モーツァルトの隠れた名曲(その1) | めじの音楽日記

めじの音楽日記

クラシック音楽のコンサートの感想などを綴っています。

筆者はクラシック愛好歴40年、年間数十回はコンサートを聴いています。

筆者のクラシックCDコレクションは、現在約3万枚に達していますが、
基本的に雑食性ではあるものの、
モーツァルトのCDが過半を占めるモーツァルト・マニアでもあります。

モーツァルト没後200周年にあたった1991年に、多くの記念CDが発売されましたが、
これがきっかけとなりました。

筆者はは、いわゆる「凝り性」で、中学・高校くらいから、
ブラームス、マーラー、バルトーク、ラヴェル、ベルクなど、
多くの作曲家に凝っては、コレクションを増やしてきました。

しかし、モーツァルトには特別な思い入れがあります。

単純すぎてつまらない、という感想を持っている方もいるとは思いますが、
他の作曲家と比べて、その美しさと作品数の多さは別格だと、筆者は考えています。

それに、いわゆる「駄作」がほとんどない・・・
(注:少年期のものも決して駄作ではありません)

この3点でモーツァルトと比較が可能なのは、大バッハくらいではないでしょうか?

すべての曲を網羅した「全集」のCD枚数も、
モーツァルトと大バッハは、どちらも約180枚分という感じで、拮抗しています。

♪♪♪

筆者は、コレクションを進めるにあたって、
演奏家の知名度や批評家の意見などに関係なく、モーツァルトなら何でも集めてきました。

アイネ・クライネ・ナハトムジークを288種類、交響曲第41番を353種類、
といった数になりました。
輸入盤を含めて、手に入る限りのモーツァルトのCDは
ほとんどを網羅しているコレクションです。

誰もが推薦する巨匠の演奏を味わうのも良いですし、
ゴミのような演奏に腹を立てるのもまた一興ですが(笑)、

それほど有名でない演奏家が全力投球で臨んだ素晴らしい演奏を発見した時が、
コレクター冥利につきるひと時です。

さて、モーツァルトが作曲した曲は、
皆さんご存知のようにケッヘル番号ではレクイエムの626番までですが、
補遺の番号もありますので、全部で約800曲。
中でも短調の曲はひときわ美しいものが多くあります。

良く聴かれるものには、交響曲の40番、ピアノ協奏曲の20番、24番、
それにレクイエム、ト短調の弦楽五重奏、イ短調のピアノソナタなどがありますが、
あまり聴かれることの多くない宗教曲などにも、素晴らしい曲が隠れています。

♪♪♪

コンサート日記やCD新譜案内の合間に、不定期で紹介していきますので、
どうぞお楽しみに。

では、また。
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