前回は、四季報から有望株を
見つけることを記事にしました。

会社四季報 2011年3集 夏号 [雑誌]/著者不明

¥1,850
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どんなに不況の時にも、100社は、
右肩上がりの会社があるものです。

私は、四季報に載っている
全部の会社(3600社)の
売上と収益をざっと見ます。

四季報の場合、実績が過去3年、
予想が2年掲載されているので、
それら全部を見ます。

2日もあれば、見終わります。

そうすると、伸びている業種、
下降している(踊り場含む)
業種があるのがわかってきます。

今回の四季報から
伸びている業種のキーワードは、
 ①スマートフォン
 ②SNS
 ③アフィリエイト
 ④ドラッグストア
 ⑤ジェネリック医薬品
 (⑥医療機器)
ということがわかってきます。

しかも、①~③に属している会社は、
大震災の影響をほとんど受けていません。

⑥の医療機器は、参入している会社が
たくさんあるのですが、伸びている会社
とそうでない会社が混在しているという
ことで、カッコにしています。

更に、①~⑥をまとめると、
 ・Web2.0
 ・健康
に2分されます。

あと2、3年は、この業種に
注目すべきだと思います。

一方、下降している業種は、
 ・不動産
 ・建築業
 ・消費者金融
で、大企業でない場合、赤字が続き、
利益剰余金がマイナスになっている
会社も少なくありません。

この業種の銘柄は避けるべきです。

株の銘柄を選ぶとき、スクリーニング
機能によって、会社を絞り込む方法
もあります。

しかし、四季報に掲載している全社全部を
見て、それを自分なりに分類することで、
投資すべき銘柄の方向性が見えてきます。

そうすると、投資のリスクが、ぐっと
低くなります。


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私は、売上、収益が右肩上がりの会社の株
を探すとき、四季報を利用します。

以前「PERとPBRの使い分け」で紹介した
PER狙いの会社の株を探すときです。
(詳しくは、こちら

会社四季報 2011年3集 夏号 [雑誌]/著者不明

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日本の企業は、3月決算が多いです。
四季報は、四半期ごとに(年4回)発売
されていますが、ちょうど、今(6月半ば)
発売されている四季報は、その3月決算
情報が反映されているので、買うのには
ベストのタイミングです。

現在発売されている四季報は、いつもと違い、
東北大震災の影響を受けた会社を特集しています。
次のような一覧、ランキングが載っています。
 ・震災特損の多い会社
 ・経常利益に与える影響が大きい会社
 ・震災を理由に業績予想非開示の会社

震災特損の多い会社一覧と
その額を見ていると、日本経済の復興は、
少し時間がかかるように思えます。

四季報には、日本の上場企業3600社強
のデータが掲載されています。

東北大震災などの影響で、多くのの企業は、
売上、収益が落ちています。

しかし、例外の会社もあります。
この不景気でも、少なくとも、100社はあります。

全体として、3%にも満たないですが、
100社の中から、自分の買う株の数社を選ぶのは、
大変です。

しかし、いつになく、優良企業を探すのは楽です。

ウォーレン・バフェットの言葉に
 「潮が引いて初めて誰が裸で泳いで
  いたかがわかる」
とありますが、今がまさに潮が引いている
時期です。

この不景気の時期こそ、優良企業を
探してみては、どうでしょうか?


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前回は、「大暴落は必ずやってくる」
をテーマにしましたが、今回は、その
補足をします。

前回、大暴落している時は、積極的に
市場に参入すべきだと言いました。

大暴落中は、悲観論者がたくさん出てきます。
 【パターン1】
   投資で損をした話を多く聞くので、
   投資はやめろと言う人が出てきます。
 【パターン2】
   まだまだ、投資物件は下がると
   言う人が多くでてきます。

しかし、冷静に考えてみてください。

パターン1の人達は、投資の負け組の人
の意見です。
勝利の方程式を見つけられていない人
の意見を聞いても仕方ありません。

パターン2の人達は、まず、どのような
立場の人なのかを見分けてください。

実際に投資をやっている人の意見なら、
多少、参考にしてもいいと思います。

しかし、テレビや投資をやっていない人の
意見なら、聞かない方がいいです。
投資をする上での要素(メンタル、資金等)
を持ち合わせていないので、
偏った見方をします。

大暴落中に、参入したほうがいい
もう一つに理由は、
  悪い物件は、淘汰され
  いい物件だけ残る
ということです。

問題がある会社は、倒産します。
いい会社は、存続します。

いい物件と悪い物件が、初心者でも
判別しやすくなります。

例えば、日本航空が、投資をする上で、
悪い会社だったとは、市場が暴落
しなければわかならいことでした。

ウォーレン・バフェットの言葉に
 「潮が引いて初めて誰が裸で泳いで
  いたかがわかる」
とあります。

この言葉からウォーレン・バフェット
も暴落時、積極的に、市場に
参入していると思います。


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