みなさま、こんばんは☆

ご心配いただいてすみません。
退院後の話です。
色々あって、さらに怒濤の日々。
残しておきたいと思います。

日曜日に退院しました。

月曜日。
まずリエゾン看護婦さんと電話でカウンセリング。
やはり、色々な不安はまず、婦人科主治医に相談してみたら?
5月30日まで外科の診察がないのは不安でしょ?
と、なり。
婦人科に電話。
主治医の外来は常にいっぱいで、経過観察中のわたしも急な診察はなかなか受けれないのですが、
受付の人に話すと、明日、来てくださいと。
嬉しいびっくりなお返事が。

次の日火曜日。
婦人科主治医と面談。
外科の予約が5月30日で、それまで長く、怖いこと(入院は内科でした。
退院時のお薬もなしでした)

内科の先生に大きな手術をした人は開腹手術になるとゆわれ不安なこと。

この病院のこの手術の空きが一年以上なこと。

するならば、経過観察中のいま手術をしたいこと。

等々、不安なこと全部お話ししました。

主治医は。
大きくお腹は切ったけど、上の方は転移がないかの確認だからいじってないので腹腔鏡で手術できると思う。

胆嚢は摘出した方がよい。
痛みもこなくなるし、怖いことはない。

外科の手術が一年以上待ちなのにはさすがにびっくりされていたけれど、再発率の高い私の場合、
経過観察中にしたい気持ちはよくわかる。

5月30日までなにも治療(お薬)も
外科の話がないのが不安なのはよくわかる(心療内科にかかっている私の不安定さは主治医が一番知っている)

じゃー、明日、外科にいっといで。
予約外で入れてあげるから。
かなーり待つと思うけど、大丈夫?
しっかりお話聞いといで。
内科の先生の紹介状に、
僕からの手紙もつけ足しておくから。

いつもながら、本当に患者の気持ちに寄り添ってくれる主治医に感謝。

感謝した、その夜。

娘、2年前の古傷の大ケガを再びやりました。

大学まで旦那さんが車で迎えにいき、
家の近くの救急へ。
私はタクシーでかけつけました。
もう夜中。

2年前と同じ怪我。

気持ち落ち着けるために、雨の暗い駐車場へお茶を買いに。
遠くに自販機見つけた!と急いだとたん。


わたし、こけました。
大人になって、ぶっ飛んでこけたのは初めて。
左の腰骨強打して、背中打って、大の字で雨の中。

痛くて雨の中わめき散らしました。
大腿骨の骨密度が低い私は
折れてないか、
すごく怖くて、しばらく雨の中寝っ転がってました。
そおーっと、立ってみて。
歩ける。
痛いけど。

娘の診断は2年前と同じ。
しかし、2年前、言われたんです。
2度目は手術だよ、と。

娘も手術することになりました。

ぼろぼろの水曜日。
外科へ。
前日婦人科に付き添ってくれた旦那さん、今日はお仕事の都合がつかず、一人で病院へ。

11時になっても、まだ9時台の診察番号。
私は予約外だし、座る場所もないほど混んでいる外科。
2時間は呼ばれないですね、と確認して、馴染みの婦人科の待ち合い室の隅っこへ。

下向いて座っていたら、馴染みの声。
あれ?もう診察終わったの?

主治医。

顔見たとたん、ぶうわぁーっと涙がこぼれてきて。

どうしたん?!外科でなにかあったんか?

ない、なんもない、まだ診てもらってへん。
先生、娘また、怪我した。
手術せんなあかん。
わたしも手術せんなあかん。
もう、しんどいえーん

主治医
肩をポンポンさすってくれて、大丈夫や、娘さん手術したらまた好きなこと出来るって言われたんやし、
重なったから大変やったけど、
大丈夫、大丈夫。
しっかりして、自分の話を外科で話しておいで。
大丈夫やから。と。


リエゾン看護婦さんも来てくださり、
私の顔色の悪さと事情を聞いて、
わかった、大変だったのね。
いまから一緒に外科に行きます。
とてもなっきぃさん一人で外科に行かせられないわ。
私が診察室に入って一緒にお話聞いてもいいかしら?


外科にリエゾン看護婦さんがお話してくださり、一緒に診察室へ。
もう3時近くになってました。

外科の先生って、少し怖いイメージでしたが、
私がお会いした膵胆肝専門の外科の先生は森本レオ並の優しいお声の先生でした。

大変だったんですね。
ちょっと気持ちが動転してるかな?
いまから、なっきぃさんのお腹のお話をしてもいいかな?

と、ゆっくり、わかりやすく、図解もしながら話してもらいました。

泣いて話せないところはリエゾン看護婦さんが補って下さいました。

胆嚢に胆石がたくさんあって、落石発作を繰り返しているので、胆嚢は摘出したほうがよいこと。

摘出したあとも、普段と変わらず生活できること。

婦人科主治医の言うとおり、腹腔鏡でできること。

手術は一年半待ち!(一年待ちじゃなかった!びっくり)
それはこの病院が、がん拠点病院だから。がんの手術が優先だから。

選択肢は2つ。
①近くの病院で手術をする。
②とりあえず、来年の9月に私の手術予約を入れる。

①は、私の心療内科での経過や、リエゾン看護婦さんが支えてくださっていることを考えると、無理です、と言いました。

だから、②を選択。

そして、ここからはお約束のできる話ではないけれど。
たまに、手術の空きがあるときがある。
例えばそのときに、すぐに、来て手術できますか?と言われたら、あなたは出来ますか?

わたしは、
はい。
お願いします。
先生が執刀してくださるなら。


もちろん、僕がします。安心してね。

いつ手術になってもよいように、
体力つけててね。
大きな手術を乗り越えてきたんだから、
なっきぃさんなら大丈夫。

手術まで不安だよね。
胆嚢と肝臓の働きをよくするお薬とそれを助ける胃薬を出すから、
お守りと思って飲んでね。

あと。また発作が起きたら飲むための頓服薬とそのときの胃薬もね。

でも、今度は痛いなぁとか思ったら、我慢しないで、すぐ外科においでね。

これで、少しは安心できたかなぁ?

外科の先生があまりに優しいし、
リエゾン看護婦さんもいてくださるし、
涙腺緩みっぱなしでした。

一番早いのはね~。
もう一回落石発作おきたら、すぐに手術してあげれるんやけどねー。
あれ、ものすごい痛いよねー。
嫌だよねー。
と、最後は笑わせてくれました。

診察をあとにして、
リエゾン看護婦さんと、外科の先生優しくて本当によかったねーと喜びあいました。

部長(婦人科主治医)に慣れてるなっきぃさんには、外科の怖い先生だったらどうしようと、思ってたの(笑)っ、リエゾン看護婦さんもホッとしてはりました。

とりあえずは、お薬で働きをよくして、油ものを控え、疲れたり、ストレスをためないようにして、落石発作が起きないようにすごす。

そうしてても、発作がくるときは、来るらしいので、我慢せず、病院にいく。

外科の先生を信頼できたので、
結局手術の予定は未定なままですが、
ずいぶん不安な気持ちは減りました。 
不安な気持ちが払拭されるだけで、患者は安心できるんです。
元気になったような気持ちなれるんです。



色んなことが、いっぺんに起こりすぎて、
こけて全身痛いし
凹んで地球の裏側までいけそうです

なんだか、疲れたので、
しばらくブログもお休みすると思います。