というわけで、無事に生まれた。
忘れないために、細かく書こうっと。

2月5日(火) 当日の流れはこうだ。

旦那が義理実家に行って車を借り、義母と一緒に我が家に迎えに来てくれる
  ↓
10時頃に病院着後入院手続きを済ませる。
  ↓
希望していた無料の大部屋は空いておらず、1泊1万円以上する2人部屋に
とりあえず入ってもらうと告げられ、了承する。
  ↓
3階の産科病棟へ向かい、身長と体重を計り病室へ入る。
ちょうどお隣さん(妊娠高血圧症候群により入院中の妊婦)と目が合って挨拶を交わす。
  ↓
ランチはどうするかと聞かれたので、せっかくなので出してほしいとお願いする。
  ↓
医者からの手術説明があるが、昼過ぎになるので待っているように言われ、
旦那と義母と息子は自宅へ戻り待機。
  ↓
病院食ランチ+1階コンビニでゲットしたチップスターコンソメと梅昆布
  ↓
13時頃に説明があるから、と言われたので旦那と義母が病院へ戻ってくる
  ↓
先生の説明途中に緊急オペが入り、再び解散
  ↓
16時過ぎに先生がお話可能とのことで再び旦那と義母が登場し、説明を聞く
  ↓
写真を撮ったりなどした後、解散



その後は私はテレビを観たり、携帯をいじったりして時間をつぶした。

0時以降は飲むことも食べることも禁止されていた私は、
途中、1階のコンビニで「最後のダメ押し」用のサンドイッチとおにぎりと飲み物を購入。
結局、全て食べ終えたのは23時半ごろ。最後のドリンクは0時直前。

陣痛を待つことなく突然出されてしまうお腹の娘に対して、「明日会おうね~」
「明日、出てくるからね~」と何度も心の中で話しかけた。

ずっと一心同体だったお腹の子と、いよいよ離れる時がやってくるわけだ。
100%私に守られていたこの子が外界へ出て、少なからず試練を味わい、
楽しい事ばかりではない人生がスタートする。でも、どうか幸せで末永い人生が
待ち受けているように、と祈らずにはいられなかった。

つづく・・・
2月6日に無事に帝王切開で出産した。
かわいいかわいい女の子♪
詳細はまた追々。
いよいよ、来週に迫った帝王切開での出産。
今から既に憂鬱なのが、前日からの絶飲絶食・・・。
S太郎の時は、陣痛が来たのでそれどころじゃなかったし、
病院からも私の場合は帝王切開になる可能性が残ってるから、
飲み食いしないように、と言われてもオウケイとしか
思わなかったが、今回は普通に何も食べられない、と。
しかも、手術の時間は15時頃の予定なので、朝も昼も飛ばさねば
ならず、その分食事再会も遅くなるということだ。

そして次が、術後の喉の渇きと空腹との戦い。
術後に入る集中治療室は暑いので、とにかく喉が渇く。
でも、腸が動き出す、つまりオナラが出るまで飲み食いが出来ない
ので、氷水でうがいをする事しか許されなかった。
それがどれだけ苦痛か。
そして、お食事タイムに周りの人達がお箸やカトラリーを
カチャカチャしている音が羨ましくて仕方がなかった。
私の場合は、確か手術翌日の昼だったか夜だったかにようやく
食事をスタートする事ができた。
最初は水のような流動食だけだったが、美味しくて美味しくて
仕方がなかったのを今でも思い出す。

でも、それも無事にS太郎を産む為に必要だった事。
今となっては、同じ帝王切開仲間と笑いながら話せる思い出だ。

今回も赤ちゃんに会う為だと思って、そして人に話せるネタが
また増えると思って、その状況を楽しむ事にする!!!
ついに臨月突入!
今日は出産前最後の妊婦健診に行って来た。
前回の帝王切開でJ字切開をしているので、今回は筋腫の
影響が少ない妊娠ではあるものの、結局またもやハイリスク外来
にかかることになった。
というわけで、いつからそうなったのか知らんけど、
このハイリスク外来は医師の指名ができないどころか、
担当の医師全員で患者の情報を共有するために、主治医システムが
ない。前回はそんな事なかったような気がするが・・・。
ずっと同じA先生だったなぁ。

で、私の診察をしてくれた先生は全員で3名。
今日はこの病院で最初の方に診察して下さった先生に診てもらった。
手術はこの先生か、途中2度診察して下さった先生で、前回の
執刀医だったS先生が執刀して下さるとのこと。

さて、子宮頸管も3センチ以上あり、残り1週間頑張れば無事に
出産となる。赤ちゃんのサイズも丁度いい。
後は、赤ちゃんにとっていいタイミングでの出産になることを
祈るのみ。

この病院は大きな病院なので、待合室にいると点滴をした子供と
すれ違ったりする。それを見るたびに母が常日頃言っていた事を
思い出す。

「子供が親よりも先に死ぬ事ほどつらい事はない」
「あんたら(私と弟)が死んだら、お母さん、狂うわ」

本当にそう思う。世界中で日々起きるどんな事よりも、子供が
親よりも先に死ぬ事以上に悲劇はない、と。
何度母から言われても「ふーん」程度にしか思えなかったが、
子供を持って初めて母の言っていることを分かった。

私にとって、もう1人、自分の命以上に大切な存在が誕生
しようとしている。これは、ある意味怖い事でもあるが、
自分の命を懸けてこの2人を守って行こうと思う。

さて、そろそろ赤ちゃんの名前を絞らないとー!!!
そういえば、大事な事を書いてなかった。
去年の6月、誰にも言わずに密かに妊娠を期待していた時のある日、
息子が「あ、赤ちゃん」って言い出した事があった。
そこで、期待を込めて「どこにいるの?」って聞いたら、自分の
お腹を指さした。
なーんだ、期待しちゃったー、と思っていたら全く同じ会話が
1週間程続いた。

今まで赤ちゃんについて息子から言及されたこともないし、
私が二人目を期待していた事を伝えたり、息子の前で旦那と話を
したことも無かったので、不思議だなぁ、とは思っていたわけだが・・・、

その2週間後、妊娠検査薬で陽性が出た。

これにはビックリ!
上の子が赤ちゃんが来た事を教えてくれる事例があるという噂は
聞いた事があったけど、まさか私がそれを体験することになるとは。

おまけに、「赤ちゃん、おちんちん付いてる?」って何度聞いても
「付いてない」と言われていた。で、本当に女の子だった。

こりゃ不思議だわ。この子らが大きくなったらこの不思議な出来事に
ついて教えてあげよう。
無事に34週に入った。
最初は安定期の5ヶ月が目標だった。
次に流産と早産の境目の22週が目標だった。
次が万が一早産になった場合でも最低限の機能を備えていると言われている28週。
そして、次の目標が赤ちゃんの推定体重2000g。
で、次がこの万が一早産になった場合でも助かる可能性が高い34週。
さて、ここまで来れば最後の目標である、2月6日に元気に出産!

赤ちゃんを迎えるのに必要な準備もほぼ整った。
あとは、名付け・・・。
なかなか決まらん・・・。
年が明けた。今年は赤ちゃんに会える!
その後、大したトラブルも無く、順調に妊婦生活が続いている。
S太郎も優しいお兄ちゃんぶりを発揮している。

昨日の33週4日の検診での推定体重は2300グラム。そして、4Dで
赤ちゃんの顔を映してもらったところ、めっちゃニコニコしていて
とてもかわいかった♪

あ、帝王切開の日が2日先送りになった。どうやら、予定していた日に
大きな手術が入ったらしい。
帝王切開のメリットはあらかじめ予定が立てられること。
早速、旦那&義理実家&実家に連絡をして再調整をしてもらった。

赤ちゃんアイテムもほぼ揃った。
あとは、赤ちゃんが2月6日まで元気にお腹の中でくつろいで
いてくれる事が大事。それまでに、陣痛が来ることもなく。

私の場合は陣痛が来ると、1%の確率で子宮破裂を起こすとのこと
なので、それだけは避けたい。

というわけで、そろそろ寝よ。
昨日、健診に行って来た。赤ちゃんは推定1700g。少し大き目とのこと。
でも、私自身が3800gで生まれたので、そういう点は遺伝もあるらしい。
最近、日に日に胎動が激しくなってきている。まだ、手足の形が出る程では
ないけど、うにょ~って。

S太郎は相変わらずいいお兄ちゃんぶりを発揮してくれていて、自分から
赤ちゃんに話しかけたり、食事中にお腹に向かって「食べるぅ?」って
食べ物を近づけたり、「大好き~」ってお腹を優しく撫でたりしている。

妊娠検査薬で陽性が出た時に最初に報告した相手がS太郎だった。「S太郎が
大好きで、一緒に遊びたいっていう赤ちゃんが来たよ」と。
その後も、S太郎の前で赤ちゃんに話しかける時は、必ずS太郎の事についても
触れるようにしている。これが、今のところ功を奏しているのか、
まだ赤ちゃん返りはしていない。

ただ、赤ちゃんが生まれてからどうなるか・・・。私のやり方次第かな?
がんばろー。
50gの糖負荷のスクリーニング結果が悪かったということで、
今日は再検査に行って来た。結果は陰性!
負荷前=80
60分後=126
120分後=113

今回、色々と調べてみて分かったことは、スクリーニングの結果が
陽性でも90%以上の人が、再検査では陰性になるということ。
スクリーニングだけで陽性が出た事を「疑陽性」というらしい。
スクリーニングはこの疑陽性があまりにも多くて再検査の結果が出るまでの間の
不安を煽るだけなので、果たしてこのスクリーニングは必要なのかどうか、
という疑問を持っている医師も少なからずいるとのこと。

ただ、実際に妊娠糖尿病だった場合には胎児に対してリスクはあるので、
やはり不安を煽られようと、こういう検査はすべきなんやろうなぁ。

お腹の赤ちゃんはますます活発に動くようになってきた。
S太郎の時は四六時中、語りかけていたけど、S太郎がいる今となっては、
あまり赤ちゃんに声を出して語りかける時間がない。
心の中ではしょっちゅう意識を向けてはいるけど。
ただ、一人でお風呂に入っている時間だけは、女同士の時間ドキドキ
私の声で、赤ちゃんと色々と話をする。
お腹を蹴られて「おー!やるねー!」なんて言ったら、赤ちゃんも
分かってくれているのか、ますます蹴ってくれる。
かわいいなー。
一難去ってまた一難。まぁ、よくある事なんやろうけど・・・。
糖負荷のスクリーニングで引っかかってしまった。
とういうわけで、明後日、再検査に行ってくる。
これで、陰性だと妊娠糖尿病という診断が下り、まずは食事療法から
入ることになるらしい。果たしてどうなることやら。