本屋の店先に、自閉症で他人と会話できないという東田直樹さんの書籍があり、
ネットでクチコミを読んだ。
書籍には、自閉症の人が奇声をあげたりするのは自分でも制御できない壊れたロボットに閉じ込められているようだと書かれているらしい。

10年くらいまえ、軽井沢に行って友達とレンタルサイクルを借りた。1回、わたしの借りた自転車が、サドルがガタガタするのだったか、とても乗りづらく、友達についていくのに苦労した。結局違う自転車にかえてもらったのだったか。。

大人の発達障害をみるクリニックに行き、障害じゃない、ストレスがかかるとその人の弱いところが出てしまうそれだけと言われたので自分は障害じゃないと決めてその後生きているけれど

人より神経質だし、大きい音も臭いも苦手だし、体力もなく、感じることもちょっと人とずれている自分は、「壊れた自転車に乗っているようだ」という思いがある。

、、「壊れたロボット」か。。
乗ってるものの壊れ具合が違うだけで、通じるものがあるのかな。
それにしてもきついだろうな。

それにしても奇声を発している人が、意に反した動きをする壊れたロボットに閉じ込められていて、普通でないという自覚があるのだとしたら、それはかなり驚きだ。

https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B00QWOS3SY/ref=dbs_a_w_dp_b00qwos3sy
今日はじめてこの連載を読んで読み漁った。
仕事にも仲間にも家族にも恵まれているのは羨ましい。でもこの苦労は半端ない。。

奥村隆「息子と僕のアスペルガー物語」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/34414?page=4
世界仰天ニュース12/9はアスペルガーの女性の話でした。 (ADHDあり)
子供の頃から空気が読めないことや感覚過敏で苦労→
職場でも、子育ても、家事も苦労→
診断→
家族の理解、協力→
現在はネットで?、雑貨販売会社やりつつ講演活動、のストーリー。

確かにね、、。今の大人の中には、診断がついて、それをきっかけに救われて乗り越えられる人が一定数いるのだろう。それは、さっさと救うべきだろう。

でもね、、乗り越えられる人の割合ってとても少ないんじゃないのかね。乗り越えてるつもりで痛々しい人もいるし。。

典型的な自閉症スペクトラムの知識の普及がまずはあって、なんだろうけど。

どうしても、どうしても、自分は救われるか?の観点で見てしまうんだな。
そして、発達障害的な傾向があると言われて、わたしがどれだけ苦しんだか、安易な診断はするなとも言いたいんだな。
もう、この歳で独身で、さすがに子供は持てなかったなと自然に現在形、過去形になっていく歳になった分、苦しみはそれにつれて薄れてきた。
当時私は33歳だったんだよ。
あれのために、どれだけ、苦しんだか。

子供が欲しいか、遺伝するかの問題は別にしてもね。
診断がついたからハッピーになった人は、いかに診断が必要かも言うだろうけどね。
その先、じゃあ問題が解決できたのか。
そうもいかない問題ばかりなのが多いんじゃないんだろうかね。
平均より7~8年くらい遅れて、主任相当職になりました。入社17年目です。同期はたくさんいるけど、ここまで遅い人はほとんどいません。歳下がそろそろ課長になる歳です。やっとスタートラインに立てたとほっとしています。
そんなに主任になりたいかとか、雑務が増えるとか、主任でなくても必要な情報はあげるとか言われるけど、
やはり与えられる情報が違うと思う。
システム開発という業種のため、正社員にもかかわらず、お金とか、契約とか、そういうものに触れる機会のないままこんな歳になり、顧客との打ち合わせも、自分の作業の原価管理も、させてもらったのはここ3年。
長いこと、詳細設計からシステムテストまでだけを、終わったらまた次の作業に放り込まれ、スキルアップもなにもないまま資材のように扱われ、社員として見られていないと感じてきました。(部長が私のことを嫌いなので、別会社の派遣なら切れるのにくらいに思っているのだろう)
でも、せっかく正社員である以上、そういう経済の仕組みにきちんと触れて仕事をしてみたかった。 やっと会社が社員として見てくれた、という思いです。(部長は反対したそうだ。人の人生を何だと思っているのだ)

私は細かいし不安が強いのでさっさと仕事が出来るタイプでないのに加え、自分の異動、上長の異動、そして6年前の、、理不尽に何年分も下げられて、ただ我慢して我慢して、ここに来ました。
ここ3年の私は仕事と上長に恵まれています。でも、7~8年って、人生において、あまりに長いです。だからどちらの気持ちも混じっています。
我慢する、耐える、じゃなく、仕事を頑張りたい。自分も、周りの人も、そういう職場であってほしい。利益出せるようになって、そういうことを言える立場になりたい。不況だからといってパワハラは許さない、と言えるほどの仕事の実力がいつかつけられますように。
野々村元議員。
会見はひどいもので、ブログの文もめちゃくちゃだが。

かわいそうだ。

あの人はあたしより変で、あたしより世の中とズレてる。

変な人、には世の中はなんの支援もない。

彼は中学時代から変な人だったという。
市役所勤時代も変な人だったという。

変な人に対して世の中は、迷惑をかけないでくれればそれでいい、という。

だが変な人が生活費を得て生きていくのは大変なことだ。

あのひとはもう47歳だ。それでも自分自身とも社会ともうまくやれないままもがき苦しんでいるのだろうと思う。

普通の人が普通にこなす協調性。

出来事に対して沸き起こる自分の反応が周りの人とはズレていること。だから素のリアクションをすると非難されること。

情緒の不安定がとれだけ辛いか。

多くの人に言いたい。
情緒不安定を責めるな。
あなたは野々村になりたいか?

当然私は横領などしないし、
野々村はナントカ費も給料もぜんぶ変換した上で刑事責任に問われるべきだと思う。

そのうえで。

変な人、がどれだけ辛いかを
世間に叫びたい思いでいっぱいになるのだ。