『綾戸智恵 ニューイヤーライブ 2010 “ソロ” @すみだトリフォニーホール』

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綾戸智恵　New Year Live 2010 “Solo”
@すみだトリフォニーホール

綾戸智恵のソロライブ。

綾戸智恵をのライブ聴くのは初めてだ。

トリフォニーホールには、
開場前から、幅広い年齢層の客が多く並んでいる。

ステージ上には、グランドピアノが一台。

綾戸智恵が登場し、
キャロルキングのユー・ガット・ア・フレンドの
弾き語りでライブが始まった。

低めのざらついた声には貫禄がある。

気負いのない歌唱は、
どんな会場にも溶け込んでゆくのだろう。

どことなく安心感のある演奏と声だ。

そして、
一曲が終了すると、MCが入った。

「まいど！」

一瞬にして、会場を自分の空気に変えてしまう。
綾戸智恵のMCは神業だ。

そして、とても話がうまい。
定番の上戸彩ネタも飛び出す。

一曲ごとに、曲になぞらえたエピソードで、
MCを語っていく。

こう言っては失礼かも知れないが、
綾戸智恵のライブは、
MCと演奏が逆転しているようにも感じる。

曲を聴いているときにも、
「次はどんなことを喋るのだろう？」

といった具合だ。

話がメイン（？）なので、
笑いあり、涙ありのとても楽しいライブだった。

2時間のライブをピアノ一本とトークで、
ほぼ休憩なく歌うということを、
さらっとやってのけるところにプロの底力を感じた。

世代を越えて観客を楽しませる、
綾戸智恵は素晴らしいエンターテイナーである。

セットリスト

ユー・ガット・ア・フレンド
ラヴィアン・ローズ
ドント・レット・ミー・ダウン
ティアーズ・イン・ヘヴン
オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート
アンド・アイ・ラヴ・ユーソー
オールド・フォークス
オープン・アームズ
グッド・ライフ
雨にぬれても
メニー・リバーズ・トゥ・クロス
ユー・アー・マイ・サンシャイン
ラヴ・レター
センチメンタル・ジャーニー
明日に架ける橋
フォー・ワンス・イン・マイ・ライフ
テネシー・ワルツ

GOOD LIFE/綾戸智恵