《初めての大仕事》

廃品回収はいろんな仕事が舞い込みます。

ホームページを見た方から電話が着ます。

ホームページを始めたころ、最初のの大きな仕事は
ビジネスホテルの片付けでした!
『東○インです』
ベット60台
エアコン30台
ミニ冷蔵庫30台
東○イン『見積もってください』
それも『1週間ぐらいで片付けて欲しい』・・イヤームリでしょう。。でも、やるか!
くるもの拒まずの性格みたいです。

一応きちんと見積もりを出してできる範囲でがんばりました。
最初だったので必死でやったかのだが、回収の流れはあまり記憶にない。
が無事に終わった、すると○○店で頼みたい。○○店から宅配で送る。など以来がたくさんきた。


5年ぐらいお付き合い
途中、違法増築問題があり
エアコン100台以上
テレビも100台以上
ずいぶんと出して頂きました(^^)
頼まれたとき以外も近くの仕事のときは寄るようにしてテレビ、照明など家電がいっぱい出ました。
こうして東京神奈川の東○インで出す不用電気製品はしばらく私の独占になりました。

あとは当時伸びていた
ア○ホテル・・からも依頼がきた。これが大変だった。

当時はアネハの耐震偽造問題で建て直しなど被害ありました。

やはりホームページを見た担当者から電話がありました。
ア○ホテル『テレビを回収して欲しい、大阪なんですが・・・』
私『東京まで宅配で送ってください』
ア○ホテル『送れないんです、テレビ330台だから』えええええっ
私はいつもと同じで・・・
ムムムりでしょうと思いました・・(~0~;まあいいか・やってみるか・・
当時、ブラウン管テレビの売り値は一台1500円ですので約50万円ななります。


翌日電話しました。
私『ではなんとか無料でがんばります』
ア○ホテル『とまりはこちらで用意いたします』

不安を抱えながら1トン車一人で運転して
夜中の東名を大阪まで向かいます。

約束どうりにテレビは駐車場に山盛りに・・・
でも横にダンボールと発泡スチロールが山に・・
そっちは別の業者が持っていくのかな。
聞くのが怖くて、勝手に都合よく考えたのですが(後ほど詳しく)。
一人で黙々とテレビを積んだところ一回の山盛りがきれいに積んで60台ぐらい・・

ネット調べておいた買取先の浜○大阪支店(岸和田のほう)まで遠い遠い。
同じ大阪とは思えません、、これは重量オーバーでやばい。
高速を使っても3回しか運ぶことができませんでした。
さらに支配人がダンボールと発砲も頼みますと・・・・いやいや無理です。

『私から全支配人に紹介しますから』と言われ欲が出た
渋々『やってみますと』言ってしまった。
本当は明日一番の分を積んで18時までに終了で大阪見学の予定が、、
紙業店と発砲の引き取り先を探すことになってしまった。
すでに夕方17時である・・大きな会社は終了している。

小さなダンボール買取業者を電話帳で探した。何軒も何軒も電話して泣きの交渉・・
やっと一軒『ただでよければ引き取るよ』
私『お願いします来てください』
紙業『だめだめ、持ってきて』、、、えええもう18時を過ぎていた。
しょうがない『はい行きます』
それから急いでダンボールを積んで19時、、しかし
全部積みきれない・・もう一回か・・泣きたくなる。

ダンボール屋は意外と近く20分で付いた。寝巻きっぽいおじちゃんが手伝ってくれた。
紙業おじちゃん『これで終わり』
いえ、もう一回だけあります、、
紙業おじちゃん『もう寝るから明日来て』
私は『あと1時間以内に着ますからなんとかお願いします』。と無理を言ってしまった。
私の懇願に圧倒されたのか『しょうがない、じゃあ扉を開けておくから自分で静かに下ろして』
ほっとしたがまだまだ終わったわけでない。

ダンボールを全部、積んでそっと卸して紙屋の扉を閉めた。もうPM21時

東京からずーと運転して(数十分の仮眠程度は何度かしたが)36時間以上起きているのか、へたすると死ぬな、なんて思ったりもした。

でもまだ終わっていないのだ。
明日の一回目の荷物積みと発砲スチロールの卸し先を探さないと。
ここはホテル、夜も遅いので寝ている人もいるため乱暴には積み込めないのです。
終了23時ほとんど飲まず食わず。
起きている時間が長すぎてなかなか寝れなくて、たぶん就寝は1時すぎでした。

翌朝
6:30時起き 無料の朝食をいただく(朝食べないと1日食べられるかわからない)
7:00 すぐに浜○にむけて出発、今日中に終わらせるぞ、、、
残りテレビ130台と発泡スチロール2杯。
あれ、高速が渋滞、午前は一回で終了。

12:00 発泡スチロールのリサイクル工場に運ぶ
13:00着『一般の方はだめです契約業者だけです』とあっさり。
しつこく泣きのお願い『高速で来たんですなんとかお願いします』
お偉いさんが車を見て東京なの?はい、発泡スチロールを卸せないと東京に帰れないんです。
しょうがない今回だけね・・
ありがたい・・仏様に見えました。

15:30テレビの残りを積み込み、17時までの浜○大阪支店に向かうがあわてて積んだため
きれいに積めず10台残る。

帰りは渋滞に巻き込まれてホテル19時着。とにかく疲れた。やはり飯は食えなかった朝食を食べておいて良かった。

21時出発、残りのテレビと後から出てきたダンボールと発砲スチロールを積んで終了の挨拶。
ところが、この夜支配人はすでに帰宅していた。

発泡スチロールが飛んでしまうのでスピードは100kぐらいまで、パーキングで休み休み帰り東京に着いたのは次の日のお昼過ぎでした。どっと疲れが出て・・
さらに次の日の朝まで爆睡したのを覚えております。

高速、ガソリン代、その他経費を引いて 利益40万円♪
作業は2日ですが、4日間潰れましたので一日10万ですね。

このあとア○ホテルは東京も含めて数箇所に引き取り依頼をいただきました。