6月14日(火)  雨


「全ての人は自らの人生を選び産まれて来る」


いつかどこかで聞いた言葉。


今、この言葉は自分の心の一部になりつつある。



勿論産まれる前の記憶など無い。



けど、何となくそーなんだなぁって感じた。



そっかぁ全て自分が選んだ事なんだ。


性格も見た目も時代も何もかも全て。


そっかぁ、じゃあ全て活かさないと勿体ないなぁ。



「じゃあ、どう生きる?」



産まれる前に自分が人生を選んだ記憶はない。



うん。



きっと何かサインくらいはあるはずだ。



よし。


まずはシンプルに行こう。


シンプルイズベストだな。



やりたくない、したくない、行きたくない、ときめかない、違和感を感じる事は全部やめよう。



全部。



そして、少しでもドキドキワクワクするポイントを見つけよう。



よし。


次は物質的にも精神的にも不要に感じるものは手放そう。



きっと本当に必要なものは何度手放しても戻ってくる。



そんな気持ちでバイクとサーフボード、洋服以外の全てを捨ててこの島に来た。



本当だった。




今必要な全てがある。


今ここで死んだとしても納得できる。




横殴りに降る雨すら愛しい。



泥だらけの自分が誇らしい。



芋虫すら可愛く見えてきた。

(でも蚊だけは憎たらしい)



何の矛盾もない。



もしかしたら本当にそうなのかもしれない。



「全ての人は自らの人生を選び産まれて来る」




今日は親方に孫が産まれたそうで早上がり。



男の子だそうだ。



彼はどんな人生を選んで産まれて来たのだろう。




今日産まれた全ての命に。


Happy birthday!


特別な一日を。