明日(6月13日(土))から公開される『画家モリゾ、マネの描いた美女~名画に隠された秘密』と、来週6月20日(土)から公開される映画『ターナー、光に愛を求めて』。2本とも天才画家の生涯を描いた映画で、とても楽しみです♪

マネの絵画のモデルとしても知られる19世紀印象派の女性画家ベルト・モリゾ
マネの描いた『すみれの花束をつけたベルト・モリゾ』
三菱一号館美術館で開催された『マネとモダン・パリ』展で観ることのできた作品。素敵な絵なんですよね♪

『画家モリゾ、マネの描いた美女~名画に隠された秘密』予告編

モリゾが生きていた19世紀は、まだ女性が本格的に学んだり、職に就いたりすることが困難な時代。その時代に、画家として成長していった生き方が素敵だと思います。

マネとモリゾの出会いはルーヴル美術館だったそう。モリゾがお姉さんと摸写をしている時にマネと出会ったんだそうです。そこからマネのモデルとして、そして女性画家として活躍するようになったわけですが…。映画では、モリゾの生き方がどんな風に描かれているんでしょうか?楽しみです♪

映画『ターナー、光に愛を求めて』予告編

2013年に東京都美術館で開催された『ターナー展』や2012年にBunkamuraザ・ミュージアムで開催された『巨匠たちの英国水彩画展』でもターナーのコーナーが素晴らしかったのを憶えています。

山下達郎さんの「ターナーの汽罐車」が好きで、ターナーというと、この曲が頭の中に流れるのですが…。(間奏のピアノがとってもお洒落な曲です♪)
この曲の中に、“虹色のシャンペインをかたむける君の見つめる絵はターナー おぼろげな汽罐車が走る”という歌詞があって、ターナーの絵は、まさにおぼろげなんですよね。幻想的だな~と思います。そこが好きなんですよね。

達郎さんの「ターナーの汽罐車」は、「雨、蒸気、スピード-グレート・ウェスタン鉄道」(1844年)がモチーフとなっているそうですよ。上の予告編にも、一瞬だけ、この絵が登場しています。

ちょっと不器用で、人付き合いは上手ではなかったことで知られるターナーですが、そのターナーを『ハリー・ポッター』シリーズのティモシー・スポールが演じているそうです。こちらの映画も楽しみです♪