわからへんけど、


他の兄弟とうちだけ違うとる??



あれ??


うち、おとんとおかん、どっちに似とる??





事実を知るのんは、もう少しだけ後の事やった。

***祖母シヅ波乱万丈物語①***始めまっせ!

始めまっせ!




マミ姉  が今、昔を振り返って大失恋ストーリーってやってんねん。


順々に思い出して、字に書き起こしていく・・・


マミ姉の文章は、とってもリアルで、本当に情景が浮かんでくんねん。


で・・・、その作業をしてみよう・・・て、今のばぁちゃんの闘病を通して感じましたわぁ。


ばぁちゃんのベッドにPCを持ち込んで、


話ができる時間は限られとる。 疲れてしまうからね。


その間に速記して、文にして・・・


それを記事に上げよう!! 思いますねん♪


ちょっとずつ、もしくはだーっっと・・・。


何回続くかはわからへんねんけど、ばぁちゃんの一生を記録しようと。




文章下手クソやしぃ、ちょっと際どい話もありますねんけど、


ちょっとの間お付き合い願いますわぁ。


ちょこっとキワドイ話もあるかもやけど、


なんとかばぁちゃんと意思疎通ができるうちに、


現実に追いつきたいなぁと・・・ 



ばぁちゃんと一緒に作っていく記事ですやん。


毎回チェック入るかもやけど・・・ 笑


よろしくですわぁ。


では、ナナのばぁちゃん、シヅ。


波乱万丈人生をちょこっとずつご紹介です・・・






マミ姉、ヒントもらいましたぁ♪

マネみたいになってまってゴメン!! そしておおきにぃ・・・