『アナと雪の女王』を観てから、余韻がずっと続いています。
ストーリーも良かったし、曲も良かったな~♪

主題歌の「Let it go」も好きだし、アナとエルサのデュエット「生まれてはじめて」も素敵な曲♪

★「生まれて初めて」♪(アナ:神田沙也加さん & エルサ:松たか子さん)

http://www.youtube.com/watch?v=tdLfgvu0P2g
期待に胸をふくらませているアナ♪不安と恐怖の気持ちでいっぱいのエルサ♪2人の対照的な気持ちが表現されている曲です♪

この曲の中に、ジャン・オノレ・フラゴナール「ぶらんこ」の絵が出てくるんですよ♪

ジャン・オノレ・フラゴナール「ぶらんこ」
フラゴナールの「ぶらんこ」は綺麗な絵に見えますが・・・風俗画で皮肉な意味が込められています。
描かれているブランコに乗る美しい女性は、この絵画の注文主の愛人。手を差し伸べているのが注文主。そして、ブランコを操る男性が、実はブランコに乗っている女性の夫なんですよ!
注文主は、フラゴナールにブランコを揺する人物を司教として描くように注文したそうなんですけど・・・。
フラゴナールは、貴族の三角関係の恋を皮肉を含めて描いたそうです。

この「ぶらんこ」が本物のように動き出して始まるミュージカル『コンタクト』の「Swing」も、貴族の男性と貴婦人が楽しくブランコしているように見えて、最後の最後に、ブランコを操る召使いの男性が・・・ええ~?そういうことだったの?という驚きの展開と結末がありました。(お洒落で大好きなミュージカルなので、もしかして、もしかしたら、再々演されるかも?しれないのでネタバレはやめておきますね♪)

劇団四季『コンタクト』にも登場していたフラゴナールの「ぶらんこ」♪(『コンタクト』のプロモーション映像)

http://www.youtube.com/watch?v=PA1fyEgnRcw
『コンタクト』では風俗画という内容にも関連したストーリーになっていましたが、『アナと雪の女王』では、深い意味はないんじゃないか?と思います♪(笑)

アナが心躍る、はしゃいだ気持ちを、この絵の女性に合わせただけだと思います♪(アナは、窓から飛び出してブランコに乗るシーンもあったりして、ブランコが好きな活発な女性だから♪お城から出たいという気持ちがすごく表れているシーンでもあります♪)

英語版『アナと雪の女王』から
★For the First Time in Forever(Reprise) クリステン・ベル&イディナ・メンゼル

http://www.youtube.com/watch?v=yqJ7LtZgMAc
アナが生まれて初めて姉のエルサと向き合うシーンで流れる曲です♪
上にアップした「生まれて初めて」と同じメロディ~なのに、深刻なシーンで使われているので全然違って聴こえるんですよ。

素敵すぎる歌声♪素晴らしい表現力!イディナ・メンゼルは、トニー賞主演女優賞を受賞している方ですしね♪
英単語がはっきりしっかり聴こえて、想いが強く伝わってきます。さすが本場ブロードウェイのミュージカル俳優さんですよね。

映画としてもミュージカルとしても見応えがあって、本当に素晴らしい作品だと思います♪
ブロードウェイミュージカルになる企画も進行中らしいですよ。是非、実現しますように・・・。もしブロードウェイで実現すれば、きっと日本版も観られるんじゃないか?と思います。
時間があれば、英語版も観に行きたいと思っています♪