古河在住の経営コンサルタント(診断士)・社労士 村井健一のブログ -225ページ目

コンサルティングや教育研修の現場で思うこと②

早速ですが、昨日の続きです。



コンサルティングや教育研修が、

良い結果、つまり、社員のマネジメント能力のアップや

その会社の業績アップなどに結びつくかどうかの

大きなポイントは、

社長がその場に参加いただけるかどうかです。



コンサルティングであれば、

いち当事者として終日ずっと、



教育研修であれば、

少なくとも開始時にひと言挨拶いただくか、

できれば終日オブザーバーとして

参加いただけるかどうかで



その後の成果を占う事ができるのです。



コンサルティングであれ、教育研修であれ、

全く顔も出さず総務部長に一任・・・

ということだと黄色信号かもしれません。



なぜかというと・・・

コンサルティングや教育研修を実施する頻度は、

1箇月に1回であったり、2箇月に1回であったり、

3箇月に1回であったり・・・

契約形態によっていろいろですが、



やりっぱなしでは、大きな成果は期待できません。

成果を上げるためには、

いかに実務に繋げていただくかが重要なのです。



そうすると・・・

特に中小企業の場合には、

社長が当事者として

関わっていただけるかどうかで

参加メンバーの取組姿勢も変わってくるのです。



社長に当事者として関わっていただければ、

よほどのことがない限りは、

お願いした宿題をやってこなかったり、

学んだことを業務で実践しなかったり・・・

というようなことはまずありません。



どんなに忙しくても、

皆さん実施してきてくださいます。



一方で、社長が第三者的なスタンスだと・・・

お願いした宿題をやってこなかったり、

学んだことを業務でほどんど実践しなかったり・・・

ということになりがちです。



皆さん、社長の本気度を見ています

成果をあげるために・・・

是非とも積極的な関与をお願いいたします!!



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コンサルティングや教育研修の現場で思うこと①

昨日は無事に予定していた

執筆の仕事を仕上げホッとひと安心です。



今日は夜からのお仕事なので、

それまではその仕事の準備、

その他資料の作成などに勤しみたいと思います。



さて、今日のテーマについてですが、

前職のコンサルティング会社時代から通算すると

営業担当として、講師として、

コンサルティングや教育研修などを通じて

数多くの中小企業のご支援をさせていただきました。



我々が成果(社員のマネジメント能力のアップや

その会社の業績アップなど)をあげるために、

高いパフォーマンスを追求するのは

当然のことなのですが、



それでも、上手くいく場合と

残念ながら上手くいかない場合があります。



「その違いは何だろうはてなマーク」と常々考えておりました。



で、ある時こう思ったのです。



「上手くいく場合とそうでない場合の要因には

いろいろなものがあるけれど、その最たる要因は、

社長が強い意志をもって、いっしょになって

主体的に取り組んでくださっているかどうかではないかはてなマーク

と・・・。



今いろいろな会社の状況を振り返ってみても、

コンサルティングであれ、教育研修であれ、

「経営者の姿勢によって、成果が大きく変わっていた!!

ということを再確認できます。



長くなりましたので・・・

この続きは次回にさせていただきます。



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経営革新計画は魔法の杖?

昨夜、変な時間に寝てしまったこともあり、

3時前に目覚めてしまいましたガーン



後ほどもうひと眠りだけして・・・

今日は半日くらいかけて

執筆のお仕事をする予定です。

今日も1日頑張ります!!



さて、今日のテーマについてですが、

各地で経営革新塾が真っ盛りです。



かつては、

「経営計画の立て方を勉強しましょう!!

という趣旨の講座が多かったのですが、



ここ数年はそれだけではなく、

「経営革新計画の承認申請までもっていく」

という趣旨で講座を開催する

商工団体が増えているようです。



今年の国の目玉事業である

地域力連携拠点事業でも、

経営革新の承認件数を

ノルマに課しているということもあり、



商工団体での経営革新への注目度は、

より一層高まっております。



そんな経営革新ですが、

経営革新計画承認企業と

一般企業(未承認企業)を

比較したとある調査結果によると・・・



まず、売上高については、

承認企業の52.1%が増加傾向にある一方で、

一般企業では、

増加傾向にあるのは29.6%にとどまり、

減少傾向にある企業が31.4%もあるそうです。



経常利益について見てみても、

同じような傾向にあるようです。

承認企業では

増加傾向にある企業が3分の1であるのに対して、

一般企業は

減少傾向にある企業が3分の1もあるようです。



「なるほど!!

と頷けるところもありますが、

果たして、経営革新計画の承認を得ただけで

売上高や経常利益がアップするのでしょうかはてなマーク



そんなことは、絶対にありません!!



同計画では、

3~5年の中期的な計画を立てる訳ですが、

計画が実現できたかどうかはともかく

計画達成に向けてPDCAをしっかりまわした企業、

つまり、目標と現状の差異を常に意識し、

この差異を埋めるための

地道な取り組みを繰り返した企業のみが

売上高や経常利益の向上に繋げることができる訳で・・・



それ以外の企業(計画を立てっぱなしの企業)で

売上高や経常利益が向上していたとしても、

それはタマタマ運が良かっただけの話です。

勘違いしてはいけませんパンチ!



ただ、この経営革新計画は、

計画を立てる習慣のない小規模企業にとっては、

魔法の杖とはいかないまでも、

文字通り経営を変革するための有効な手段

になると思います。



ということで・・・

近いうちにこの経営革新計画の内容について、

少し触れさせていただきたいと思います。



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