Australia ミニアクアリウム生活

Australia ミニアクアリウム生活

オーストラリアでの生活とサザナミフグ、オカヤドカリ、カニ、エビなど様々な生き物たちと暮らし

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相当久しぶりの記事になってしまいましたが、一応ご報告をさせていただきたいと思います。


去る2014年7月4日、早朝6:30頃、私達の最愛のぷーちゃんが旅立ってしまいました。もうすぐで三歳四か月になるところでした。


アメリカに色々縁のある私たちですが、そのアメリカ独立記念日に、私達の元から独立していってしまいました。



昨年のpH騒動より、重なった問題が原因かと思います。(ただ、これを機にご飯をくれくれと大騒ぎをしなくなり、アグレッシブさがほぼなくなったと今では思いますが)


ph騒動以降、Red Seaのスキマーを困難ながらこの国で購入したり、ライブロック入れたり、日々の水替えや水質のチェックなど、いかなる状況や体調の時でも大切に育ててきました。


費やしたお金も人間の子供を育てる並に惜しまずかけてきました。


特に変わった様子もなく、7/3に何となく、目をつぶりがちになって、座ったり急に泳いだり、かなりせわしく同じルートの行動をとっていて、様子が何となくおかしいことに気づきました。


いつもいた、ブクブクのあたりによりかかるように、急に意識がなくなるような表情をしだしたため、私は幾度となく、「ぷーちゃん!」と大声で呼びかけるとその都度我に返ったように平静を一生懸命装っていました。


嫌な予感がしていたので、その晩は1時間おきに起きて、ぷーちゃんの様子を確認していました。


一晩中ほぼみていましたが、いつものように寝ていたりしていたので、若干安心し、6:15に様子を確認し、6:45に水槽を確認した旦那さんが力尽きたぷーちゃんを見つけました。


私が見ていない僅かな隙を狙って、静かにいってしまいました。


気が動転し、しばらく何も考えられない状況でした。


しかしその中でも、前からぷーちゃんとお別れは出来ないと思っていたことも常々あり、かなり一般からそれたおかしいことであることを重々承知はしていますが、私はぷーちゃんを標本?剥製?に仕上げました。



中々、やり方が載っているサイトもなく、また海外なのでなかなか材料が揃わないかと思いきや、亡くなったその日すぐから薬局など回り、材料を売っている店を聞きまわり、その日のうちの状態のいい内にぷーちゃんの処置をすることが出来たこともあり、まるで生前と同じ姿と同じ表情のままのそのままのぷーちゃんになれ、ぷーちゃんは今では普通に家で座っています。


今や海水もいらないし、エビバーガーも要らない最強のぷーちゃんになりました。



おそらく私の知識と持っている技能、体力すべてを費やした、生涯最高傑作となったと思います。



Skype越しに見た私の母も、「え?ぷーちゃんなんで生きてるの?なんで今手乗りになってるの?!」と驚いたほどです。



なかなか心の整理も水槽の撤去も出来ない状況でしたが、緊急で引越しをしなければならなくなり、否が応でも水槽撤去をすることになるなど、不思議なこともいっぱいありました。



剥製となったぷーちゃんは居酒屋などにある、所謂フグ提灯のやり方ではなく(さすがにぷーちゃんを切ったり、皮を剥いだりは出来ませんので)、段階を踏んだアルコール処置を実行しました。



色はさすがにアルコールで抜けてしまうので、趣味のネイルアートがここで生き、見事完璧なまでの自慢の黄金ボディを復元出来ました。



実物を載せることも考えましたが、見たくない方もいるかと思い、文章だけにさせて頂きました。



でも、こういった私のように変わった方で中には同じような気持ちになる方もいるかもしれないので、参考資料が少ないですし、追ってやり方をご紹介できればと思います。



最後に、今までぷーちゃんの成長と生き方を見守ってきてくださった方々、本当にどうもありがとうございました。



銀ちゃんはありがたいことに、無事気が付いたら?4歳2か月を超えテレビを毎日見て元気に過ごしておりますので、また、時間を見て、ブログをアップしていけたらと思います。




ではまた。


開店を待って朝一で店に突入DASH!



寝てもいなく、ボロボロな状態でタダごとじゃない私の様子を見てか、一人のオージーのおじさんの店員が声をかけてきました。



私は、半泣き状態で「ウチの大事なぷーちゃんがぁ,,,,かくかくしかじかで。。。」と状況を細かに説明し、Skypeの自動応答設定にしている自宅PCと繋げてぷーちゃんの様子を店員に見てもらいました。



すると、まずは「サンプルウォーターは持ってきたかい?」とのこと。



当然、そんなの持ってきてない旨伝えると、サンプルウォーターがあれば、無料で水質をチェックしてくれあげるので今度から持ってきてねってことでした。



それで、自身もフグ?海水魚?(テンパっていたので忘れました)を飼っていると言っていた店員はすぐに原因と対処法と状況を察して、色々言ってくれました。



彼の見解をまとめると、、、



① やはりphが低め。まず何らかの要因で今回使用した水がphが低くなった(オーストラリアの人工海水の元もph調整剤は予め含まれているとのこと)



② そのph低下により、ぷーちゃんは喉や消化器官を始め、内部やけどを負っている状況(目が閉じ気味で食べ辛そう、そして拒食になるということかららしい)。ブッシュファイヤーなどの火事で人間が呼吸時にやけどを負ってしまうのと同じ状況を想像してほしいとのこと。



③ 本当にダメな状況なら、下でぐったりしてしまうものだが、ぷーちゃんは大暴れする元気はまだあるので改善の見込みがある



④ サンゴ砂を入れていないので、pHが下がりやすい



対処法としては、海水魚用のphアップ剤を毎日使用し、phを8.3くらいに保つようにする。プラス、フグでも使えるやけど治療などに安全に使えるお薬があるので、それを使う。



そして、サンゴ砂を入れる。




お薬を使っている間は、活性炭素入りのろ過材などを排除し、シンプルな濾過にすること。




などなどでした。




ついでに、なぞの濾過槽からの水漏れが昨今発生していた問題も説明し、説明書通りにやったのに、ろ過材を敷き詰める順序が逆だったための出来事と判明叫び(やっぱ日本せいじゃないから説明書も適当叫び




言う通りに、してみることにしました。




また、お薬等の使い方はパッケージに書いてはあるけど、とのことでしたが、私が気が動転気味だったので、わざわざ人間用みたいに手書きで書いてくれました。
$Australia ミニアクアリウム生活


購入したお薬↓
$Australia ミニアクアリウム生活
B/P Tri-Sulpha 15 Tablets


phアップ剤↓
$Australia ミニアクアリウム生活
Seachem Marine buffer safely raises & Maintains pH to 8.3

心配で心配で気が動転している私でしたが、最後に「ぷーちゃん治ると思います?」と聞いたら「うん!良くなるよ!phやけどさえ良くなれば、きっとね!病院に入院しているつもりで少しづつ焦らず直してあげてね。フグはそこまで食べなくても餓死することはないからね」とってもらい、元気を少し取り戻せました。



何から何まで、オーストラリアに来てからこんなに助けられたことはないって思うくらい、感謝しました涙




今まで出会ってきたオーストラリア人は正直自分の事しか考えず、身勝手で適当な人ばっかりだなとあまり好きにはなれていませんでしたが、今回こんなこともあり、単純かもしれませんがオーストラリアを本当の意味でとても好きになれました。




海外で長年暮らしていると、自分の身は自分で守るって気持ちが強くなりすぎるあまり、すごく性格が攻撃的でとがってきてしまうんですよね汗





車の運転一つでも無法者みたいなやつも多いし、道歩いていたりしてもそうだし、仕事をしていても、大学にいてもそうならざると得ない事が多々ありました。




多民族国家ならではかもしれませんが、日本の常識のままいたら頭がおかしくなるーってこともたくさんあります。




でも、それだけじゃいけないんだって改めて気づかされた出来事でもありました涙



Wayneさん、本当にありがとうニコニコ


Auburn Aquarium
http://auburnaquarium.com.au/

続く合格
約3週間くらい前のある日、飼育水が汚れ気味だったんですが、若干臭いもフグ臭い?感じも気になったんで、思い切って水量の約半分近くを取り換えることにしたんです。

(今思えばやりすぎだったなとかなり猛省してますが


お水は今回は人工海水に手を付けてから、特に問題もなかったんで、すべて人工海水を使用。


そして、温度などは勿論考慮して換水。


すると、大抵水替え後2時間くらいはロバになることはあっても、比較的最近はすぐに元に戻ってたんですよね。


でも今回は、夜になっても、大騒ぎが止まらず、ご飯も拒否。。。



今日はそういう気分なのかなと思い、気になりながらも特にそこまで心配する感じでもなかったんです。



でも、次の日も拒食+大騒ぎ


その次も拒食+大騒ぎ


その更に次の日も、、、、、、


という感じだったんで、何か異常を訴えている時にやっている行動と似ていたんです。


でも、一応は寝るには寝るという状態で、でも完全に拒食で、やっと少し食べたと思っても、歯が抜き出しになり、何度もペッペと吐き出しては食べての繰り返しでえらく食べ辛そう。。。


ものすごく心配になってとりあえずは、家にあった検査薬で片っ端から検査。


アンモニアや亜硝酸等は問題なし。


となると、以前少しだけ買っておいた、全般的に検査できる検査紙を使うと、phが若干低めな感じが、、、


となると、とりあえず換水でしょうと思い、再度1/3ほど換水。


でも次の日になっても、一向に良くならない。


そして、何だか目も辛そうに閉じかけてて、疲れてて可哀想な顔になっている、、、


もうさすがにどうしたらいいかわからず、色々調べに調べておそらくphが低いことによる問題だろうと結論に居たり、Broadway shopping centre内にある、アクアショップへ


とりあえずPh測る検査液と、phアップのためのものを買いましたが、自宅に帰ってから淡水魚用のをテンパって買ってしまったことに気づき、閉店ギリギリシャッター閉じるところで駆け込みでお店に戻り、店員に事情を説明しました。


すると、「ここのお店には淡水魚しか扱ってないから、海水魚用の商品はあんまりないんだ」ということ、、、


でも、店員がとても親切でお店も完全にしまってるのに、ネットで色々検索してくれ、とりあえずの対処法と(今夜急にPhを上げたいなら、Baking Soda((=オーストラリアではBi Carb Sodaともいいます))を使ってPhを一時的にあげる方法があるということと、海水魚を扱っている近隣のアクアショップAquaristicというらしい店名を調べてくれました。


そして、商品を返品と交換をし、とりあえず海水対応のph試験薬で測ってみると、7.6-7.8とかそんな感じ


今までphなんて気にしたことなく、無事に育てて来れたので全く頭になかったのですが、やはりちょっと低めだと店員にも言われました。



夜中もぷーちゃんの状態は一向に変わらず、人工海水が原因かとも思ったので(調べると日本の人工海水の元は既にph調整剤が含まれているそうですが、オーストラリアでは不確かだったので)、いつもの天然海水にほぼ全換水をしました。


でもやっぱり全然よくならず相変わらず辛そう


ここしばらくほぼ寝てもいなく、ご飯も絶食状態


見る見る、ぷーちゃんのお腹が痩せていってしまっていました


もう悲しくて可哀想で、私も(^-^)も一睡もできず、朝一で海水魚を扱っているアクアショップへ駆け込むことに


でも、教えてもらったAquaristicというところはたまたま火曜日が定休日だとのことで、その日は火曜日

なので、いつもいってるAuburnのアクアショップに(^-^)は予定的に行くことが出来なかったので、私だけでショップまで行ってきました


続く