先日、『サウンド・オブ・ミュージック』『王妃の館』を観ました。
長くなりそうなので、今日は『サウンド・オブ・ミュージック』の感想を書こうと思います。
運良く舞台挨拶付きのチケットが取れて、上映前に、日本語版吹き替えをされた平原綾香さん、石丸幹二さん、日笠陽子さんの舞台挨拶を聞くことができました。作品に対する想いなどをお話しされていました。

主人公マリア役の平原さんは真っ白なワンピースで登場され、コンサート等で忙しい時期にこのお話しがあって、オファーを引き受けようか迷ったそうですが、このチャンスを逃すと次は10年後で40歳…婚期を逃すような思いがして、今しかないと思ってオファーを受けたというお話しをされていました。
平原さんの吹き替え、マリアにピッタリで凄く良かったです♪第一声から素敵となりました。

トラップ大佐役の石丸さんはグレーのジャケットに黒のパンツ姿で登場され、お話しがきた時は、自分がトラップ大佐を演じて本当に良いのかと不安だったけれど、今では自分しかいないと思っています!と言い切っていました♪その通りで、石丸さんもトラップ大佐にピッタリでした。

最後に、長女のリーズル役の日笠さんは、紺の上品なワンピースで登場され、リーズルが恋するロルフへの想いを語るシーンの台詞を生で披露されました。「愛するロルフ!好きです、大好きです♪」という台詞♪上映が始まってから、そのシーンが流れた時…生で聴けて良かった~と思いました。

そして、上映後、エンドクレジットで岸祐二さんの名前を見つけた時、ロルフが岸さんだったことにようやく気がついたのでした!あっちゃ~(苦笑)そうか~あの美声は岸さんだったのか!となりました♪数年前に吹き替えをされていたんですね。新しく吹き替えされたのは3名で、他は前の作品の吹き替えと合わせていたってことなんですよね?違っているのかも?しれませんが、エンドクレジットに岸さんのお名前があったのは確かです。

途中に気がついていれば、リーズルとロルフのシーンが2倍に楽しめたかもしれません。
トラップ大佐とロルフのシーンも、石丸さんと岸さんということで楽しめたと思います。サンデー・イン・ザ・パーク、モンテに続く、声で共演…という素敵じゃないですか?気がつかなかったけれど…。(苦笑)また、是非、舞台上で共演して欲しいと思います。

挨拶の途中で、50周年というアニバーサリーイヤーを祝福するため、特製の大きなケーキも登場していました。石丸さんは、8月のお誕生日で50歳になられるので、50年の誕生が一緒で嬉しいと喜んでいました♪(平原さんが「え?50歳?若いですね?」と驚いていましたけど、石丸さん、本当にお若いですよね。)

ケーキが大きくて、角度的に残念ながら客席には見えなかったのですが、平原さんと石丸さんが、何とか見せてあげたいと言って、ケーキを持ち上げようとして下さっていました。(平原さんがブログにお写真をアップして下さると言っていました♪石丸さんのマネージャーさんもツイッターでケーキのお写真をアップしてくれました♪)
サウンドオブミュージックの名前入りで、アルプスの山をバックに歌う子供たちが描かれた可愛いケーキ♪凄いですよね!

舞台挨拶の模様は、シネマトゥデイにも書かれています。
http://www.cinematoday.jp/page/N0072732

映画の感想♪
DVDでしか観たことがなかったので、今回大きなスクリーンでこの作品を観ることができて、改めて名作であることを再確認しました。

家族への愛、祖国に対する誇り、平和への想いや祈り、そしてなにより音楽の素晴らしさを実感できる素晴らしい映画ですね♪
アルプスの山々、緑の草原が広がる美しい景色も素晴らしかったです。映画館で観ると、アルプスの山のスケールが違って見えました。良かったですよ♪

この映画の舞台背景には、ナチスがオーストリアを併合し、第二次世界大戦も関係してきていて…。トラップ大佐に軍から召集令状が届いてしまい、愛する家族のために亡命を決意しますが、軍に見つかってしまい…そういう中で、音楽祭にファミリー一家が出場して歌うシーンで、胸にぐっとくるものがありました。特に、トラップ大佐がいろんな想いを抱えながら、故郷を想って歌う「エーデルワイス」♪感極まって、歌えなくなってしまう大佐を助けるように、一緒に歌う家族…そして、会場全体が大合唱になるシーンに感動しました♪(涙)石丸さんの歌う「エーデルワイス」、本当に素晴らしかったです♪

背景に戦争があったりしながら、この映画が明るく爽やかな印象を与えるところに、音楽の力を感じました。最後も、自由と希望を感じさせる終わり方で、すごく好きです♪

5月2日には、製作50周年記念盤のブルーレイも発売されるので、そちらも楽しみです♪

お・ま・け♪
今回、映画が上映されたTOHOシネマズ新宿に、ゴジラ登場!
原寸大?というくらい大きくて、今にも動き出しそうなくらいリアルでした♪