「叶和泉企画公演」さんの演目について。
を綴る前に、
自身の創作に対する姿勢について振り返って
みる。
※暫くは自身の創作についての駄文が続くので
どうぞ読み飛ばして中盤からどうぞ。
旗揚げから一貫しているルールとして、
自身の作品には禁止事項があって
其れは「エロ・グロ・バイオレンス」禁止。
此れは別に表現方法として他の人たちが
演っている事を否定したい訳では無くて、
単に自分の中では「好きな表現では無いから」
ってのと、
「其の表現に頼らなくてもトんでて
面白い作品が出来る筈」って言う思いから。
上記に密接している根源的なスタンスとしては
「人間讃歌」が有る。
此れは生来の人間ギライに端を発している
事なんだけれども、
あまり心証を綴っても気持ち悪いので端的に書くと「人間は醜い。けれど美しい」って事。
汚い部分や弱い部分など色んな部分が人には
あって、そんな色んな事に押し潰されて
地べたに這いつくばって其れでも足掻き
続けてる姿ってのは一般的な美的感覚からすると醜いカモ知れないんだけれども、
其れでも其の瞬間きっと其のヒトの生命は
燃えててめっちゃ美しい筈。
だから右脳の作品は最終的には不幸では
終わらない様にしているし、
救いがあるとまでは言わないけれど
少なからずバッドエンドにはならない様に
心掛けて創っている。
と、ここまで書いていて気付いたけれど、
単なる炎上商法の売名行為みたいだから
もう書きません。
※冒頭に保身的文言を足すナウ。
読み飛ばしは此処まで↑
此処から本題↓
つまり何が言いたいかと言うと
凄く私的な感想として、
私の感覚とは全くもって真逆の作品だったから
肌には合わないな。と。
面白い、面白くない。
楽しめた、楽しめなかった。
は、需要と供給が成り立っていれば
ハマら無かった私が口に出す事では無いし、
そもそも右脳も例えば10人のお客様に観て
頂けたとしたらその内の1人にハマれば万々歳
だと思って活動している節があるので、
其処に関してはさほど問題では無い。
これだけ色んな人が声を上げている現状、
やっぱり作品を発表したご本人から
何かしらの発信があるべきだとは思う。
私自身、
「アーティストステートメントの価値」
みたいな事をボンヤリと数年前に
気付かされて以来、なるべく自身の作品
についても可能な範囲で発信をしてみたり
している。
根本、覆面で活動をしている理由みたいな
観ているヒトにはあまり関係の無い話しに
なってしまうので必然的に言葉は足りないん
ですが。
其れでも自団体で企画をしている
「NAGOYA演劇SEKIGAHARA」
と言う公演では参加団体の皆さんに
此のアーティストステートメントに則って
「作品解説集」と言うモノを提出して
頂いたりもしている。
また話しが逸れてしまったけれど、
要するに何が言いたいかと云うと、
「叶さん、なんか言いましょうよ」って事。
じゃないと、演劇界隈だけじゃなくて
全世界的にもこんなに苦しくて息詰まる様な
情勢の中でも「紅白劇合戦2020」を立ち上げ、
運営して下さった皆さんや、
少なからず其の想いに応えて「じゃあ演ろう!」って色んな想いを抱えながらも参加した
他の14団体の皆さんに対してめちゃくちゃ泥を
塗ってしまう結果になっちゃう。
勿論、中傷されたお2人にも。
其れが凄く悲しいです。
でも、そんなん言わなくてもいいよ。
って考えのヒトも居るだろうから
あくまでも私的な想いって事で。
p.s
私自身は今企画に参加して本当に良かった
と心から思っていますし運営の皆さんにも
感謝しか有りません。Cブロック皆んな最高だったし。
駄文長文お耳汚し失礼しました。
自称「名古屋演劇界の鼻つまみモノ」
右脳中島オーボラの本妻 丸蟲御膳末吉