むすび~いちごいちえの司書を目指して~

むすび~いちごいちえの司書を目指して~

はじめまして。
むぎと申します。

ただいま司書資格を取るために勉強中。
司書とは情報への案内人。
人と人、人と情報、人と・・・

本や情報を通して様々な人との出会いを演出したい。
そんないちごいちえな日々を綴っていきます。

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おはようございます、むぎです。
今日は、ごくごく最近起こった物語をダラダラと。

現在私は、蔵書整理のお休みを除いて
毎日開けている図書館を2つ担当しています。
公共図書館が17時で閉まるとかブーブー文句言っていましたが、
きちんと毎日時間通りに開けるのが
どれほど大変か身にしみています。

最近では雪に振り回されています。
ボランティアさんたちと一緒に開けているのですが、
電車、バスの遅れ、運休などが一番心配です。
急に体調が悪くなってしまうこともあるので、
常に誰かがフォローできる体制を作らなければ
毎日開館することは難しいです。

ちょうど先日雪が降って、
私も電車が遅れて開館時間に間に合いませんでした。
別の図書館も、ボランティアさんが行けなくなり、
一気に2つの民間図書館が休館の危機に追い込まれました。

平日だったので、当日すぐに動ける人が少なく、
これはどうしようもないかな~と思いました。

そんな事を思いつつ、遅刻で焦りながら急ぎ足で向かうと
なぜか図書館の窓から明かりが漏れているんです。
一瞬昨日電気消し忘れたか、と思いましたが、
カウンターにボランティアさんが座っていたのです。

本当にホッとしました。
ちゃんと図書館開けられてたと。
急いでてメールをチェックできていなかったのですが、
学校が雪でお休みになったので、図書館を開けに来てくれたそうです。

もう1つの図書館も、ママさんボランティアや
仕事が早く終わった方たちで無事に開館できたみたいでした。

忙しさにかまけて突っ走っていると、
自分ひとりでまわしているんではないかと
思い違いをしてしまう事があるのですが、
こうした瞬間に、民間図書館というのは
みんなで創っているんだな~と感じる事が出来ます。

図書館に電気がついているのを見た時、
家に帰ったときに家族が待っているという
安心感に似たものを感じました。

自分が感じた事を
他の方が同じように感じるかはわかりませんが、
誰でも気軽に民間図書館に来て、安らぎを感じていただけたら、
これほど嬉しいことはありません。
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少し遅れましたが、
明けましておめでとうございます、むぎです。
月並みな表現ではありますが、昨年も多くの方と出会い刺激を受け
それ以上に沢山の方に支えられていることを実感する年でした。
本当にありがとうございます。

今年も「すべてのひとに図書館を」(私が大好きな言葉です)
を心に邁進していきたいと思います。
宜しくお願いします。

昨年末、情報ステーションの民間図書館にとって
象徴的ともいえる場に居合わせることができました。
老若男女ほぼ全ての世代、あらゆるバックグランドの方たちが図書館に集まり、
お酒を飲み、本の話をし、絵本の読み聞かせに耳を傾ける、
という素敵な空間が生まれたのです。

まちづくりのNPOとしての活動が8年。
図書館が生まれてから6年。
本を通して地域活性化をしようと、
何度もぶつかり、話し合い、試行錯誤を繰り返してきたことが
一つの形として実を結んだ瞬間でした。

恐らくほとんどの方がそれを意識せず
その場にいることを楽しんでいたでしょう。
代表や私は、ただただそれを見ているだけで幸せでした。

今までやってきたことが間違いではなかった。
理念に自信を持っていましたが、それが確信にかわり、
この場を守りたい、もっと広げていきたい、
そう強く思いました。

8月末までに船橋、習志野地域に40館の図書館を創る。
その目標に向けて既に動き出しています。
ボランティアさんも300名から倍にしていきたいと思っています。
寄付も500万円集めたいです。

本を通して、と書きましたが、
民間図書館という場を
次のステップへ進むために活用している方もいます。
本が媒介となるのはもちろんのこと、
民間図書館はひととひとが繋がれる場でもあります。

それぞれの場所に居づらさを感じ
それでもそこで生きていかなければならないストレスは
想像以上に心に負担を与えます。

そんな時、ふらっと民間図書館に寄れば誰かがいる。
そんな安心感を与えられる場をもっと沢山創りたいと思います。

団体としての目標や想いを語りましたが、
個人としての目標を1つあげるとすれば、
民間図書館で生まれた"ありがとう"や"しあわせ"を集めて、
きちんとまとめていくということです。

図書館のカウンターに立っていると、
毎日多くの方にありがとうと言ってもらえます。

「ここに図書館を創ってくれてありがとう」

「定年退職してやることがなかったんだけど、
図書館に来ることが楽しみだよ。ありがとう」

「いつもありがとう」

年末年始のお休みを伝えると、
「もっと休んでも良いんだよ。体調に気をつけてね。ありがとう」

利用者の方だけでなく、ボランティアさんにも
本当に沢山のありがとうやしあわせをもらっています。

その全てがモチベーションになり
その全てが民間図書館の存在意義であり
民間図書館にいる全ての人が元気になる。

そんな素敵な空間を創り続けていくためにも
その一つ一つを記録していき、
いづれ何らかの形にまとめたいと思っています。

至らない点が多すぎて
目の前にいる人に向き合うことを
おろそかにすることも多かった昨年ですが、
謙虚な心で泥臭く足掻いていこうと思っています。
これからも宜しくお願いします。


追記:
写真は九十九里での初日の出のものです。
多くの人が太陽が昇るのを心待ちにしている中、
私は、反射した光に染められた雲の
その模様の広がりに心を奪われていました。
こんばんは、むぎです。
前回民間図書館との出会いを書き、
これからの図書館ライフにワクワクした所で終わりました。
当時の資料とかを漁っていたら、色々な事が思い出されてしまい、
時系列関係なく、書きたい事を書いていくことにしました。

$むすび~いちごいちえの司書を目指して~
(写真右の男性が代表。その右に私がいます。)

今日のお話は、前回から3年位飛びます。
舞台は2009年4月1日、天下のNHKラジオ千葉「まるごと千葉60分」
千葉県にゆかりのある人物を紹介する番組で、
情報ステーションを取り上げていただきました。
(番組は2012年3月に終了してしまったそうです。)

私は何を隠そう大のラジオ好き。
夜更かしをして深夜ラジオを聴いては
はがきを書いて送っていました。
そんな自分がまさかラジオに出ることになるとは!

正直、当時代表に一番近いところで動いていた、
というのが出演の理由だったとのではないかと思います。
それでも、ラジオ好きにとっては出られるだけで嬉しかったです。
しかも生放送ということで、いったいどうなることやらと
期待と不安で胸がいっぱいだったのを覚えています。

当日は少し早めに局に入り、
本番前に簡単な打ち合わせをパーソナリティの方としました。
知的でハキハキとした美人な方で、
そればっかりが気になり、話も上の空。

肝心の放送内容ですが、全然覚えていません・・・
民間図書館との出会いや想い等を話したと思います。

それよりも気になったのが番組の進行です。
CM中に話しを修正する為の確認をサッとするなど、
プロだなーと感心させられる場面もあれば、
放送で流すはずだったCDをデッキに入れ忘れるお茶目な一面も。
(リラックスさせるための演出?)
番組の最後の方では、笑顔が出るくらい落ち着けていたと思います。

放送終了後の帰り道、いただいた番組CD-Rで
自分の声のあまりの気持ち悪さに身震いしたのはいい思い出。

ラジオもそうですが、地元の新聞やネットなど
メディアにはずいぶんと取り上げていただいています。
情報ステーションの活動を知ってもらうことはとても大事なことで、
関わる人がそれぞれの言葉で、不器用なりに伝えていくことが
共感する仲間を呼び、さらなる発展に繋がっていくと信じています。


*この頃の民間図書館のブログを読み返していて
「おせんべいおじさん」というワードを見つけて
思わず声を出してしまいました。
どの時期のどの図書館のカウンターでも、
名物利用者という方はいるもので、
当時のボランティアさんには覚えている方もいるのではないでしょうか。
いずれ、このおじさんのエピソードも物語として紡いでいければと思いますが、今日はこの辺で失礼します。

(続く)


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