村上龍・キューバナイト BAMBOLEO（バンボレオ）@品川ステラボール

ニトリPresents
"RYU'S CUBAN NIGHT2009"
produced by 村上龍
@品川ステラボール

去年に引き続き、二度目のキューバナイト。

キューバのサルサバンドBAMBOLEO（バンボレオ）による、
至極のサルサライブ。

はじめてバンボレオを目にしたのは、
ハバナのカサ・デ・ラ・ムジカだ。

バンボレオは、
そのときのままの姿で、ステラボールに登場した。



パーカッションに加え、ドラムを起用し、
ジャズやロックの要素を加えたサルサはティンバと呼ばれている。

メインボーカル、タニヤ・パントーハの芯の太いボーカルが、
大所帯のバンドを引っぱってゆく。

ダンスフロアでは、客もサルサを踊り出す。

最初は堅かった会場も、
グルーヴの波に煽られて、どんどん熱気が増していった。



一聴すると荒っぽさを感じさせる演奏だが、
音の一粒一粒をオーディエンスにぶつけてくる。

音の強弱が重なり合って、
大きなうねりが生まれていくのがわかる。

ボーカルを邪魔しないブラスセクションのリフも絶妙だ。
何より、カッコイイ。




スペイン語版のTSUNAMIを歌ったり、
コーヒールンバを日本語で歌ったりと、
エンターテインメントの要素も欠かさない。

時折登場する、サルサダンスペアも、
ステージに花を添えていた。


こんな音楽を聴いていると、
ミントの葉いっぱいのモヒートを口にしたくなる。

キューバの夜を思い出す、素敵な時間だった。

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