稲川さんの「怪談ナイト(MYSTERY NIGHIT TOUR)」と同様に「夏の風物詩」となったフジテレビ系列の「ほんとにあった怖い話」ですが、今年は「25周年スペシャル」だそうです。稲川さんの怪談ナイトは32年目、どちらも、よく続いたものです。

 さて今回は、第4話「憑けてくる」の「ロケ地探し」に行き詰って「下書き」のまま放置していた「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2022」のロケ地紹介です。

 

「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2022」ロケ地マップ

「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2022」のロケ地マップです。

 

★ フジテレビ「ほんとにあった怖い話」番組ホームページ

 

 

■ 第1話 「非常通報」

脚本:酒巻浩史さん

演出:下畠優太さん

出演:神尾楓珠さん、大友花恋さん、千原せいじさん、田中美佐子さん 他

 

 警備会社に勤める高橋亮太(神尾楓珠さん)は、老人ホームからの深夜の「非常通報」で通報者の部屋へ駆けつけ、通報した住人(山内さん)を病院へ送る事は出来たが亡くなってしまった。

 住人を助けられなかった事を悔やみつつ、交際中の彼女=如月美沙(大友花恋さん)と出かけると、出かけた先で美沙に異変が!?亮太に襲いかかる美沙の背後に助けられなかった住人の姿を見た亮太だったが…。

 

● 哲史が勤める警備会社 :

東京都三鷹市大沢6丁目、(株)プレネアール 調布スタジオ

 

(株)プラネアール 調布スタジオ(俯瞰)

亮太が勤める警備会社

 

調布スタジオ(ストリートビュー)

 

 「ロケ地ファン」の方にはお馴染みの「(株)プラネアール」さんの「調布スタジオ」です。「スマホを落としただけなのに」では「産婦人科病院」として登場しましたが、地下には「ホテルの部屋」のセットもあり、警察署、企業のオフィスなど、使用目的によって「何にでもなるハウススタジオ」です。

 先輩警備員(千原せいじさん)の怪談めいた冗談を言われる場面は屋内で、亮太が身に起きた起きた「怪異」を先輩警備員に相談する場面は屋上で撮影されました。

 

● 亮太が非常通報で駆けつけた「老人ホーム」 :

茨城県土浦市常名、有料老人ホーム「かがやきの郷」

 

有料老人ホーム「かがやきの郷」(俯瞰)

亮太が通報で駆けつけた老人ホーム

 

有料老人ホーム「かがやきの郷」(ストリートビュー)

 

 マンションサイズの「老人ホーム」だったので、警備会社の「駆けつけサービス」が必要だった。という設定だろうと考えますが、普通のマンションを「小道具」の表示物で老人ホームに仕立ててしまえば、ロケ地近くの都内のマンションでも撮影できたのではないか?とも思います。なぜ、わざわざ「土浦」で撮影されたのか…。「撮影協力」の申し出が施設の方からあったのか、「土浦フィルムコミッション」の仲介でロケ地として勧められたのか?「撮影協力」に施設名が流れるだけでも「宣伝」にはなり施設側にもメリットがある。こういう関係は「映画」の場合にも共通で、制作の段階から多くの「企業」を巻き込む事で、その企業の関係者(社員)の「SNSアカウント」を使って「映画の宣伝」ができます。しかし、それは「ステルスマーケティング(ステマ)」

 「この映画は面白い!」とSNSで話題になっているからと劇場に足を運んで観てみたら…「それほどでもないじゃん…。」。そういう作品ほど、「エンドロール」に数えきれないほどの「企業名」が並ぶ。監督の「知名度」や過去のヒット作同様の「大ヒット」を期待して「宣伝媒体」として映像作品を利用したい企業と、ロケ地や資材、資金、宣伝要員が欲しい制作側の思惑が一致した結果ですが、「面白そうだ。」と思わせる戦略に騙されませんように。

 

● 美沙の自宅 :

東京都調布市西調布2丁目、ロケスタジオ和洋空間(一軒家スタジオ)

 

ロケスタジオ 和洋空間「一軒家スタジオ」(俯瞰)

美沙の自宅

 

一軒家スタジオ(ストリートビュー)

 

 「ロケスタジオ和洋空間」、「ほん怖」作品で何度も登場しているハウススタジオです。マンション、アパート、古民家、一軒家と多様なハウススタジオがあるので、ほん怖以外のJホラー作品(「事故物件 怖い間取り」、「貞子」、「スマホを落としただけなのに」など)にも登場しています。

 

● 亮太と美沙が訪れた展望台 :

千葉県木更津市太田2丁目、太田山公園(きさらぎタワー)

 

太田山公園(俯瞰)

亮太と美沙が訪れた展望台

 

きさらぎタワー(ストリートビュー)

 

 

● 美沙に異変が起きた長い階段 :

千葉県袖ヶ浦市神納3丁目、卒土神社

 

卒士神社の階段(俯瞰)

美沙に異変が起きた長い階段

 

階段登り口(ストリートビュー)

 

 

● 美沙が入院した病院の病室 :

東京都世田谷区松原1丁目、(株)プラネアール 明大前スタジオ

 

 美沙の母親(如月郁恵=田中美佐子さん)の亮太に対する態度がおかしい…。「怪異」の原因は、この母親の「娘への歪んだ愛情=生霊」だったという結末ですが、娘の幸せを願い「不幸」な思いをさせたくないと願う気持ちが生み出した生霊。郁子と美沙を捨てて逃げた「亭主(美沙の父親)」という画面には登場しない存在が、郁子に亮太へ生霊を飛ばさせた真の原因です。

 怪異の原因が「老人ホームの住人(山内さん)」かと思わせる「ミスリード」、クスッと「笑わせる」先輩警備員の存在、アッと驚く「怪異の原因(どんでん返し)」。ドラマの中に「ホラー作品の要素」短いが詰まっている良い作品だと思います。

 

 

(株)プラネアール「明大前スタジオ」(俯瞰)

美沙が入院した病院の病室

 

明大前スタジオ(ストリートビュー)

「病室」は2F(赤色矢印)です。

 

★ 「(株)プラネアール」Webサイト

 

★ (株)プラネアール「調布スタジオ」のページ

 

★ (株)プラネアール「明大前スタジオ」のページ

 

★ 「ロケスタジオ和洋空間」Webサイト

 

★ ロケスタジオ和洋空間「一軒家スタジオ」のページ

 

 

第1話「非常通報」のロケ地

第1話 「非常通報」のロケ地

 

 

■ 第2話 「遊び待つ」

脚本:酒巻浩史さん

演出:森脇智延さん

出演:松本若菜さん、富田望生さん、落井実結子さん

 

 学童クラブに娘(可奈=落井実結子さん)を預けて看護の仕事へ向かう弓子(松本若菜さん)。ある日、可奈が「幽霊屋敷」として知られている屋敷の「絵」を描くようになり、弓子が目を離した隙に屋敷へ入って行こうとするようになる。学童クラブの他の女の子から、あの屋敷にいる「ユカリおねえちゃん」と遊んでいたと言う話を聞き、弓子はその屋敷へ可奈を探しにに行くのだが…。。

 

● 可奈が通う「学童クラブ」 :

神奈川県鎌倉市大船、大船町内会館

 

大船町内会館(俯瞰)

可奈が通う学童クラブ

 

大船町内会館(ストリートビュー)

 

● 「幽霊屋敷」=外観 :

神奈川県鎌倉市浄明寺2丁目、旧華頂宮邸

 

旧華頂宮邸(俯瞰)

「幽霊屋敷」=外観

 

旧華頂宮邸(ストリートビュー)

 

親子があるいてきた道

親子が歩いてきた道

 

★ 鎌倉市「旧華頂宮邸の保存と活用」のページ

 

● 「幽霊屋敷」=屋内 :

埼玉県久喜市南5丁目、カントリーハウスウィンザー

 

カントリーハウスウィンザー(俯瞰)

「幽霊屋敷」=屋内

 

カントリーハウスウィンザー(ストリートビュー)

 

 建物の「外観」と「屋内」がまったく「別の場所」ということはよくあります。出演者の服装や、映像の色合いや明るさが一致するように作られた「映像マジック」ですが、これからの時代は「CG合成」や「AIが作成した映像」によって、より巧妙な映像マジックが使われるようになると思われます。「ドラマ=作り物」として、騙されることを楽しめるテレビであって欲しいと思います。

 

★ 「(有)カントリーハウスウィンザー」Webサイト

 

第2話「遊び待つ」のロケ地

第2話 「遊び待つ」のロケ地

 

 

■ 第3話 「謝罪」

脚本:後藤博幸さん

演出:坂谷将行さん

出演:岩田剛典さん、志田未来さん、梶原善さん 他

 

 単身赴任で引っ越してきた光生(岩田剛典さん)、入居早々からドアを「ノックする音」「女の声」に悩まされる。管理人(梶原善さん)に相談すると、それが「幽霊」の仕業であると判ったが…。

 

● 光生が単身赴任で引っ越してきたマンション :

神奈川県横浜市青葉区市ヶ尾町、ドミール市ヶ尾

 

ドミール市ヶ尾(俯瞰)

光生が単身赴任で引っ越してきたマンション

 

ドミール市ヶ尾(ストリートビュー)

 

 ちょっと気になる「ブルーシート」ですが、放送された時にもベランダの右側はブルーシートで覆われていました。

 

★ ホームズ「ドミール市ヶ尾」の物件情報のページ

 

● 光生が花を供えたマンション前の道 :

神奈川県横浜市都筑区仲町台4丁目、陸橋(将門橋)近くのマンション前の道

 

光生が花を供えたマンション前の道(俯瞰)

光生が花を供えたマンション前の道

 

マンション前の道(ストリートビュー)

 

● 光生がトラックにはねられそうになった十字路 :

神奈川県横浜市青葉区市ヶ尾町、東福寺近くの十字路

 

光生がトラックにはねられそうになった十字路(俯瞰)

光生がトラックにはねられそうになった十字路

 

光生が下りてきたきた階段

光生が下りてきた大きな階段

 

トラックにはねられそうになった十字路(ストリートビュー)

 

 光生がトラックに撥ねられそうになった時に、光生の腕を引っ張って助けてくれた幽霊。「タクシードライバーは語る(15周年スペシャル)」や、「死ねばよかったのに(第1シーズン#01)」のような「どんでん返し(主人公がホッとした時に耳元で幽霊がとどめの一言を囁く)」があるのかとおもいましたが、「良い話」で終わりました。怖かったのは幽霊の「ビジュアル」だけ?

 

第3話「謝罪」のロケ地

第3話 「謝罪」のロケ地

 

 

■ 第4話「憑けてくる」

脚本:三宅隆太さん

演出:國武俊文さん

出演:高城れにさん(ももいろクローバーZ)、百田夏菜子さん(ももいろクローバーZ)

    玉井詩織さん(ももいろクローバーZ)、佐々木彩夏さん(ももいろクローバーZ) 他

 

 「ももいろクローバーZ」「高城れにさん」の実体験のドラマ化。幽霊が「視える」と言うれに。視えるようになった切っ掛けは…。

 

● れにが幽霊に襲われたホテル :

東京都練馬区高松5丁目、ホテルカデンツァ東京

 

ホテルカデンツァ東京(俯瞰)

撮影に使用されたのは「エグゼクティブツイン」のようです。

 

ホテルカデンツァ東京(ストリートビュー)

 

★ 「ホテルカデンツァ東京」公式サイト

 

● れにが「視える」ようになる切っ掛けとなった幽霊との遭遇場面 :

東京都杉並区梅里1丁目、戒行寺、妙法寺の墓地周辺の道

 

墓地周辺の道

「高い塀で囲まれた墓地」、街の中にはよくある風景だけに探すのは大変。

 

帰宅途中の道

どこにでもありそうな「街角の風景」は、ロケ地探しには難敵。

 

 遠くに「大手スーパーマーケットの看板」や、「大型家電量販店の看板」が写っていれば「場所の特定」は比較的に楽なのですが、本編では時間は「夜」、ごくありふれた街角と塀に囲まれた道。唯一の手掛かりは「墓地を取り囲む石の塀」

 

墓地横の道①

れにが歩いた墓地横の道①

 

墓地横の道②

れにが「何か」を見てしまったしまった道②

 

墓地横の道③

れにが見てしまった「何か」から逃げてきた道③

 

 「墓地が周囲の家から見えないようにするための高い塀」、街の中にある墓地にはありがちなつくりですが、なぜ「見えないように」するのでしょうか?その町(街)の「歴史」を作ってこられた方々が眠っているだけなのに…。住宅がマンションになり、他の地域から「転入」された方々の取っては、町の歴史云々より「赤の他人の墓」「墓=先人の生きた証」よりも、「ほん怖」のようなテレビ番組で刷り込まれた「お墓=怖い、不気味、気持ち悪い」なのでしょう。いずれ自分も、そこへ入るのに…。

 

第4話「憑けてくる」のロケ地

第4話「憑けてくる」のロケ地

 

 

■ 第5話「一言のあやまち」

脚本:穂科エミさん

演出:森脇智延さん

出演:山下美月さん(乃木坂46)、鈴木ゆうかさん、佐々木ありささん、小野花梨さん 他

 

 愛奈(山下美月さん)が通う学校の「女子寮」。親友の「桃香(小野花梨さん)」に気になる男子に「告白」する事を勧めたが思わしくない結果に。愛奈は、そのエピソードをさほど気に留めていなかったが、次第に愛奈の身に不可解な出来事が…。

 

● 愛奈が通う学校の「女子寮」 :

茨城県行方市成田、旧北浦三育中学校

 

旧北浦三育中学校(俯瞰)

ストリートビューで入って行けない場所のため「女子寮」前まで行けず…。

 

旧北浦三育中学校へ続く道

左側の日が「旧北浦三育中学校」の正門前へ通じているようです。

 

帰省する生徒たちが歩いた道へ通じる階段?

山を挟んだ反対側に「女子寮」前に通じると思われる階段があります。

 

 愛奈の身に起きた「怪異」の原因は桃香の「生霊」のようですが、夏休み後の新学期に「車いす」に乗って現れた桃香。夏休みの間に桃香に何があったのか?告白する事を勧めた結果の「怨み」なのか何なのか、車いすの桃香に唇の動きだけで「許さない」とか言わせても良かったような…。怪異の原因が本当に桃香なのか、釈然としない終わり方でした。

 

第5話「一言のあやまち」のロケ地

第5話「一言のあやまち」のロケ地

 

 

 毎年新作の「ほんとにあった怖い話」の本放送の前に放送される「傑作選」ですが、ここにも「気になるロケ地」が沢山あります。ただ、傑作選には「撮影協力」などの情報が無いためロケ地探しは至難の業。

 だがしかし、難しければ難しいほど見つけたくなるのが「ロケ地」。ロケ地がロケ地として残っているうちに見つけたいと思います。

 

■ 傑作選(2022年)

 

「傑作選(2022年)」のロケ地マップです。

「ほんとにあった怖い話 傑作選(2022年)」のロケ地マップです。

 

① 「トンネルの中の少年」 : ほんとにあった怖い話 夏の特別編2004

② 「赤い執着」 : ほんとにあった怖い話 20周年スペシャル(2019年)

③ 「お墓はどこでしょうか」 : ほんとにあった怖い話 夏の特別編2017

④ 「誘いの森」 : ほんとにあった怖い話 15周年スペシャル(2014年)

⑤ 「墓地の女」 : 第1シーズン#10

⑥ 「とり憑かれた入院患者」 : 第1シーズン#08

 

 「第1シーズン」の二つの話は、今のところ「ロケ地不明」です。なんだかんだで20年以上昔の「ロケ地」を見つけるのは難しいですが、偶然見つかる可能性を信じてこつこつ探したいと思います。

 次回は、「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2023」です。「傑作選(2023年)」のロケ地がほとんど見つからないので「ほんとにあった怖い話 25周年スペシャル」の一部を掲載予定です。

 

 しかし、いまさらですが、地方と言わず、都市部と言わず「ソーラーパネル」が敷き詰められた土地が増えている事に「危機感」を感じます。山の「木」を伐採してソーラーパネルを敷き詰めて、「大雨」が降って山が崩れたとして、「被害」を受けるのは地元の住民。壊れたソーラーパネルを撤去して新しいソーラーパネルを再び敷き詰めるとして、儲かるのは「撤去する業者」「ソーラーパネルのメーカー」。大雨が降る度にその繰り返しになる可能性を考えると、「太陽光発電事業」「環境破壊」以外の何ものでもないと考えます。

 

という事で、また次回。

 毎日「災害級の暑さ」ですが、いかがお過ごしでしょうか?さすがにこの暑さの前には、「怪談話」などまったく「涼」をもたらしてはくれませんが、今年もフジテレビ系列で「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2024」が放送されるという告知がありました。

 

 「ほん怖」と言えば「ロケ地探し」が楽しみだったのですが、最近は「千葉県」のあまりなじみがない地域がロケ地となっている場合が多く、ロケ地探しに苦労していました。物語の中で「重要な場所」となっているのに、そのロケ地が見つからず「ロケ地マップ」の記事が「下書き」の状態で放置される結果となっていました。

 

 ここへきてようやく、と言うか、偶然に「重要なロケ地」が見つかりロケ地マップが完成に近づきましたので未掲載だった「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2022」と、「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2023」の全体マップを掲載します。

 各話ごとのロケ地紹介は、「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2024」放送後に予定しています。

 

「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2022」ロケ地マップ

「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2022」ロケ地マップ

 

「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2023」ロケ地マップ

「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2023」ロケ地マップ

 

 ロケ地探しには「Google Earth」を使っていますが、この何年かの間に「田畑」「山」「森林」「太陽光発電」「ソーラーパネル」に埋め尽くされている光景(メガ・ソーラー)に「不安」を感じています。

 太陽光発電施設には「森林」の様な「保水力」はありません。「温暖化」によって大気中の「水蒸気量」が増えている今日、「ゲリラ豪雨」「線状降水帯」という雨の降り方に耐えられない環境を作り出しています。太陽光線の一部は「電力」に変換されても、ソーラーパネルが反射した「熱」は周囲に撒き散らかされ温暖化に拍車をかけます。わずかばかりの「電気」と引き換えに「自然」を犠牲にして取り返しがつかない「環境破壊」が進んでいる事の方が怪談話よりはるかに怖い!

 「ロケ地」となる「ハウススタジオ」も、もともとは「個人の住宅」や企業の「工場」「倉庫」「商業施設」だった物件が多く、住宅や施設を手放さざるを得なくなった事に「日本経済の衰退」を感じます。

 「ロケ地探し」から見えたきた、この国の「政治のいい加減さ」…。政治家自身の「利益」のために「日本」が切り売りされている現状をロケ地探しで日本中に見つける事ができました。

 本当に「怖い」のは「「幽霊」などではなく、「国土」「国民」を利用して「野望」を果たそうする「愚かな政治家」ではないかと思う今日この頃…。

 ロケ地探しを楽しむためには、まず「政治を変える」必要があると訴えるためにロケ地マップを作りたいと思います。

 

 という事で、また次回。

 我が選挙区、「神奈川2区」は、これまで裏金脱税国賊政党=自由民主党(自民党)「菅義偉」を衆議院議員として選出(私の投票行動は常に「反自民」ですが)してきましたが、さすがに今回の「裏金問題(裏金事件)」を受けて「もっと真剣に国民の生活を考えてくれる政治家」を国会へ送りたいと思い、「れいわ新選組」「三好りょう」氏の京急上大岡駅前での街宣に出かけてみました。

 

れいわ新選組「三好りょう」氏、上大岡駅前街宣

 

 「れいわ新選組」といえば、党代表「山本太郎」氏の奮戦ぶりがSNSなどで伝えられていて、自民党の政治家のような「自分が政治家でい続けるための政治」とは違う、「みんな(国民)のためになる政治」を期待できるのではないかと以前から気になっていた政党です。

 

 自民党の「(議員の)数で押し切る政治」しか知らない世代の方には「少人数の政党では政治は動かせない。」と思われそうですが、自民党の政治は「小学校の学級会レベル(多数決)」の政治です。真の「民主主義」は、「少数意見も大切な意見」であり反対意見を唱える人達にも納得してもらえるように説明し、少数派の要望も取り入れて政策を修正して賛成派、反対派の双方が「概ね良かろう。」と思える方向へ国を進めるのが民主主義です。

 よって、すべての国民が「100%満足できる社会」ではありませんが、「数の力」で押し切られた人達を「抵抗勢力」としてしまう事もありません。「数の力」で押し切られた少数派が「差別」「いじめ」にあう事もありません。政権側に立つ人達と、政権に反対意見を唱える人達の間に「分断」を生じさせない社会です。

 

 今の「日本」はどうでか?「軍国主義崩れの似非(えせ=偽物)民主主義」を、「民主主義」だと言って「数の力」で押し切って進めてきた政策の結果が今の日本です。「差別」「いじめ」「弱者切り捨て」だらけではありませんか?これが「自民党が行ってきた政治」の結果です。

 

 そろそろ終わりにしませんか?こんな「自民党の政治」。政治家とその周囲の者たちが「特権階級」のように扱われる社会…とうてい「民主主義」とは呼べない!

 

 私は、私の「神奈川2区」から変えられる可能性に賭けてみたいと思い三好りょう氏の街宣を拝聴しに出かけました。神奈川2区の皆さんのお住まいの地域で街宣が行われた際は三好氏の言葉に耳を傾けていただきたいと思います。

 

 という事で、また次回。