自分に○をつける
こんにちは。大山かおりです
今日はとても暖かくて、一足先に春が来たようでしたね
今回は、日頃の授業の様子についてお話したいと思います。
マイポートでは、授業にコーチングのスキルを取り入れていますので、学習に関しても、「やらなきゃいけない。やりなさい」ではなく、自分がどうなりたいか、どうしたいか、に重点をおいて指導をしています
そして、講師が普段よく使う言葉に「自分に○をする」というものがあります。自分で自分を肯定する、という意味です。
必ずというわけではありませんが、成績が振るわない生徒は、えてして自己肯定感も低いように感じますそれもそのはず、芳しくない成績のために、親や先生から肯定される、認められる機会がそれだけ少ないからなのだろう、と思います。
最近読んだ本にあったのですが、日本の教育は、成績の振るわない子供に劣等感を植え付ける機能しか果たしていない、と書いてありました。
これから社会の一員として、未来を担う子供たちが、社会に出る前の教育の場で、自信はおろか劣等感を抱かざるを得ない、というのは、非常に重い事実だと思います
そんな中、ある日授業で感じたことについて、書きたいと思います。
中学生のAくんは、1年生の終わりからマイポートに通うようになりました。最初は、英語は苦手科目で定期テストでもほとんど点が取れない状態でした。勉強をがんばる、というよりも、勉強をする意味そのものを疑問視しているような印象を受けました。
最初は、問題集をやるにしても、いろんな部分がわからないので、中々ページが進まず、宿題もうまく取り組めませんでした
それでも、学校の教科書の勉強を単語からいっしょに始め、ノート作りを細かく指示し、ワークブックをやるうちに、少しずつ成績も上がってきました
マイポートに通ううちに、少しずつ表情が明るくなり、自分のことをいろいろ話してくれ、前向きな姿勢が感じられるようになってきました
一度、定期テスト前に、しつこく指導したことがありました。
これまでの授業で行った範囲がまとめて出題されますので、学習するべき量も自ずとそれなりの量になります
Aくんは中々終わらない範囲にいら立ちながら、半ば嫌気がさしながら進める節も見えました
正直なところ、教える側としても楽しい時間ではありません。こちらとしても、「嫌ならもう終りにしていいよ」と、言いたいところです。
でも言いませんでした。
自分にできること全てをやり終えたときに、どんな結果が出るかを、自分の目で見てほしかったからです。
テストが返却されると、自己最高記録を更新した答案を誇らしげに見せてくれました
今、授業では、新しい単元や重要ポイントだけ解説すると、自分でどんどん進めるようになりました。
宿題もしっかりやってきて、中々進まなかったワークが次々先へ進みます。
解いたワークの問題に○つけしているAくんを見て思いました。
○をつけているのは、単に問題集の答えだけなのではなく、自分自身にも○をつけているんだなあ、と。
単純ですが、きっと問題を解いた○の数だけ、自分の心にも○が増えて、自分を好きになれるんじゃないかと、感じています
なんだか改めて気付かされました。
○の数だけ、笑顔が増えて、素敵な未来につなげていって欲しいと思っています
今日はとても暖かくて、一足先に春が来たようでしたね
今回は、日頃の授業の様子についてお話したいと思います。
マイポートでは、授業にコーチングのスキルを取り入れていますので、学習に関しても、「やらなきゃいけない。やりなさい」ではなく、自分がどうなりたいか、どうしたいか、に重点をおいて指導をしています
そして、講師が普段よく使う言葉に「自分に○をする」というものがあります。自分で自分を肯定する、という意味です。
必ずというわけではありませんが、成績が振るわない生徒は、えてして自己肯定感も低いように感じますそれもそのはず、芳しくない成績のために、親や先生から肯定される、認められる機会がそれだけ少ないからなのだろう、と思います。
最近読んだ本にあったのですが、日本の教育は、成績の振るわない子供に劣等感を植え付ける機能しか果たしていない、と書いてありました。
これから社会の一員として、未来を担う子供たちが、社会に出る前の教育の場で、自信はおろか劣等感を抱かざるを得ない、というのは、非常に重い事実だと思います
そんな中、ある日授業で感じたことについて、書きたいと思います。
中学生のAくんは、1年生の終わりからマイポートに通うようになりました。最初は、英語は苦手科目で定期テストでもほとんど点が取れない状態でした。勉強をがんばる、というよりも、勉強をする意味そのものを疑問視しているような印象を受けました。
最初は、問題集をやるにしても、いろんな部分がわからないので、中々ページが進まず、宿題もうまく取り組めませんでした
それでも、学校の教科書の勉強を単語からいっしょに始め、ノート作りを細かく指示し、ワークブックをやるうちに、少しずつ成績も上がってきました
マイポートに通ううちに、少しずつ表情が明るくなり、自分のことをいろいろ話してくれ、前向きな姿勢が感じられるようになってきました
一度、定期テスト前に、しつこく指導したことがありました。
これまでの授業で行った範囲がまとめて出題されますので、学習するべき量も自ずとそれなりの量になります
Aくんは中々終わらない範囲にいら立ちながら、半ば嫌気がさしながら進める節も見えました
正直なところ、教える側としても楽しい時間ではありません。こちらとしても、「嫌ならもう終りにしていいよ」と、言いたいところです。
でも言いませんでした。
自分にできること全てをやり終えたときに、どんな結果が出るかを、自分の目で見てほしかったからです。
テストが返却されると、自己最高記録を更新した答案を誇らしげに見せてくれました
今、授業では、新しい単元や重要ポイントだけ解説すると、自分でどんどん進めるようになりました。
宿題もしっかりやってきて、中々進まなかったワークが次々先へ進みます。
解いたワークの問題に○つけしているAくんを見て思いました。
○をつけているのは、単に問題集の答えだけなのではなく、自分自身にも○をつけているんだなあ、と。
単純ですが、きっと問題を解いた○の数だけ、自分の心にも○が増えて、自分を好きになれるんじゃないかと、感じています
なんだか改めて気付かされました。
○の数だけ、笑顔が増えて、素敵な未来につなげていって欲しいと思っています
「生きる力」を育てられているか。
ご無沙汰しております 室長の大山充です 長らく更新できずにいたブログもようやく復活です
ようやく寒さも衰えを見せ始めた近頃ですが、皆さまお風邪など引かれていませんでしょうか??
年明けから今日に到るまで、まさに「駆け抜けた」という感じでした。
いろいろとご報告させて頂きたいこともありますので、お付き合い頂ければと思います
まず、最も大きな報告です
私、横浜市内の中学校にて非常勤講師(国語)としてデビュー致しました
これまでマイポートは基本的に15:00受付開始でしたので、午前中はフリーの時間を過ごしておりました。これまではまんざら無駄な時間を過ごしていたわけではなく、読書などの自己研鑽として時間を使っておりました(;^ω^A
そんな充電期間を経て、自分の器の幅を広げるため、理想の教育を模索するため、活動を開始致しました。
塾業として生徒に関わるのではなく、学習活動を評価をし、指導するという立場に立つことは今までになかった視点です。慣れない環境ですので緊張の連続ですが、子どもたちを見る目、自分自身の授業を振り返る視点に確実に良い影響を及ぼしている実感を持っています。
ですから、体力的にはなかなかハードな日々ですが、マイポートだけにいて授業をするのとは違い、すべての活動を客観的に見つめられています。体力が続く限りは続けさせて頂こうと考えています。
学校、その他の活動をしているから、マイポートのサービスがぞんざいになった、というようなご指摘を決して受けないようにしていきたいと思います。
さて、話題は変わりますが、2月になり高3生たちは私大入試まっただ中です高校受験も公立後期選抜まで残すところあと10日となりました。
もうすでにセンター利用などの結果もちらほら出てきていますが、マイポートとしてはまずまずの状態です
僕は受験生への共通のメッセージとして、「平常心(びょうじょうしん)」という話をしています。一般的には「へいじょうしん」と音読しますが、仏教用語としては上記の音読になるようです。
前サッカー日本代表監督の岡田氏が何かの番組で使っていた言葉です。
彼はワールドカップが始まる前、日本中から見事なまでに総バッシングを受けていました。常人には考えられないストレスだと、推し量るだけで胃がキリキリしそうです。そんな状況の中で彼はどのようにして自分を貫き、かつ世界の大舞台であのような華々しい躍進を日本にもたらすことができたのか。
そのドキュメンタリーではお寺で修行をしたということで、場を提供した和尚さんもインタビューに応えていました。
そこで岡田監督に伝えたのが「平常心」だそうです。
人間は欲を持っている。欲は人間を生かしもするし、殺しもする。
何か大事を成そうとする人間はまずこの欲の試練を受ける。それが動きをこわばらせる。周りの雑音に心を乱し、本来持っている力を引き出しきれない。
そのため、欲は捨て去らなければならない。一喜一憂しない状態に到る。
これを指針として、日々雑念を払う修行に勤しんだようです。
僕自身大いに共感するところがありまして、受験生たち全員にこの話をしました。
試験会場に入れば、ありえない人数が発する緊張感ですぐに息苦しくなります。ここで自分を保てない子はこの時点で負けと言わざるを得ません。
それを乗り越えても、一教科ごと長時間に及ぶ試験の中で、徐々に精神力が削られていきます。
僕は「いかに自分の力を削られないか」が受験の大きな要素の一つだと考えています。
試験の前や、試験間の休みには「自分だけの世界」に入ることに心を砕くよう指導もしてきました。
参考書や単語帳を見たって、その瞬間に賢くなることは絶対にあり得ません。(あり得た場合はそれまで何をしてきたのかということになってしまいます)
「自分の世界」に入るとは、自分がこれまで解いてきた問題集や使ってきたノートなどを見返して自分の足跡を肯定していく作業です。その中で自らの来し方を噛み締めて、「やるだけやった」「これだけやれたこと自体が成長」「これだけで意味は達成されている」と思えたなら、無心で、あるがままの状態になれるはずです。
あるがまま、すでに自分を肯定出来ているのであれば、結果は自ずとついてくるということです。
もちろん我々はメンタル面だけの指導をしていることはありません。それはあくまで仕上げです。
受験をただクリアしさえすればいい。そうではなく、大学の問題は「受験生にこんなことを考えさせたい」「自分で問題を見つけられる学生がほしい」というメッセージであるということを前提に、「覚える」ではなく「思考する」を徹底しています。そして我々は「こんな大学に行かせたい」ということは微塵も考えたことはありません。それは無意識のうちに生徒たちの能力に不要な制限をかけてしまうことになるからです。マイポートのサポートの大前提も「平常心」です。
受かった大学はあくまでおまけで、そこまで努力してきた無形の達成感こそが自身の糧であり、「生きる力」につながると信じています。「生きる力」につながる学びは無条件に楽しめますし、感動すら伴います。ただ何かを終えるため、受かればよいとか、そんな教育は絶対したくありません。(というか、教育ではないですね)
学校の教壇に立つことで自身を客観的に捉えられるようになったと前述しましたが、「内発的な動機」とでも言うべき、「なぜ自分は教える仕事に関わりたいのか」という思考もまた違うステージに入ったような気がしています。
また機会を改めて、受験の結果報告および総括とともに、次年度のマイポートの展望もお伝えしようと考えています。
取りとめなく、かつ長文にて失礼致しました。
ようやく寒さも衰えを見せ始めた近頃ですが、皆さまお風邪など引かれていませんでしょうか??
年明けから今日に到るまで、まさに「駆け抜けた」という感じでした。
いろいろとご報告させて頂きたいこともありますので、お付き合い頂ければと思います
まず、最も大きな報告です
私、横浜市内の中学校にて非常勤講師(国語)としてデビュー致しました
これまでマイポートは基本的に15:00受付開始でしたので、午前中はフリーの時間を過ごしておりました。これまではまんざら無駄な時間を過ごしていたわけではなく、読書などの自己研鑽として時間を使っておりました(;^ω^A
そんな充電期間を経て、自分の器の幅を広げるため、理想の教育を模索するため、活動を開始致しました。
塾業として生徒に関わるのではなく、学習活動を評価をし、指導するという立場に立つことは今までになかった視点です。慣れない環境ですので緊張の連続ですが、子どもたちを見る目、自分自身の授業を振り返る視点に確実に良い影響を及ぼしている実感を持っています。
ですから、体力的にはなかなかハードな日々ですが、マイポートだけにいて授業をするのとは違い、すべての活動を客観的に見つめられています。体力が続く限りは続けさせて頂こうと考えています。
学校、その他の活動をしているから、マイポートのサービスがぞんざいになった、というようなご指摘を決して受けないようにしていきたいと思います。
さて、話題は変わりますが、2月になり高3生たちは私大入試まっただ中です高校受験も公立後期選抜まで残すところあと10日となりました。
もうすでにセンター利用などの結果もちらほら出てきていますが、マイポートとしてはまずまずの状態です
僕は受験生への共通のメッセージとして、「平常心(びょうじょうしん)」という話をしています。一般的には「へいじょうしん」と音読しますが、仏教用語としては上記の音読になるようです。
前サッカー日本代表監督の岡田氏が何かの番組で使っていた言葉です。
彼はワールドカップが始まる前、日本中から見事なまでに総バッシングを受けていました。常人には考えられないストレスだと、推し量るだけで胃がキリキリしそうです。そんな状況の中で彼はどのようにして自分を貫き、かつ世界の大舞台であのような華々しい躍進を日本にもたらすことができたのか。
そのドキュメンタリーではお寺で修行をしたということで、場を提供した和尚さんもインタビューに応えていました。
そこで岡田監督に伝えたのが「平常心」だそうです。
人間は欲を持っている。欲は人間を生かしもするし、殺しもする。
何か大事を成そうとする人間はまずこの欲の試練を受ける。それが動きをこわばらせる。周りの雑音に心を乱し、本来持っている力を引き出しきれない。
そのため、欲は捨て去らなければならない。一喜一憂しない状態に到る。
これを指針として、日々雑念を払う修行に勤しんだようです。
僕自身大いに共感するところがありまして、受験生たち全員にこの話をしました。
試験会場に入れば、ありえない人数が発する緊張感ですぐに息苦しくなります。ここで自分を保てない子はこの時点で負けと言わざるを得ません。
それを乗り越えても、一教科ごと長時間に及ぶ試験の中で、徐々に精神力が削られていきます。
僕は「いかに自分の力を削られないか」が受験の大きな要素の一つだと考えています。
試験の前や、試験間の休みには「自分だけの世界」に入ることに心を砕くよう指導もしてきました。
参考書や単語帳を見たって、その瞬間に賢くなることは絶対にあり得ません。(あり得た場合はそれまで何をしてきたのかということになってしまいます)
「自分の世界」に入るとは、自分がこれまで解いてきた問題集や使ってきたノートなどを見返して自分の足跡を肯定していく作業です。その中で自らの来し方を噛み締めて、「やるだけやった」「これだけやれたこと自体が成長」「これだけで意味は達成されている」と思えたなら、無心で、あるがままの状態になれるはずです。
あるがまま、すでに自分を肯定出来ているのであれば、結果は自ずとついてくるということです。
もちろん我々はメンタル面だけの指導をしていることはありません。それはあくまで仕上げです。
受験をただクリアしさえすればいい。そうではなく、大学の問題は「受験生にこんなことを考えさせたい」「自分で問題を見つけられる学生がほしい」というメッセージであるということを前提に、「覚える」ではなく「思考する」を徹底しています。そして我々は「こんな大学に行かせたい」ということは微塵も考えたことはありません。それは無意識のうちに生徒たちの能力に不要な制限をかけてしまうことになるからです。マイポートのサポートの大前提も「平常心」です。
受かった大学はあくまでおまけで、そこまで努力してきた無形の達成感こそが自身の糧であり、「生きる力」につながると信じています。「生きる力」につながる学びは無条件に楽しめますし、感動すら伴います。ただ何かを終えるため、受かればよいとか、そんな教育は絶対したくありません。(というか、教育ではないですね)
学校の教壇に立つことで自身を客観的に捉えられるようになったと前述しましたが、「内発的な動機」とでも言うべき、「なぜ自分は教える仕事に関わりたいのか」という思考もまた違うステージに入ったような気がしています。
また機会を改めて、受験の結果報告および総括とともに、次年度のマイポートの展望もお伝えしようと考えています。
取りとめなく、かつ長文にて失礼致しました。
【募集】 英語初級 フォニックス講座開講のお知らせ②
それでは、講座の概要をご案内します
特に、新中学1年生にお薦めしますが、講座は小学校低学年から、またすでに中学校で英語の勉強を始めている方でも、どなたでも受講できます。
授業は1回50分、計12回の講座で、週1回の授業となります。
ご希望の曜日・時間帯を伺った上で、授業日程を決定致します。
早く学習を進めたいなど、ご要望がありましたら、お申し出ください。
期間限定のキャンペーンとして、
お友達やご兄弟お2人以上で受講された場合は、お1人様の受講料を半額とさせて頂きます。
受講料など詳細につきましては、下記までお電話にてご連絡ください。
また、ご質問など、お気軽にお問い合わせください。
個別指導 マイポート 045-331-0536
受付時間 月~土(祝日除く) 15:00~22:00
場所 : 保土ヶ谷区天王町1-32-1 カサハラビル2階
最寄駅 相鉄線 天王町駅 徒歩8分 (天王町サティすぐそば)
特に、新中学1年生にお薦めしますが、講座は小学校低学年から、またすでに中学校で英語の勉強を始めている方でも、どなたでも受講できます。
授業は1回50分、計12回の講座で、週1回の授業となります。
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受付時間 月~土(祝日除く) 15:00~22:00
場所 : 保土ヶ谷区天王町1-32-1 カサハラビル2階
最寄駅 相鉄線 天王町駅 徒歩8分 (天王町サティすぐそば)