平成27年度補正の小規模事業者持続化補助金の公募が出ました。


前回と少し異なる点などがありますので、よくご質問を受けるポイントをここに書いておきます。

<注意>
*当方は補助金申請代行は一切お受けいたしませんので悪しからず。
*質問もこちらではお受けしておりません。

まず、公募要領はこちらです。

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平成28年2月26日から募集開始、期限は5月13日の一本勝負ですね。追加があるかどうかは分かりません。

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補助は3分の2、50万円が上限ですが、以下の3つの取り組みに関しては上限が100万円となります。

①雇用を増加させる取り組み
②買い物弱者対策の取り組み
③海外展開の取り組み

*海外展開が増えましたね。後で触れますが、海外展示会等が必須です。

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また、業務効率化の費用も対象になりました。ただし、業務効率化だけの取り組みではダメです。

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申請主体としては、一般社団法人やNPO法人もダメです。

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業務効率化は、販路開拓とセットにしていれば経費として認められます。会計ソフトもOKとありますね。

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クレジットカードで支払う場合は注意してくださいね。引き落とし日が平成28年11月30日まででないとアウトです。補助金対象となりません。

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アルバイト代は作業日報などが必須となりますので心の準備を。

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海外展開に関しては、展示会や合同商談会に出ることが上限です。個別に商談を行うために出張しても、それは補助金上限を100万円にする海外展開には該当しないことになりますね。

審査のポイントは下記の通りです。

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自社の強みをきちんと書いて、それを踏まえた計画で、市場をきちんと調べて、計画に反映させているか。

販促手段(補助事業)は具体的で実現可能性が高いか。例えば「ホームページを制作して販促につなげます」と書いても何ら具体性はありませんよね。

販促計画は経営目標達成のために有効なものであるか。要は、計画を達成するのに、その媒体を使って広告することが効果的かどうかということです。

あとは創意工夫があるか、積算根拠が明確であるか。

すべてのポイントを丁寧に記述していけば結構な加点が見込めます。



以上、小規模事業者持続化補助金については、特に昨年度から公的機関での相談が非常に多いので、あらかじめ質問が予想されるポイントを解説しておきました。

お役に立てば幸いです。