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In human heart 2

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今日はFC琉球の心ある人間を紹介したい。


チーム、選手の用具等を管理し試合時のユニフォーム等を管理するホペイロ。
我々選手は彼らのような存在に支えられて日々のトレーニング、試合のピッチでプレー出来ている。
琉球で数年に渡り1人で頑張ってるヨウヘイ君。
不器用ではあるが裏表の無い性格でチームの為に献身的に頑張ってくれている。

夕方、身体のケアにチームグランドを訪れると用具の整理、試合の準備等を1人で黙々とやってる姿をよく目にする。

猛暑の中ひたむきに仕事する姿には本当に頭が下がる。(写真)


現場を要領よく立ち回り、己の身の保身しか頭になく裏表のある腹黒い人間が存在する中で、彼のような存在はチームにとって大変に貴重な存在だ。


今年に入ってチームグランドは荒れ放題で酷い状態だが…
前.現場マネージャーのカンベ氏がいた頃はカンベ氏自らグランドを整備するマシンに乗り、グランドの手入れを毎日やってくれていた。
そんな姿も夕方、チームグランドを訪れるとよく目にしていた。

“チームの為に”また“選手の為に”精一杯頑張ってくれているそんな心ある現場スタッフの存在。
選手は見ているし心に響く。


そしてもう一人、トレーナーの玉城。
この男も裏表のない心ある素晴らしき人間だ。
常に“チームの為”“選手の為”を真剣に考えている。

昨シーズンまでトレーナーとして頑張ってくれていた山城も心ある人間だった。


長いプロ生活で色んなチームで本当に多くのスタッフと仕事をしてきた。
ゴッドハンド田中先生、馬場トレーナー、日本人初のプロホペイロ松浦氏、現日本代表のスタッフでもある麻生、山根の両氏。書き並べるとキリがないので控えるが、素晴らしきスタッフには共通している事がある。皆“心”がある。

強いチームの条件は、必ず素晴らしきスタッフがいる事。

そしてその中で各々皆がそれぞれの場所で常に真剣勝負をしている。

幸せな事に今までそんなチームに数多く恵まれ、素晴らしきスタッフに支えられてプレーしてきた。
だからこそ陰険な裏表のある人間には心底腹が立つ。


心ある人間と、心ある人間の為に全てを懸けて日々真剣勝負をしていきたい。
カテゴリーは何であれ、現役選手である限り一切の妥協は必要無い。
沖縄にバカンスに来ている訳では無い。
部活でもサークルでもない。


プロSOCCERチーム、FC琉球。
日々献身的に頑張ってくれてる、今回紹介した心ある人間の為に…
いつか必ず、恩返しを。


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追伸.先日の試合で負傷した傷も大方塞がり、まもなくスパイクを履いてチームに合流予定。数日とはいえ、やはりSOCCERが出来ない日々は“とてつもない”ストレスだ。