①大瀬良大地 投手 九州共立大
大学ナンバーワン投手。縁の無い遠い存在でした。正直、競合する勇気さえ無いと思っていました。しかし果敢に突撃した結果、見事に田村恵スカウトが五年越しの想いを胸にクジを引き当ててくれました。田村スカウトの事は現役時代は勿論、高校時代から応援していた自分としては大瀬良を当てた嬉しさより、田村さんの興奮と安堵の表情で涙してしまいました。田村さんGJです。大瀬良投手には新人王という高いハードルを余裕で乗り越え、新時代のエースとして羽ばたいてほしいです。高校時代からの永遠のライバル今村と切磋琢磨してカープを常勝球団に導いてくれる事を切に願います。
②九里亜蓮 投手 亜細亜大
大瀬良にも引けを取らない大学生投手。コントロールが良くて変化球もキレる良い投手が二位で獲れました。使い減りして無い所も魅力です。何より発展途上にも関わらず安定感があります。この投手を二位で獲れた事は大きいです。
③田中広輔 内野手 JR東日本
ある意味では今年のドラフトのサプライズ指名です。社会人ナンバーワン野手という評判の選手を三位で獲れました。そして事前に狙っているという情報は一切ありませんでした。チーム事情から二遊間の即戦力内野手の指名は無いものと思っていました。内野手の競争は一気に激化です。
④西原圭太 投手 ニチダイ
隠し玉的な指名です。しかし中継ぎ投手として即戦力で行けるという評価のようです。横の揺さ振りで攻めるサイド気味の投手が少ないので一年目から出番が見込めそうです。
⑤中村祐太 投手 関東一高
去年の甲子園で輝いた投手。今年は残念ながら結果を残せていませんが、去年の直球が戻れば非常に楽しみな投手です。
おそらく三位で残っていたら田口投手、六位で残っていたら井上内野手という地元の選手の指名があったのではないかと思いますが、総じて良い選手が獲れた満点のドラフトだったのではないでしょうか。今年のような攻めのドラフトが成功すればチームの成績も上向いていくのではないでしょうか。